「親子で楽しむ絵本の世界」セミナーの報告です@玉川テラス

2014年5月19日 / 未分類

<玉川テラスセミナー> 5/19(月)
本当の知力を身につけさせる方法
子育てで大切なことは?〜気付きと学びの子育て法〜
親子で楽しむ絵本の世界

さわやかな五月晴れのなか、子育てまっただなかのお母様方にお集まり頂き、子どもと楽しむ絵本の世界についてお話しました。

 毎日、時間に追われ、ママたちは「もっと心のゆとりを持って子どもと接したい」と思っていても、なかなかそうできないのが現実です。仕方のない部分もありますが今日の絵本とのかかわりのお話をきっかけに、今でしか得られない親子のあたたかで、将来子どもの支えとなるような時間を是非楽しんで欲しいと思います。「よみきかせ」というと、ともすると義務的で、知育的な面が出てしまうかもしれません。「よみかたり」として、親子で一緒に楽しむ時間にしてはいかがでしょうか。そのときに、ある程度の年齢まではひざの上にのせるなどスキンシップをもち一緒にひとつの世界にふけると、なおよいと思います。

 お母様ご自身が子どもの頃に親しんだ絵本のお話を伺う事も出来ました。同じ本をお子さんに伝え、素敵なつながりをもたれていらっしゃいます。「優れた絵本とはどんなものだろう?」といったことを一緒に考えたり、お子さん向け、お母様向けにおすすめの本もご紹介しました。今日参加してくださったみなさまが、早速絵本を介したゆたかなひとときをお子さまと楽しまれますよう、願っています。
 お母様方が講習を受けている間、子供達は外のテラスで走り回りたくさん汗をかきました。その後、パターンブロックなどで遊び親子共々充実した時間になられたことと思います。

<こひつじかい>お茶摘み遠足

2014年5月17日 / 未分類

5月17日土曜日

今日は快晴のもと、お茶摘みをするため神奈川県の秦野へ向かいました。

茶畑までは電車やバスを乗り継ぎながら向かいます。途中で乗った電車は先頭車両だったので、運転手さんと同じ風景を見ながら通り過ぎる踏切の数を数えている子がいました。

羊の数を数えるように線路が1つ、2つ、3つ、と数えていき、今の線路100個目だよ!と言われた時にはびっくりしました。

電車からバスに乗り換えて茶畑に一番近い停留所に着くと、そこからは横に清流が流れる道を2キロほど歩いていきます。

周辺にはジャガイモやネギが育っている畑や柿の木などがあり、足元には野草が沢山生えています。子ども達は口々に「これノビルだ!」「こっちはヨモギかな?」など今までの遠足でも見つけてきた野草を探したり、冷たい川の水を触ったりしていました。

しばらくすると山の斜面に茶畑の棚が見えてきました。

到着して歩いてきた道のりを振り返ると景色がとても良く、秦野の街を一望することが出来ました。

そして、お茶はどこにあるのかなと探している子がいます。農家の方に茶畑や茶葉の摘み方を教えてもらうとさっそくお茶摘みの始まりです!お茶の葉は渋みがない若芽が美味しいので、まだ葉の開ききっていない先端の葉を摘み取りました。

三人一組のチームになり、摘み取ったお茶の葉をどんどんと籠に入れていきました。しばらくすると籠の中は鮮やかな黄緑色の茶葉で一杯になったので、茶畑の横にシートを敷きお弁当を食べました。

みんながお弁当を食べているとお茶農家の方がその場でお茶の葉のてんぷらとお茶の葉ピザ、そして摘み立てのお茶の葉から作った緑茶を作ってくださりました。てんぷらはサクサクとした触感と茶葉の香りが食欲をそそり、ピザはバジルの代わりに茶葉を使ったオリジナルマル茶リータです。どちらもお茶の香りがとても良く、子ども達からも大人気でした。摘み立ての葉で淹れたお茶は渋みもあり、普段口にしているお茶よりも香りと風味が強いので子ども達には苦かったようです。

美味しいお昼ご飯でお腹いっぱいになった後はお茶摘みをしている姿や茶畑の絵を書きました。

絵を描き終えると茶畑の隣にある沢でカニを探しました。この沢は綺麗な水なのでわさびが生えており、その葉を食べに沢ガニが集まってきます。石をひっくり返したり、隙間に隠れているカニを見つけて沢遊びを楽しみました。

動き回っているとお腹が空いてきたのでおやつの時間ですが、今日のおやつはなんと流しそうめんです!大きな竹と綺麗で冷たい沢の水を使って農家の方が次々にそうめんを流してくださります。子ども達は沢の木陰で涼みながら冷たくて美味しいそうめんを美味しそうに頬張っていました。

その後は茶畑の隣にある工場へ行き、畑で摘んだ茶葉がどのようにして加工されるかを見学しました。生の茶葉を蒸したり揉んだりしながら水分を抜き取ることで香りを引き出し、5時間ほどかけて重さが5分の1になるそうです。子ども達は機械に興味津々で、背伸びをしながら作業を見学していました。そして同じ茶葉でも作業工程の違いで緑茶や紅茶、烏龍茶が出来ることを知って、皆驚いていました。

見学をしているとあっという間に帰る時間になったので、自分で摘んだお茶の葉や沢ガニをお土産に東京へ戻りました。

「希望の壁画」完成式典に参列しました!

2014年5月16日 / 未分類

4月26日(日)、岩手県釜石市で行われた東北復興プロジェクト「希望の壁画」完成式典に参加して参りました。
このプロジェクトは、東日本大震災で大きく様々な被害に見舞われた子ども達を元気づけるために、子ども達が遊ぶ公園に隣接する工場の外壁に、幅43メートル高さ8メートルの大きな大きな壁画を描こう!というものです。

「再生 太陽の国」というテーマで、子ども達自ら明るい未来がやってくるイメージの絵を描き、100人を超えるボランティアが協力しました。ペンキは塗料メーカーや全国からの支援でまかなわれました。

子ども達を指導し、子どもには危険な上部の絵を描いてくださったのは、バンコク在住の画家あべきょうこ先生です。きょうこ先生とは友人を介して知り合い、バンコクの先生のアトリエで、当地で子育て中のお母様向けのセミナー/子ども達対象のコラボレッスン「1dayキャンプ」(収益金の一部を、東北やフィリピンへ寄付するチャリティー事業でした)/先生主催の手作り市での日本文化を踏まえた折り紙教室のワークショップ、などを行ったご縁があります。きょうこ先生のお誘いで、今回この壁画完成式典に参列する機会に恵まれました。

当日も完成した壁画を見ながら、気持ちの良いテラスで子ども達と楽しくお絵描きをするワークショップをご一緒しました。きょうこ先生とのご縁を改めてうれしく思う一日となりました。

式典の様子や壁画については地元の新聞でも大きく取り上げられ、東北の子ども達の明るい未来を強く強く願う気持ちであふれた一日となりました。

完成した壁画は力強く明るい作品で、応援するこちらが勇気付けられるほどです。式典で放たれた色とりどりの風船のように、子ども達の希望も自由な風にのって躍動するよう願ってやみません。

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