<こひつじかい>スキーキャンプ ロングステイ8日目

2020年4月5日

《4月4日 2020シーズン最終日》
 
朝焼けの空に太陽が上り始めたころには、子供たちが起床。こんなにきれいな太陽でスタートできること、今日一日が素敵にスタートできます。毎日の日課、今朝もラジオ体操でスタート。毎日決まってやることで、しっかりと見ることが身に付き始めました。お姉さま、お兄様の姿を見ると自然に手の伸ばしかたなどに変化があります。このロングスティでの一つの目的は、自分で考えて、お友達などのよいところを真似して、てきぱきと行動をする!です。誰かにいわれて、言われるがままに動くのではなく、何をしなくてはいけないかを考えられなければ、共同生活はできません。小学生が、年長さんの面倒を見てあげることも とてもうまくできています。責任感がある小学生たちは、まずは自分自身がしっかりとお手本になるように動いている姿は、立派です。大人がガミガミ伝えるより、子ども心がわかっているので、丁寧に優しく導きます。その表情は、とても素敵です。

いよいよ、最後のスキーです。今日も真っ青な空の下で、山々がそびえたって見えます。ピンチをチャンスに!と思って過ごすいま、こんな環境にいられることがどんなに幸せか。全員で、頂上をめざしました。今日は、1本1本を丁寧に滑る!が合言葉。ちょっぴり山肌がでてきたモーグルコースも、全員で挑戦。だれひとりとして、足がすくむことなく、突っ込みます。今回ほぼ初めての初心者2人組だって、立派なスキーヤーです。後ろからみていると、どこのスキーチームかといわんばかりです。途中のゲレンデで、関山のスキーチームのお兄様がたが、ポール練習をしている姿をじっくりと見ては、小学生たちは、真似をしていました。
最後の1本は、全員がビデオを取っていただきましたが、その滑りは、皆が最高の集大成の滑りでした。
どれだけすべったことでしょう。現場にいなければ想像がつかないほどかもしれません。登っては、すべり、登ってはすべり。その表情は、真剣そのもの。キャンプ初日に比べてどんなに凛々しく成長したことでしょう。子供たちの中にできる!がたくさん備わったことでしょう。
最後の集大成、子供たちは笑顔で滑り切りました。

帰ってからは、スキーをあらい、手入れをしていただくようにお願いしました。
雪が重くなった時、子供たちが寝ている間に校長先生は、一人一人のスキーが滑るように雪質に合わせたワックスをかけてくださいました。そのおかげで、滑る感覚も知りました。道具を手入れすること、なかなか教わる機会がありませんが、スキーは、手入れが命です。自分の板を持っている子も、またお借りした子も板に傷がついてしまわないように、大切に使えるように是非、心がけてほしいと思います。
今年は、この11人の仲間で、たくさんスキーをすることが出来ました。地元の子供たちのようにこんな長い時間スキーの練習ができたこと、たくさんの力が備わったでしょう。

予定よりたっぷりとスキーをしたので、お昼時間が遅くなりました。おなかをすかせ、お待たせしてしまった校長先生も、うっきーも、子供たちのスキーへの熱心な取り組みを見て、笑顔で許してくださいました。

大急ぎで部屋着にきがえ、お昼の焼きそばつくりです。みんなで協力して、テーブルセッティングもしました。あっという間に、お部屋中がよいかおり。おなかがグーグー。年長さんが体操の時に食べるリンゴのコンポートもデザートに作ります。
おなかがすいていたし、みんなでつくったからこそ、格別なおいしさ。あっという間に平らげてしまいました。まだまだおなかがすいているので、うっきーが追加の焼きそばを作ってくださいました。子供たちのことをどんなに今回ささえてくださったことでしょう。子供たちの小さなサインをみてくださいました。

今日の午後は、自由時間です。さあ子供たちは、どんな時間をすごすのでしょうか?

磯邊季里 @ 2020年04月05日 21:46 コメント: (0)

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