<感想画コンクール>『夾竹桃物語』2020

2020年6月8日

阿部恭子先生が紙芝居をお描きになったことをきっかけに、こひつじかいの子ども達も毎年応募させていただいている『夾竹桃物語』のコンクール。緒方俊平さんが書かれた『夾竹桃物語』を読んで感動した三重県四日市市の福田昇二さんが、多くの人に知ってほしいと2001年に創設され、その後毎年開催されているものです。『夾竹桃物語』を読んで感じたことを絵画、感想文、書道で表現。
事務局の目的は、「子ども達の“平和を愛し、生きるもの全てを愛しみ、世界の平和を願い、地球環境を大切に護る”心を培うこと、動植物も被爆し人間の営みが自然環境にも影響を及ぼしていることを日本の子ども達から世界の子ども達に発信すること、さらに、広島平和記念公園に動植物の慰霊碑を建てること」とされています。
まだ小さいから内容を理解できるはずがない、難しいなどと決めつけず、様々な情報に触れる機会を与えてみると、必ずその子なりに理解し、感じるものです。
毎年同じ感想画に取り組むと、「見える化」するのが難しい心の成長を垣間見ることが出来ます。去年と今年の絵では着眼点や色遣いが別人のような子もいます。
昨年はみんなで集まって、紙芝居を読みながら描きあげましたが、今年はそれぞれがお家で取り組みました。
同じ作品から何を感じるかは千差万別、子ども達から「今しか描けない」素敵な1枚が集まってきました。
1年に1度、こうして過去に向き合う機会をいただけることに感謝して、今年もみなさんの作品を応募します。

磯邊季里 @ 2020年06月08日 12:10 コメント: (0)

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