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<こひつじかい>クリスマス会

2015年12月31日 / 未分類

12月19日土曜日にクリスマス会を開きました。先生達が会場を飾りつけ準備をしていると、元気な子ども達が次々にやってきます。ご挨拶をして会場に入ると、名前が書かれたカードがテーブルに貼ってあり、自分の席を探します。約4名のグループになっていて、協力して今日のクリスマス会を一緒に楽しみます。中には年長さんが年少さんをお世話するテーブルもあります。楽しい会のなかには、子ども達の学びにつながる機会がたくさんあります。

 まず工作にとりかかります。今日は色画用紙でツリーとランチョンマットを作ります。ツリーは、短冊状に切った緑と赤の画用紙10枚をそれぞれテープでとめて10個の輪にし、4つ、3つ、2つ、1つと、ピラミッドのようにつなげます。最後に茶色の画用紙で作った輪を木の幹に見立てツリーにつけ、シールで飾ったら出来上がりです。簡単なようですが、ただテープでとめるにも「きちんと」とめようとすると手先に意識を集中させる必要があります。クリスマス会までの講習期間では、のりやテープで貼ることを何度も練習しました。その成果を発揮できたのではないでしょうか。

 ランチョンマットはお昼ご飯をいいただくときに使うものです。あらかじめ緑の画用紙に線が描かれていて、その線に沿ってハサミで切り込みをいれていきます。切り落とすのではなく切り込みを入れるのですから、特に小さな子ども達にとっては至難の業です。きれいに仕上げることも大切ですが、小さな子どもにとっては、安全にハサミを使い紙が切れる感触を楽しむことも大事な体験といえます。

 さあ次はランチ作り、今日はハンバーグです。まいたけを角に、うずらの卵を目に見立て、星型のにんじんやスライスチーズ、ブロッコリーで飾り付けます。型抜きしたにんじんの余りやブロッコリーの軸も細かく刻んでハンバーグに入れましょう。スライスチーズは星に型抜くのではなく、2つの三角を組み合わせて星型になるよう、子ども達に考えさせます。あらかじめ飴色になるまで炒めた玉ねぎ、牛乳に浸したパン粉をひき肉に加え、よく混ざるように子ども達にこねさせます。今日は保存用ビニール袋に材料を入れてこねるという方法をとりました。もんだり、平らに戻したり、よくよくこねたら、一人分ずつ手に取り、ぺったんぺったんと空気を抜きながら成形し、うずらの卵で目を付けてから先生に焼いていただきます。よく手を洗って、テーブルセッティングをしながら焼き上がりを待ちます。

 あちこちのテーブルからハンバーグが焼けるおいしそうな匂いがしてきました!ニコニコポテトにソーセージも添えて、さあいただきましょう。シャンパンみたいなジュースで乾杯したら、ぐっと気分が盛り上がります。自分達で作ったハンバーグをみんなでいただくなんて、なんておいしいのでしょう。ポテトやチーズなどをおかわりする子どももいて、みんなよく食べました。

 食後は、今日の会に来てくださったなっちゃん先生が弾くギターを伴奏に、みんなで歌を歌います。そう、歌に合わせてプレゼント交換があるのです。クリスマスの歌に合わせ、プレゼントを順々にお隣りへ回していきます。各自が楽しく準備したプレゼント、どんなプレゼントが手元に届いたのでしょうね。

 次は「お菓子の家」をみんなでいただきます。「お菓子の家」は、クッキーをアイシングで接着させて作った「家」に、子ども達が様々なお菓子で飾り付けをしたものです。クリスマス会の前日の講習で、小学生チーム、年長さんチーム、年中さんチームにわかれ、3軒のお菓子の家を作りました。それはそれは大盛り上がりで、一人ひとりがどのお菓子をどこに飾るかを考え、工夫して楽しく制作したのでした。大盛り上がりといえば、お菓子の家作りのあとの雑巾がけリレーも大盛況でした。2チームに分かれ、雑巾をバトン代わりに次々と雑巾かけをするとてもシンプルなものですが、競争となると急ぐ気持ちが災いするのか、ハプニングがおこるもの。子ども達はいたって真剣なので笑ってはいけないものの、なんとも微笑ましい様子でした。リレー形式で遊びのようにしている雑巾がけですが、最近はご家庭で子どもに手伝わせることが減っているように感じます。昔ながらのお掃除の仕方、雑巾の絞り方など、子育ての中で子どもにきちんと伝えたいことでもありますね。年末の大掃除はその格好の機会です。

 そんなこんなで、みんなで作ったお菓子の家ですが、壊して食べることに躊躇はない子ども達で、待っていましたとばかりに次々に手が伸び、うれしそうにお菓子の家を食べていました。

 少し外で遊ぶことにしました。会場近くの公園をウキウキしながら目指します。冬らしい寒さの日でしたが、子ども達は元気一杯に走りまわったり、遊具で遊んだりしました。
 
 会場に帰ってみると、テーブルにはケーキやお土産のお菓子が並べてありました。そろそろおひらきの時間、お迎えにいらっしゃったお父様お母様もご一緒に、ご挨拶をしたりお帰りのお支度をしました。どの子も元気で、楽しいクリスマスやお正月を過ごせますように。

 今年も様々な方のご協力をいただいき、活動できたことに感謝しております。来年も子ども達の笑顔が輝くように力を尽くして参りたいと存じます。どうぞよろしくお願い申しあげます。

<こひつじかい>2016年1月の予定

2015年12月20日 / 未分類

こひつじかいの2016年1月のご案内を致します。
皆さまのご参加をお待ちしております。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。

≪遠足≫
★消防出初式
日時:1月6日(水) 7:00〜15:30<好評にて終了致しました。>
対象:年少以上
定員:20名
場所:東京ビッグサイト
詳細はこちら⇒消防出初式遠足のお知らせ

★たこあげ&どんと焼き遠足<好評にて終了いたしました。>

日時:1月10日(日) 9:00〜15:30
場所:多摩川 六郷土手
対象:年少以上
定員:20名
詳細はこちら⇒たこあげ&どんと焼き遠足のお知らせ

※各遠足の詳細・お申込みに関しましては、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

≪セミナー≫
★第12回子育てセミナー
日時:1月18日(月) 10:30〜12:00
場所:玉川テラス(玉川高島屋屋上)
料金:お1人様2500円

玉川テラスHPより、お申し込みください。

皆さまのご参加をお待ちしております。

<こひつじかい>みかん狩り

2015年12月18日 / 未分類

 12月6日、みかん狩り遠足に行きました。当日は冷え込みましたが、良いお天気に恵まれました。朝8時に田園調布に集合し、お見送りに来てくださったお父様やお母様にご挨拶をして出発です。今回の遠足はいつもと異なり、バスでの移動になります。お世話になる運転手さんにもご挨拶をして、神奈川県の大磯を目指します。公共の乗り物ではきちんとマナーを守る子ども達ですが、バス移動ということで色々なお話をすることができ、とても盛り上がりました。途中、車窓からは富士山がきれいに見え、子ども達は釘づけの様子でした。バスの中で楽しい時間を過ごしていると、あっという間に目的地に到着しました。

 バスを降りるとみかんの木がたくさん生えている段々畑が広がっていました。みかん園の方の説明を伺って、さっそくみかん狩りにとりかかります。

そしてもちろん、とったばかりのみかんを食べてみます。自分で収穫してそのまま食べるみかんの味は格別でした。その後、自由にみかんを食べながらお土産用のみかんの収穫を行いました。甘いみかんが一面に広がるなかで、子ども達は幸せそうな表情で収穫を行っていました。おひさまによく当たっているみかんは甘いということに気付いた子ども達は、背伸びをしながら高いところにあるみかんを収穫しようとしていました。途中でみかんを食べて休憩をしながら夢中で収穫をしました。配られた袋をみかんでいっぱいにして、無事収穫を終えました。

 収穫を終えると、お昼ごはんの時間です。お母様が作ってくださったおいしいお弁当を食べると、子ども達には笑みがこぼれます。中にはみかんのデコレーションがされた、かわいらしいお弁当を持ってきた子どももいました。

 お弁当を食べ終えるとお絵描きの時間です。子ども達は実際にみかんの木の下に行き、よく観察しながら、みかんの鮮やかなオレンジ色や木の特徴、みかん狩りをする自分を紙いっぱいに描きました。

 その後、みかん園のなかで自由に遊びました。普段やっている「氷おに」でも、段々のある山の斜面となると逃げ方が異なってきます。子ども達はたくさん考えながらいかに逃げ切るかを意識して楽しく遊びました。急斜面を駆け上がってみたり、時には転がったり体をたくさん動かしました。みかんの木に登ってみる子ども達もいました。たくさん動いたあとには、おやつの代わりに「みかんタイム~」とまたまたみかんをほおばっていました。

 楽しく遊んでいるうちに、あっという間に帰りの時間になってしまいました。みかん園の方に大きな声でお礼をして、バスに乗り込みます。疲れ知らずの子ども達は帰りの車内でもお話が尽きません。みかん園でのことや、みかんジュースを作ってみたいなど、とても楽しそうにお話しをしている様子でした。

 無事に田園調布に到着すると、さようならのご挨拶をして、たくさんのみかんの詰まった袋を持ってお迎えに来てくださったお父様やお母様のところへ帰りました。

 甘くておいしいみかんをいっぱい食べて、寒い冬を元気に乗り越えてほしいものです。

 

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