<バンコク>5月のイベントのご案内

2015年5月5日 / 未分類

バンコクでの、5月の各種イベント・個人セッションの開催が決定しましたので詳細をお伝えいたします。

★「子どものかけっこはぐんぐん速くなる」第1部<好評にて終了致しました。>
日時:5月22日(金)10:00~12:00(9:30開場)
場所:スクンビットSoi 26 Ruamsuk condo
参加方法:
希望時間、保護者氏名、お子さんの年齢とお名前(フリガナ付き)、連絡先携帯番号を「info.starsialife@gmail.com」へメールでお送りください。
詳細はこちら⇒子どものかけっこは速くなる!
かけっこイベントポスター

★第5回「パターンブロック」で遊ぼう、学ぼう!<好評にて終了致しました。>
日時:5月23日(土) AM10:00〜
場所:トイボックス
クラス概要:
[4~5歳] 10:00~11:00 「ことば」のクラス/ 11:30~12:30 「かず」のクラス
[2~3歳] 13:30~14:30 「ことばとかず」のクラス
[年長以上] 15:00~16:00 「ことば」のクラス/ 16:30~17:30 「かず」のクラス
参加方法:
希望時間、保護者氏名、お子さんの年齢とお名前(フリガナ付き)、連絡先携帯番号を「mail@nico2-labo.com」へメールでお送りください。
詳細はこちら⇒パターンブロックイベントポスター

★「あべきょうこ先生とのコラボワークショップ」<好評にて終了致しました。>
日時:5月24日(日)
場所:あべきょうこお絵描き教室
詳細はこちら⇒あべきょうこ先生とのコラボワークショップ

★受験向けクラス<好評にて終了致しました。>
日時:5月25日(月)~28日(木)15:00~17:00
場所:ご参加の方に、後日ご連絡いたします。

★「1〜2歳児対象個人セッション」<好評にて終了致しました。>
日時:5月26日(火) 10:00~12:00
場所:ご参加の方に、後日ご連絡いたします。

★「食育&Cooking」<好評にて終了致しました。>
日時:5月29日(金)10:00~
場所:YUMMY Cooking Studio
詳細はこちら⇒食育&Cookingポスター

★「子どものかけっこはぐんぐん速くなる」第2部 <好評にて終了致しました。>
日時:5月30日(土)8:30~10:00
場所:ペンジャシリ公園など(ご参加の方に、後日ご連絡いたします。)
詳細はこちら⇒かけっこイベントポスター

*詳細については、お問い合わせページよりご連絡ください。

*講師のバンコク滞在期間中は、個別のご相談も承ります。普段の子育てのお悩み・カウンセリングから、具体的な小学校受験のお話、体操の個別指導までお気軽にご相談ください。

イベントスケジュールはこちら⇒5月イベントスケジュール

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

K&R ACADEMY 株式会社
こひつじかい 磯邊 季里(いそべ きり)

<こひつじかい>たけのこほり遠足

2015年5月4日 / 未分類

4月26日筍掘りに行ってまいりました。
お天気に恵まれポカポカ陽気のなか、午前8時に田園調布駅に集合しました。集まった子ども達は大きな袋を掲げ「この袋いっぱいに筍を掘るぞ!」とはりきります。お父様、お母様方に行ってきますのハグをしたら、さぁ出発。電車とバスを乗り継いで埼玉県の所沢に向かいます。途中の航空公園駅で見つけたツツジやバスの中から見えた葱坊主など、春の遠足には様々な植物との出会いがあります。バスを降りたら竹林までがんばって歩きます。年長さんを先頭に年少さんも一生懸命について行きます。

ようやく竹林に到着すると「あそこにも、あそこにも筍が生えてる!」と待ちわびていた筍に会えた喜びがはじけます。リュックを下ろしシャベルを持ったら準備完了、チームに分かれて筍を探し始めます。昨年筍掘りをした子達は「土にしっかり埋まっている筍の方がおいしいんだよ」と昨年学んだことをお友達に教えてあげます。

自分のお気に入りの筍を見つけたら周りの土をシャベルを使ってかきだします。農家の人に教えていただいたように、筍の紫のブツブツが見えるまで必死に掘ります。しかし、筍はなかなか出てきません。途中何回も目や口に土が入り涙を流すこともあります。でも最後まで諦めずにがんばって筍を掘りました。
採れた筍を見た子ども達は「僕はこんなに大きいのがとれたよ」「こんなに小さい赤ちゃん筍もいたよ」と自分で採った筍に大満足です。

みんな一生懸命に掘ったので、お腹がペコペコです!お母様が愛情をこめてにぎってくださったおにぎりと農家のお母さまが前日から準備してくださった4キロ以上のたけのこのお煮物、若竹いりのお味噌汁は最高に贅沢な御馳走です。何回もおかわりをして、あっという間に平らげました。

お弁当の後はお絵描きの時間です。日頃見ることのない竹林の風景を思い思いに描きます。

その後、竹林のスタッフの方がメダカやヤゴを見せてくださいました。子ども達は種類の違うメダカを観察したりヤゴに触ってみたり、興味深く生物と触れ合っていました。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、帰る時間になってしまいました。竹林でお世話になった方々に大きな声でごあいさつをして、東京を目指します。
電車に乗る前に航空公園でみんなで元気に遊びました。その後電車を乗り継ぎお父様やお母様のもとに無事到着しました。

豊かな五感磨きなど、普段のお稽古以上に様々な経験ができるのが遠足のすばらしさです。今回の遠足でも、新年度がスタートした春以降、講習やキャンプを通じて成長した子ども達の姿がどの学年にも見られました。逞しいほどに生き生きと一つ一つをこなせるようになった年長さんをはじめ、足を骨折し車椅子での参加となったお友達のために、自分のことをまず済ませ、気を配りお世話する子ども達の様子がたくさん見受けられました。車椅子を押したことでの気付きもありました。電車の乗り降りは駅員さん達の連携プレーで、難なくスムーズに行うことができましたし、公共の場の標識やマークの意味を知ることもできました。不自由があるからこそ学べることを痛感する貴重な体験となったと思います。
そんな学びの時間となった春の一日、子ども達には自分達で一生懸命掘った筍をおいしく食べて、すくすくと大きく育って欲しいと願っています。

<東北復興プロジェクト>あべきょうこ先生&いそべっちの東北キャンプ~後編~

2015年4月28日 / 未分類

9時からは苅田敏三先生による水中生物のワークショップに参加しました。震災の後、まったくいなくなってしまった生き物たちが、時間をかけながら自然の自浄作用で川に戻ってきたことを知りました。

なかなか復興が進まない人間の世界に対し、自然界の計り知れない力を感じながら、レクチャーを頭に入れていよいよ川へ出発です。片手に網を持ちわくわくしながら、口々に今伺ったお話を復習しつつ、桜が咲き乱れる川へ。水の流れる音に耳を傾け、小石をそっとひっくり返して生き物を探します。「先生、これは?」の声をスタートに皆がたくさんの小さな小さな生き物を探します。その様子は小さな生き物博士のようです。夢中になって、たくさんの物を見つけ出そうとする様子は真剣でした。

河原では石拾いもしました。真っ白や丸い石探し、それだけでもずっとやり続けられそうに楽しめました。帰り道は山菜を探しながら昨日のコンサートの歌を口ずさみ、小川のせせらぎや小鳥のさえずりに耳を傾けました。
コスモス公園に着くときょうこ先生とのお絵描きがはじまります。今拾ってきた石に、今見つけた虫を描いてみます。子ども達の描き方は様々です。どんなふうに出来上がるのかが楽しみです。子ども達の感性は本当に研ぎ澄まされていました。石全体を虫に仕立てたり、素敵な作品が勢ぞろい。きょうこ先生にほめていただいて、ますます子ども達のやる気は邁進します。自分の顔も、上手に石の形を利用して描いていました。これはコスモス公園に記念にプレゼントすることにしました。ただの石だったのが、文鎮代わりになったりオブジェになったり・・・・

どんな隙間時間も子ども達は公園に行きひたすら遊びます。体を思いっきり動かせばお腹もすきます。よく遊び、良く学び、よく食べ、これで体力・気力ができ、心体技が磨かれるのでしょうか?コスモスのスタッフの方々が作ってくださったお昼を皆でいただきます。採ってきたこごみやワラビも食卓に並びます。自然の恵みをひしひしと感じる食卓は、これまた最高でした。お食事の間も絵本作家の指田先生の震災のお話がありました。

今回のキャンプの目的でもある「震災のことを感じ、かんがえよう!」は、テラスできょうこ先生の壁画を背に、松原先生に伺いました。何枚も何枚もの東北震災の写真をみせていただき、先生のゆっくりとしたお声で伺いました。怖い事、大変な事、自分が経験していない事ですが、ひとつひとつをかみしめてお話ししていただいて、忘れてはいけない事!とずしんと心に響きました。地震や津波が来たら何をしなくてはいけないかを教えていただけたこと、「津波 てんでんこ!」を知り、覚えました。

早速、古民家へ帰る道中で、今教わったことはどうゆうことだったのだろう?もし今本当に津波がきたら?と実際に体を動かしてみることに。「津波が来た!」という掛け声を合図に、高台に建っている古民家まで、各自が「自分の命は自分の力で守る」という気持ちで必死に走ります。「本当に走る練習しなきゃ!」「苦しくても、自分であきらめないようにしないと!」などなど、子ども達が自分達で感じたことを友達同士で話す経験こそが真の学びだったのではないでしょうか?いつもは甘えん坊の子ども達もこの体験の種が蒔かれることによって、命の大切さをしっかりとわかっていくと思います。

まだまだお別れしたくはありませんが、古民家とお別れです。お父さんと囲炉裏で写真を撮ったり、ありがとうの気持ちを自分で考えたいろいろな言葉で口々に伝えました。いつ作っていたのか、こんなに忙しい日程だったのに、子ども達はお父さん、お母さん、スタッフの方々、それぞれの先生へのメッセージを作りお渡ししました。自分でどのように感謝を伝えるかをしっかりと考え、行動できることはすばらしく、成長を感じました。お姉さま方が年下の子ども達にしっかりと伝えていってくれること!、絆を感じました。

新花巻までは、春の東北を見ながらスタッフの方が運転してくださるレンタカーで向かいます。車窓からの景色は3.11を感じることのないのどかなものでした。そんな光景を見た子ども達の口から「こんなにきれいな景色に戻ってよかった!」などと聞こえてきた後、しばらくの間、静かな寝息が続きました。
新花巻に着いてからは、宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」のモニュメントでセロの奏でる音や、「銀河鉄道」の星座をまだまだ楽しみました。
「つくしにょっきりめをだして!」駅前で、またまたつくし採り。お母様方へ東北のお土産ができました。

駅弁を買って「はやぶさ」に乗ります。たくさん遊んだあとは、学びタイム。
日記を書いたり宿題をしたり、計算や漢字練習をしたり、そして最後にこのキャンプで感じたことを絵に表しました。お夕食は駅弁で、それぞれが選んだ駅弁を食べます。賢治弁当、SL弁当、白金豚弁当・・・どれもおいしそうです。岩手県まではかなり遠い道のりの長旅ですが、子ども達はどんな時間も大切に無駄にしないで、お父様お母様がくださったこのチャンスを大切に過ごしました。

明日から、また一週間が始まります。余韻もありますが、これからこのキャンプで感じ学んだことを土台に、コスモス公園で蒔かれた数々の種を芽吹かせていってほしいと思います。バーチャルではない、人のぬくもりは子ども達の心の中にいつまでも残り、どんなに小さなことでも伝えてい行ってくれると思います。
希望や夢がかなう「コスモス公園」で、将来を担う子ども達の夢・希望がかなうように「希望の鐘」をしっかりとついてきたこのキャンプを通して、一人で生きているのではなく皆に支えられていることを改めて心に刻みました。そして「自分の命は、自分で守る!」という「津波てんでんこ」の精神も覚えることができた東北復興プロジェクトキャンプでした。
このような時間を過ごせたこと、きょうこ先生との出会い!この喜びを子ども達にも味わっていってもらえるように、これからも精進していきます。

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