<いくラボ>卒業生が遊びにきてくれました

2021年7月17日

4月から晴れて社会人になったこひつじかいの卒業生が久しぶりに遊びに来てくださいました。
3月までキャンプや遠足、普段のお稽古でも子ども達を可愛がってくださっていたので、子ども達も大喜び!
3月には影も形もなかったIKU LABOを早速紹介していました!感想をいただいたのでご紹介します。

久しぶりに訪れた広尾の屋上にはたくさんのプランターと様々な野菜やお花が育っており、昨年夏の斑尾キャンプを思い出しました。屋上を案内してくれた子は、昨年キャンプに参加した女の子でした。パッと見ただけで「キュウリだ!」「これはとうもろこしかな?」と夏に自分の目で見た斑尾の農園野菜と照らし合わせながら教えてくれました。これは、子どもが一つ一つの経験や記憶をしっかり自分の引き出しのすぐ出せるところに置いておいたからこそ、出来ることなのではないかと思いました。コロナ禍だったからこそ五感を通じて自然を身体いっぱいに感じた経験をした去年の夏。そこで得た知識を自分のものにして今に活かしているその子の姿から、子どもたちの受け身でない主体的な学びと吸収力の高さ、そしてそれらをアウトプットする対応力のようなものを感じました。

そして何より、都会のど真ん中なのに、斑尾で見て感じた体験のようなものが出来そうな「いくラボ」にワクワクした気持ちも感じました。特にキュウリは、真横に設置されたネットにツルが少し絡まり付いており、トンネルができる予定なのだと分かりました。
昨年子どもたちと一緒にくぐったキュウリのトンネルが広尾に出来る日が今から楽しみです。また、子どもと一緒に屋上農園を回りながら、ハートのトマトを見つけて切ったらどんな形か想像してみたり、バジルやミントの香りを嗅いでどんな料理に使えそうか考えたりもしました。単に育てるだけでなく、食育のクラスでこの採れたて野菜を使ってクッキングすることを想像すると、都会で育つ子どもたちにとっては貴重な経験になるのだろうなと思いました。コロナ禍ゆえ外に出て自然を感じる機会が少なくなっていますが、いくラボがあることで子どもたちのちょっとした気付きや発見が生まれ、どんどん引き出しを増やしていく子どもたちの姿が思い浮かびました。

磯邊季里 @ 2021年07月17日 19:09 コメント: (0)

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