<こひつじかい>田植え遠足

2020年6月8日

《久しぶりの集合》
朝8:30、子ども達は神奈川県の城山公園に集まりました。今日は田植え遠足です。緊急事態宣言が解除され、久しぶりの遠足です。新型コロナウイルスの影響により、大勢での公共交通機関の利用を避けるため、田んぼ近くの城山公園で現地集合することになりました。小学生と年長さん数名は、約15kmの道のりを自転車でやってきました。昨日は雷が落ちるほどの大雨でしたが、本日の天気は晴れの予報で、気持ちよく田植えが出来そうです。

《田植えスタート》
田んぼに着くと、毎年お世話になっている松本さんやお手伝いをしてくださるお兄さん・お姉さん達が準備万端でお出迎え。田植えの格好に着替えて、松本さんから苗の植え方を教えてもらいます。
2〜3本の苗をつかみ、真っ直ぐに立てて植えていくことや、苗の葉っぱの部分ではなく、米の「もみ」を持って植えることに気をつけなくてはなりません。
秋には美味しいお米になるように、ひとつひとつ大切に植えていきます。

途中、通りがかったスリランカのお兄さん2人が、一生懸命田植えをする子ども達の姿を見て「日本の子ども達はこんなことが出来るの?」と感動、良いものを見せてもらったから何かプレゼントさせてとジュースの差し入れをしてくれました。「ありがとう!」「Thank you!」とお礼をすると、お兄さんたちが「頑張ってください!」と応援してくださりました。

田植えをしていると、田んぼの中に様々な生き物がいることを発見しました。水面をすいすい泳ぐあめんぼやおたまじゃくし、とっても小さなミジンコがいます。近くではカエルが鳴いていたり、ツバメも遊びに来ていました。
2時間以上作業を続け、ようやく端から端まで田植えを終えました。湧き水で手足から泥を流した後は、綺麗な服に着替えます。中には着替えなくても良いくらい、泥が跳ねないように上手に田植えができた子がいました。

《田植えの後は》
ちょうど太陽が真上近くなって来た頃に、城山公園の原っぱでお昼ご飯の時間です。一生懸命に働いた後はすっかりお腹がぺこぺこです。愛情こもったお弁当を食べて、午後へ向けての元気を補給しました。
ご飯を食べ終わった人から今日のしおりにお絵描きをします。田植えをしているとき手と足が泥だらけになったなあ、顔まで泥だらけの子もいたなあ、苗はこんな形と色だったなあと思い出しながら描いていきます。

絵を描き終わったら、次は全力で遊びます。広い原っぱでは「増え鬼」や「こおり鬼」、「隠れ鬼」をしました。遊具のある所では、とっても長い滑り台や揺れる網の遊具で遊びました。公園にいたお兄さんたちに全力で揺らしてもらい、振り落とされないようにしっかりとしがみつきます。最後に、遊んでくれたお兄さんと子どもたちみんなで写真を撮ったら、遊びの時間は終わりです。現地までお父様・お母様がお迎えに来てくださるため、いつもよりも1時間も多く遊ぶことができました。

おやつを食べ、みんなでだんごむしの歌を踊って、お迎えに来たお父様・お母様と合流です。自転車組は帰りも長い道のりを漕いで帰ります。
おうちに着いて、泥だらけになったお洋服の”お土産”と自分自身を綺麗に洗ったら、今日の遠足はおしまいです。

無事に遠足を開催をするために例年以上にたくさんの準備をしてくださった松本さんはじめスタッフの皆様、保護者の皆様のおかげで子ども達は久しぶりにお友達とともに
思う存分楽しい時間を過ごすことが出来ました。皆様のご協力に深く感謝申し上げます。

《アルバム》
遠足の写真はこちらです。お子様との会話の種にお使いください。
アルバムはこちらから⇒K&R 田植え遠足2020アルバム
閲覧期限:6月14日

磯邊季里 @ 2020年06月08日 01:35 コメント: (0)

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