<こひつじかい>2021年1月の予定

2021年1月14日 / 未分類

こひつじかいの2021年1月の予定をご案内を致します。
皆さまのご参加をお待ちしております。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。

★七福神巡り遠足《好評にて終了致しました。》
 日時:1月4日(月)8:00~15:00 
 詳細はこちら⇒七福神巡り遠足お知らせ

★大使館巡り遠足《好評にて終了致しました。》
 日時:1月17日(日)7:00~15:00 
 詳細はこちら⇒大使館巡り遠足お知らせ

★オンライン子育てセミナー《好評にて終了致しました。》
 ※TamateBako会員限定のオンラインセミナーです。
 テーマ:「親力を伸ばすメモの魔力」
 日時:1月16日(土)17:00~18:15
 参加方法:下記のリンクからご参加ください。
 ●前半(17:00~)に参加する
 ●後半(17:45~)に参加する
 

皆様のご参加をお待ちしております。

<こひつじかい>大使館巡り第2弾

2021年1月8日 / 未分類

七草粥作りの日の午後は、大使館巡りに出かけました。夏の大使館巡りに続く第2弾となる今回、3つのチームに分かれて遠足に出発しました。

《溢れ出る意欲と好奇心の芽》
1つ目のチームは新一年生以上が参加した小学生チーム。自転車を持って集合した彼らは、自転車に乗って大使館巡りをしました。はぐれないように一列になり、大使館が多くある千代田区を目指します。太陽の光がたくさん降り注ぐサイクリング日和でしたが、途中から強風が吹き始めたため、向かい風の中を自転車で突き進むという大変な道のりでした。しかし大使館に着くと子どもたちは大はしゃぎです。ビルの中にある大使館もあれば各国の個性的な文化が滲み出た外観の大使館もあり、スタンプラリーをするように大使館を巡るごと記念撮影をしました。更にその大使館の姿を目に焼き付けたり、そこへ行ったという経験自体が、子どもたちの国旗の知識に新たな発見や学びを加え、より厚みのある海外の国に対する理解へと繋がっていきました。往復で約20kmもの長い道のりでしたが、道中の強い風にも負けず大使館巡りを終えた新一年生は、小学校に入学するまでの残り3ヶ月の間に全世界の大使館巡りをしたいという想いを強く持ったようです。3月末まで、都内にいながらの世界一周旅行に挑戦したいと思います。

《夏からの目覚ましい成長》
続いて2つ目のチームは新年長さんと新年中さんのチームです。このチームはなんと32もの大使館を回ることができました。お教室を出発してみんなで相談し、まずはフランス大使館を目指しました。そして地図を見ながら近くの大使館を探し、次々と大使館を巡っていきます。お天気も良く風が強かったので、大使館の国旗が綺麗にはためいて素敵な写真を撮ることができました。大人の足でも早歩きのペースで歩いていましたが、ペアになった子としっかりと手を繋いで助け合い、新年中さんも遅れをとることなく自分の足で歩き切りました。また道中、道端の警察官の方や一般の方にもしっかりご挨拶をするなど、ただ大使館を目指すだけでなく周囲にアンテナを張って自分なりの学びをそれぞれ得ることができたようです。特に新年中さんは、夏の大使館巡りに参加した際すぐ疲れてしまったり歩くペースが遅かったりしてみんなについていくのが精一杯といった様子でしたが、今回は弱音も吐かず最後まで大使館を巡ることができ、ひと回りお兄さん・お姉さんになったようです。今後の遠足でも下の子たちのお手本となる姿を見せてくれそうです。

《逞しい成長の種まき》
最後に3つ目のチームは新年少さんとキンダーの子どもたちです。このチームは7つの大使館を巡りました。新年長さんと新年中さんのチームには数で劣るものの、小さな歩幅で目一杯歩いて巡り、とても中身の濃い時間を過ごせました。確かにみんなで同じペースで歩くには、個人個人の差が開きがちでしたが、歩くスピードの速い子が遅い子の手を取って歩き続けました。新年長さんや小学生のように国旗を見つけて国名を当てたり、次はどこの大使館に行くのか話し合ったりする賑やかさとはまた異なり、道中の様々なことに気付いて興味を持つ好奇心旺盛な子どもたちの姿が見られました。お天気に恵まれたものの冷たい強風が吹き荒れる中の遠足でしたが、遠足を終えた子どもたちはそれぞれが達成感を感じているようでした。特に、だっこやベビーカーでの移動ばかりだった2歳のキンダーさんは、この遠足を終えてからお母様と一緒でも「だっこ!」と言わなくなり、自ら歩くようになったそうです。また、大使館を見つけると旗のお家だと言うようになったなど、この大使館巡りの時間でたくさんの言葉を吸収してあっという間にそれを自分のものとしていました。小さいながらもお兄さんやお姉さんと一緒にやるということで、全てを理解しているかどうかは分からないものの、一緒になってきちんと参加している気持ちがキンダーさんたちの中にも芽生えていました。疲れて泣いてしまう子もいましたが、約10kmというなかなか普段歩くことがないほどの距離を歩き切ったことは、子どもたちの自信になって今後の強さに繋がるでしょう。

《100%自分の足でいく遠足》
今週は4日の七福神巡りと7日の大使館巡りで、子どもたちはたくさん歩き、気付き、学びました。1週間のうちその2日間で歩いた距離を合わせただけでも、なんとハーフマラソン以上の距離、更に子どもによってはフルマラソンに近いほどの距離です。交通機関が発達し、またコロナ禍で人混みを避けるため車移動も増える中、これほどの距離を未就学児の時点で自分の足で歩くという経験はなかなかありません。だからこそ、辛くて弱音を吐くこともあれば、泣きそうになることもあります。しかしながらやってみると意外と子どもは強いもので、自分で困難をどんどん乗り越えて強く成長していきます。「子どもがまだ小さいからやらない」ではなく「小さいけれど、やる」ということにこそ意味があり、それは子どもたちがこれから先生きる上での糧となります。挑戦してみたからこそ見える景色があり、感じるものがあり、気付き発見するものがある。そういった一つ一つの小さな積み重ねが子どもたちの学びに少しでもなるよう、今後も様々な環境で子どもたちと一緒に五感を使っていきたいです。

《嬉しい言葉》
最後に、参加者のお母様からの感想を以下に掲載させていただきます。我々が日頃大切にしていることが、このように子どもを通してお母様に伝わっているということ、大変嬉しく思いました。今後もこのような環境づくりをしていけるよう、色々なことにチャレンジしていきたいと思います。

前回の七福神巡り、今回の大使館巡りと共に感じたことは、同じものを見て、同じことに気がついて、同じ気持ちになる、このことが目には見えないけれども子ども達同士の距離を近づけているのかなということ、みんなで一緒に作って頂く七草がゆ、一緒にお絵描きを楽しむことそれ自体がかけがえのないものであると感じました。

また昨日の集合時間は7時と早かったですが、早起きして支度をする息子が着替え終えて荷物を持ち、顔を上げた時のその瞬間は、いつもよりお兄さんになったように見えましたが、あらためて自分でする、最後まで見とどけるという初心を忘れていたことに気づかされました。気持ちがはやるその時こそ、息子と同じ目線にいること、いつも寄り添う心でいたいと思いました。

《アルバム》
七草&大使館巡り遠足の写真はこちらです。お子様との会話の種にお使いください。
アルバムはこちらから⇒K&R 七草&大使館巡りアルバム
閲覧期限:1月15日

<こひつじかい>七草がゆ作り~お正月の締めくくり~

2021年1月8日 / 未分類

《先に繋がる学び》
1月7日、人日の節句に子どもたちと七草粥を作りました。お正月にたくさんのご馳走を食べて疲れている胃腸を労り休めるための七草粥作りに、朝早くから子どもたちが集合しました。下は2歳、上は小学生まで幅広い年代の子どもたちが揃い、それぞれチームごと机に分かれ、まずは七草を一つずつよく見て学びます。はたから見れは幼稚園生のお稽古ですが、植物を観察し、細かく描写するというのは中学生の理科の内容でもあります。なので小学校高学年の子たちも真剣そのものでした。
芹、薺、御形、繁縷、仏の座、菘、蘿蔔と、七草を一つずつ順番に名前を覚えながら、よーく見て観察し、絵を描きます。根っこはどう伸びているか、葉脈はどのように葉に張り巡らされているか、香りや色合いはどうであるか、子どもたちはお友達と話しながらどんどん新たな特徴を発見します。

《友と共に学ぶ》
例えば誰かが「葉っぱに細かい毛が生えている!」と言うとみんなが「どれどれ?」と探し、「だから柔らかいんだ!」と発見する。確かに幅広い年齢層で同じことに取り組むと作業にスピードの差が生まれることもありますが、1人だけや少人数では得られない学びをもたらすこともあります。また、絵を描くだけでなくどんなお野菜なのかも学びました。薺の別名はペンペン草、菘はカブのこと、蘿蔔は大根のこと、などお野菜を実際に見るだけでなく、その中身の知識も少しずつ積み重ねて子どもたちはあっという間に学びを自分のものにしていきました。

《料理は学びのチャンス》
お絵かきが終わると、待ちに待ったお粥作りです。子どもたちは七草を細かく切る作業をしました。日頃お料理に慣れている新1年生以上の子たちは微塵切りもお手のものです。どんどん細かく切っていきます。毎週こひつじかいでクッキングに参加している新年少さんや新年中さんも、もう大人の手助けがなくともスムーズに包丁を使うことができます。更に2歳のキンダーさんも、「切ってみようか?」と声をかけるとすぐにまな板の前に立ち、大人が少し手助けをするだけで、薄切りも微塵切りも出来てしまいます。お料理をするのに年齢は関係なく、やはり経験が物を言うようです。お料理は子どもたちの経験を積む場であるだけでなく、語彙力を増やす絶好の機会です。小さいからといって、子どもにお料理のお手伝いを全くさせないのはもったいないでしょう。子ども小さいうちだからこそ、できる範囲のお手伝いをしてもらい、お料理を通して手の運動だけでなく頭の運動もしていくときっと子どもたちはぐんぐん伸びると、新年最初のクッキングで改めて感じました。

《お正月の締めくくり》
子どもたちの切った七草をお粥と混ぜて味付けしたら出来上がりです。みんなで食卓を囲み、自分たちで作った七草粥をいただきました。それぞれ感想を伝えながら和気藹々と食事が進みます。しばらくすると「おかわり!」という声があちらこちらから止まらず聞こえてきました。多い子で7~8杯ものお粥をたいらげ、腹八分目どころかお腹いっぱいまで完食し、子どもたちはとても満足気でした。
まだまだ不安な世の中ではありますが、年始から子どもたちの活き活きとした姿を目にし、今年も一年コロナに負けずにお稽古だけでなくクッキングや遠足を通して子どもたちが強く成長していけるよう願うばかりです。

《アルバム》
七草&大使館巡り遠足の写真はこちらです。お子様との会話の種にお使いください。
アルバムはこちらから⇒K&R 七草&大使館巡りアルバム
閲覧期限:1月15日

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