<バンコク> バンコクの子ども達とのお稽古

2016年12月31日

 今年も間もなく終わり新年を迎えようとしています。今日は12月にバンコクで行ったお稽古について、進行をお手伝いしてくださった方のお話を引用しながらご報告したいと思います。
12月17日㈯ パターンブロックのクラス
9月以来久しぶりに季里先生がバンコクにきて下さり、心待ちにしていた生徒達が生き生きとした表情で教室に入ってきました。今回は里紗先生も来てくださり、子ども達は一層わくわくしています。もちろん、初めてレッスンに参加する子もいて、お母様にくっついて入ってくる様子も見られました。
子ども達は教室に入ると、真ん中に置いてあるパターンブロックに早速興味を示し、思い思いに並べ出します。優しい木の手触りは子どもにも馴染みやすく、色・形とも種類が多いので、子ども達は想像力を働かせながら集中して色々なものを作りあげていきます。

気持ちが盛り上がった頃にレッスンがスタートしました。今回は子どものみのレッスンのため、お母様が外に出ていくと不安そうな表情になる子もいたものの、そこは季里先生がいつものようにうまくフォローします。歌や手遊びなどしているうちに、少しずつ涙が止まっていくのです。
まずはたくさんあるパターンブロックの中から黄色のブロックを選び、子ども達一人ひとりが好きなように並べていきます。最終的にはみんなが並べたものが繋がって大きな輪になりました。次はその上に赤いブロックをのせていきます。壊さないように、その上をそっと忍者のように歩いてみたり、怪獣のように歩いて壊してみたり、子ども達は様々なものに変身しながらパターンブロックを使った楽しい学びが広がっていきました。
次はプリントに描かれた大きな三角形に、子ども達一人ひとりがパターンブロックをあてはめていきます。一種類のブロックをひたすら集めて並べる子もいれば、色々な種類のブロックを工夫して並べる子もいて、多様な三角形が出来上がりました。
その後はツリーの形に合わせてブロックを並べます。先ほどの三角形を頭の中で想像し参考にしながら、もくもくと作業する子ども達でした。この時の子どもの集中力はすごいものです。周りには目もくれずに自分の世界に入っているようです。そして出来上がると、お互いのツリーを見せ合い、アイデアを共有して取り入れていく様子が見られました。

集中したあとは、体を動かしながら、ゲーム感覚でパターンブロックを片付けます。年齢ごとに異なるテーマに合わせてブロックを手に取り、ケースに入れていくのです。くまさんの色、トマトの色、耳の数、目と口を合わせた数・・・と、先生が出すテーマを子ども達は聞き逃さないようにしっかり聞いて、よーいスタート! 順番に競争しながらブロックを集めていくうちにお片付けが終了しました。
最後に歌と手遊びをしてご挨拶をしました。外で待っていたお父様お母様にお部屋に入って頂き、子ども達の作品を紹介しました。充実した笑顔いっぱいの子ども達の表情を見て、お父様お母様方にも笑顔が広がりました。また次回のお約束をしてお稽古が終了しました。

次回は2017年2月18日に開催予定です。
パターンブロックを通して、子ども達と楽しい学びができるよう準備をしてまいります。
皆様のご参加をお待ちしております。

磯邊季里 @ 2016年12月31日 09:38 コメント: (0)

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