【五感磨き遠足】田植え&醤油工場見学

2025年6月16日

早朝に降っていた雨も止み、みんな元気に品川駅に集合しました。
上野東京ラインに乗り、本庄駅に向かいます。乗り換えなしでずっと行けると思っていたら、運転手さんに途中の籠原駅で、電車の連結部分が離されることを教えていただきました。今乗っている先頭車両は別の所に行ってしまうということで、籠原駅につく前に連結の一番後ろまで移動しました。誰も乗っていない運転席があり、その向こうには電車はくっついているのに運転手さんがまた乗っているのを発見しました。籠原駅に着き、連結の後ろの電車に乗り換えしばらくすると連結部分が離されて、さっきまで乗っていた電車が一足先に出発。「電車が行っちゃった!」と小さくなっていく電車を全員興味深々に見送りました。車窓から、もう田植えの終わった田んぼが見え、みんなもこんな風に植えられるかな?とイメージを膨らませながら、無事に本庄駅にたどり着きました。

早速ヤマキ醸造という醤油工場に向かいます。到着し、工場がある建物に入ると、なんか「お味噌みたいな、醤油みたいな匂いがするね」とわくわくしていました。まずは、椅子に座りお話を聞きます。醤油は、大豆と小麦で出来ていると教わり、醤油にはアミノ酸が含まれていて、汗をかいているみんなが食べると元気になれるよ!と完成する1段階前の状態醤油を一口舐めさせてもらいました!また、お昼ご飯を食べにいく途中で、醤油樽を上から実際に見させてもらうと、全員が樽の中に入れるぐらい大きく全員が興味津々に覗いていました!「もしも入ったら、酵素の力で半年くらいでみんなは溶けていなくなっちゃうんだよ」と発酵がどんなことなのか、発酵の力をすごさに子どもたちみんなびっくりしていました。お昼ご飯は、ヤマキ醸造でいただきます。赤米と、お豆腐・油揚げ・玉ねぎが入ったお味噌汁や、ヤマキ醸造で作られたお味噌などみんながおかわりし美味しくいただきました。また、手作りの梅ジュースもいただき、「酸っぱいけど甘い!!」と言ってみんな気に入ったようでした。
この地域は神様からのお水が一番に流れてくる神流川がすぐ脇にあって、お水がとっても美味しいそうです。そんなお水を使ったお料理はどれも美味しく、ご飯とお味噌汁はおかわりする子が続出、田植えに向けてみんなモリモリいただきました。

公園に着き、田植えの準備をします。短パンの裾をまくり、お父さんまたはお母さんの靴下を履いて田んぼへ向かいました。田んぼは公園から歩いて5分ほどの場所にあり、途中の水路や田んぼに囲まれた道など都内ではなかなか見られない光景を楽しみながら歩きます。
そして、2人ずつペアになり、順に田んぼの中に入ります。あまり感じたことのない泥に足を取られる感覚を楽しみながら入っていきました。田植えは、束から苗を2本取って根っこ近くを鉛筆を持つときのように持ちます。そして、目の前にあるロープについている赤丸を目印に、苗が真っ直ぐ立つように気をつけて植えます。各自、植える場所を植え終わったら後ろに一歩さがり、農家さんがロープを下げてくださったあとまた植えるという手順を繰り返します。農家さんのくださる合図をよく聞き、みんな一緒に行いました。苗を分け合ったり、教え合いながらみんなで作業を進めることの難しさとそれに勝る楽しさを経験しました。作業を進めていく中で、尻もちをついて全身泥だらけになる子もいました。ですが、それすらも楽しく感じられるほど、みんな夢中になって田植えをしました。

途中に挟まれた休憩では田んぼの中にいるカエルを見たり、かなりの暑さとなったために水遊びをしたりして、水分補給をして休むだけでない時間を過ごしました。
田植え後に農家さんに「田んぼの中の菌と人の菌が手で植えることで混じり合い、植えた人の好みのお米を作ることができる」というお話をしていただき、みんなワクワクした気持ちで帰りの車に乗り込みました。
帰り道は行きと同様、車と電車に乗って帰ります。田植えの疲れも見せず、友達とお喋りをして過ごしていました。2時間弱ほどかけて品川駅に着きました。
今日はかなり気温が高い中、みんな汗を流しながら田植えを行いました。今回植えた稲は秋に収穫しに行きます。どんな美味しいお米になるのか今から楽しみにしながら待ちたいと思います!

2025.6.15の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20250615 田植え遠足

磯邊季里 @ 2025年06月16日 05:44 コメント: (0)

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