第13回春のスキーキャンプin妙高高原二日目

2014年4月5日 / 未分類

スキーキャンプ1日目は嵐の様に過ぎ去っていきました。
6時すぎになるとどの部屋からも楽しそうな話し声が聞こえ始めました。自分たちで着替え、洗顔などを済ませ準備は万端!朝食までの自由時間も折り紙をしたり、ずいぶんと余裕のある朝を過ごします。

さて、お待ちかねの朝食です。2日目、3日目は午前3時間、午後3時間、計6時間のスキーが控えているのでしっかりとエネルギーを蓄えなければいけません。朝からパンやご飯、卵にハム、なんでもパクパク食べていました。、お茶碗に一粒も残さずとてもきれいに食べていました。さらに、小学生のお姉さんたちは誰に言われたわけでもなく、食べ終わったお皿を種類ごとにきれいに重ねていました。その整頓された机をみた幼稚園生組もすかさず真似っこ!空っぽのお皿がきれいに並んでいる様子で、「美味しかったよ!ごちそうさま!」の気持ちがしっかり伝わったことでしょう。

いよいよ、キャンプ2度目のスキーです。昨日に比べて慣れもあるのか、みな準備の手際が良くなっているのがよくわかりました。天気も昨日に比べると少し涼しく、子どもたちにとっては心地よい気候です。早速子供達のスキーに変化がありました。昨日初めて滑った子が、今日はハの字で滑っているではありませんか。滑れるようになるとさらにスキーが楽しくなって、あっという間に出来ることが増えていきます。上の班も、滑り方を体が思い出してきて、昨日よりもどんどん滑りがよくなっていきます。午前中最後には一番小さい子の班もリフトに乗って、ロッジの横まで帰ってきました。だんだんに周りを見る余裕もできたのか、ゲレンデで会うとニコニコで元気に手を振ってくれました。

昼食はみんな大好きなラーメンでした。お箸を十分に使えない小さな子は、フォークもありましたが、なんとか試行錯誤をしてお箸で食べようとしていました。きっと周りのお兄さん、お姉さんへの憧れから頑張っていたのではないでしょうか。そのチャレンジ精神はとても輝いていました。

午後のスキーが始まりました。明日は検定があるので、みんなの練習にも気合いが入ってきました!自分の受けるテストでは何をするのか、コーチにしっかり教わり、時間いっぱい滑りました。最後に少しだけ雨が降りましたが、子どもたちはへっちゃらです。滑っている時は相変わらず楽しそうで、あちこちに子供達の元気な声が響いていました。滑っては転び、転んでは起き上りまた滑るの繰りかえし。長く滑れるようになるたびに、子どもたちの顔に自信がついてきました。お友達が転ぶと「大丈夫?」と声をかける優しさもみられるようになりました。

冷えた体をあったか〜い温泉でぽかぽかにしました。子供達は本当に気持ち良さそうにお風呂に入ります。あったかくなって、晩ご飯まで、いつも通り一休みすることなく遊び始めます。今回のキャンプには、カルタやトランプを持っていきました。驚くことに一番上手に遊んでいるのは年少さん年中さんたちです。国旗カルタを囲み、知っている知識を総動員して探します。ソチオリンピックで様々な国旗を目にしていたからか、すぐにわかるものもたくさんありました。難しいものは、「色は〇〇です」「縦のしましまです」などヒントゲームのようにして行いました。みんなで神経衰弱をするときには、大きな子たちがルールを教えてあげながら、楽しんでいました。終わったら使ったものをきちんと片付けます。2チームに分かれて赤いカードと黒いカードを競争で集めます。足りなかったり、裏表がバラバラだともう1回!急いでカードを広げて、揃えます。みんなで協力すれば、お片付けだってあっという間に出来てしまいます。

大人数で遊べるゲームは、ついつい喧嘩になってしまうこともありますが、社会性を身につけるヒントにもなりますしとても良い遊びだと思います。おもいおもいにすっかり遊んだ後は、お待ちかねの晩ご飯です。

第13回春のスキーキャンプin妙高高原三日目

2014年4月5日 / 未分類

朝になっても昨晩から続く強い雨がなかなかやみません。朝起きてきた子どもたちも、スキーできるかな?と少し不安げです。
でも、今日もいっぱい滑るぞ!とご飯をたくさん食べ、準備を進める子どもたちのパワーに押されてか、分厚くかかっていた雨雲の間から太陽が顔を出し始めました。雨がたくさん降った分、空気がより一層きれいになり、準備体操を終えてリフトに乗るころには雲一つない真っ青の青空が広がっていました。

今日の午後の検定に向けて午前の練習から子どもたちの気合も十分です。
午後は検定の場所まで、全員でいつもと違うリフトに乗って向かいます。少し緊張した表情を浮かべながら、到着すると、班ごとに整列します。校長先生のお手本をみる表情は真剣そのものです。全員が見守る中、一人ずつ滑ります。みんなお友達の滑りを、頑張れ!と応援の気持ちで見つめていました。

全員が滑り終わると、「受かっているかな?」と結果を気にしながらも、ほっとした表情に変わりました。検定で力を発揮できれば、あとは楽しく滑るのみ!残りのスキーを満喫しました。
スキーから戻ると、今日はもう1つお楽しみがあります。みんなでお小遣いをもって、東京で待っている家族のみんなへのお土産を買いに、お出かけです!
何を買ったら喜ぶかな?とお店をくまなく見て回り、家族の顔を思い浮かべながら、選んでいました。小学生は、いくらになるかな?と計算も自分たちで頑張りました!
お土産を渡した時の、喜ぶ顔が今からとっても楽しみですね。

夜ご飯を美味しく食べた後は、いつも通りお勉強タイムです。

今回、小学生は自分で持ってきたお勉強のほかに、漢字の塗り絵や読み書きの問題にも挑戦しました。一年間で習ったものを、時には「あ!そうだった、忘れてた!」と思い出しながら復習していきました。「やりなさい!」と言われてやるのではなく、「他にもないの?」と自ら進んで取り組む姿勢に、子どもたちの学びたい!もっと知りたい!という気持ちを再確認できました。新しい学年に向けて、準備もばっちりです!
明日はいよいよ東京に帰る日です。「もっと100回くらい泊まりたい!」などキャンプを楽しんでいることがわかる言葉がちらほら聞こえてきました。最後の最後まで、お友達と元気に過ごすためには寝るのも大事!明日は何ができるかな?とワクワクしながらみんなお布団に入りました。

第13回春のスキーキャンプin妙高高原四日目(最終日)

2014年4月5日 / 未分類

とうとう最終日を迎えたスキーキャンプ。
昨日の検定で力を出し切って、疲れも出てくるころかと思いきや、一晩ぐっすり寝れば朝から元気いっぱいです。
少しでも長くスキーがしたいという子どもたちの要望もあり、朝ご飯を1時間早めていただきました。
最後の朝ごはんをたくさん食べて、スキーの準備も万端。

スキー板のはき方にも慣れ、自分たちでどんどん準備が進められるようになりました。スキーキャンプ最後のスキーでは、全員でカプセルリフトに乗りました。お山の上からみるきれいな景色に子どもたちも、「越後富士だ!」「こんな高いところまできたの?!」と大興奮。皆で板をそろえて並び、「越後富士~」のかけ声で写真を撮りました。空気も景色も綺麗な素敵な場所でたくさんスキーできてありがとうの気持ちを込めました。

そして上から滑り始めてみると、みんなの上達ぶりにびっくり!班ごとに見事な電車を作って、右に左にターンしながら滑っていきます。3歳チームもハの字を大きくしたり、小さくしたり、止まるのだってお手のものです。転んでも、自分で立てることも増えてきました。
予想以上のスムーズな滑りで、ロッジの前まで戻ってこられたので、コーチたちから「もう1本行く?」と嬉しい質問がありました。即答で「もう1回行く!!」と返事をし、おまけの1本が滑れることになりました。
スキーを時間いっぱい楽しんだ後は、お楽しみのスノー運動会。最初のソリ競争では二つのチームに分かれて、ソリで下まで滑り、下から次の人へソリを届けるために坂を駆け足で上る競争をしました。みんなソリで上手に滑るだけでなく自分でソリを持って一生懸命走ってのぼりました!「がんばれ!がんばれ!」の声援は途切れることなく、応援にも熱が入ります。最終走者のお姉さん二人の時には応援は最高潮に。結果は同着でした。どちらのチームも頑張りました!
次はソリを標的にした雪合戦。これもまた二チームでどちらが早くソリを倒せるかの競争でした。顔くらいの大きさの雪玉を作って思いっきり力強く投げる子、小さな雪玉を丁寧にいくつも作ってお友達に渡す子、自然とそれぞれの役目を見つけ、チームの団結も高まります。ソリの標的はなかなかの強敵で、苦労してたくさん作った雪玉で時間をかけて少しずつ少しずつ倒しました。ソリが倒れた時の勝ったチームと負けたチームの「あー!!!」という声は同時で、嬉しいチームも悔しいチームも皆笑顔でスノー運動会は終わりました。

そして、ロッジまでは全員でお決まりの競争です!「よーい、どん!!」の掛け声とともに勢いよく走り出しました。ロッジ手前の大きな段差もすべり台のようにお尻で滑れば簡単です。走りにくいスキー靴でも、あっという間にゴールしてしまいました!
スキーをしている間に、ロッジの方がお布団もきれいにお片付けしてくださいました。部屋でお着替えをした後は、このロッジ・ラーでの最後のご飯です。最後のご飯はみんな大好きミートスパゲティーでした。お母さんに会う時のお洋服を汚さないように気を付けて気を付けて食べました。「おかわり!」の声があちこちから飛んできて、最後までお腹一杯食べました。
ロッジ・ラーとコーチの皆さんに「ありがとうございました!」の感謝の言葉を言って、4日間いた妙高高原から東京へと向かいました。驚いたのは、子供たちの「もう帰るの?」の言葉。お母さんに会えるのは嬉しいけど、スキーキャンプが終わるのは寂しい様子。あっという間の4日間でした。

帰りの新幹線も疲れた様子は微塵もなく皆でお菓子の時間、折り紙など思い思いに楽しみました。新幹線の中ではまだキャンプ気分だった子供たちも、東京駅に着いた途端お母さんに会えるドキドキした様子で足早にお迎えの場所に向かいます。
表彰式もあり全員スキー検定合格の結果に子供たちも喜んでお父さん、お母さんに報告している様子はとても印象的です。誰よりも一番最初に報告したい人にできて、子供たちも満足げな表情です。この4日間どんなことがあったのか皆思い思いに話しました。誰よりも心配して帰りを待っていてくれたお父さんお母さんに笑顔で「ただいま」を言えました。

このスキーキャンプでたくさんの「ありがとう」という言葉を耳にしました。ほんの少しの ことでも感謝の言葉を忘れず、遊ぶときは遊んで、一生懸命にやるときはきちんとやって、そして普段はできない仲間との共同生活で子供たちもたくさんのことを学べました。
朝から晩まで元気いっぱいの子どもたちをいつも笑顔で4日間のお世話をしてくださったロッジ・ラーの皆さん、技術の上達だけでなく、みんながスキーを大好きになれるようにご指導してくださった妙高プロスキースクールの皆さん、そしてお子さまを元気に送り出してくださったご家族の皆さん、本当にありがとうございました!

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