【五感磨きキャンプ】斑尾キャンプ4日目
2025年7月25日
《小さな成長》
キャンプも4日目になると、何をしたらよいかが少しずつ分かってきます。お部屋に顔を出し、布団とまくらを綺麗に直しておいてねと声をかけると5分後にはすっかりお部屋が整頓されていました。ラジオ体操までの時間に自分は何が終わっていないか、やらなければいけないものかを考え、絵日記やしおりのお絵描きもササっと済ませることができました。



斑尾で出会った生き物を描いていたのですが、オニヤンマがなかなか思うように描けません。どこが違うんだろう?とオニヤンマの研究が始まりました。絵で描けないなら、まずは作ってみよう!とわりばしを使ってオニヤンマを作ってみました。作りながら、羽根はどこに何枚ついてるのか?長さや形、太さも確認です。最初に見本をみせて説明をしたあとは、最後までとにかく自分でやってみるというルールで、途中分からなくなっても、合っているか心配になってもどうにか突き進みます。完成した後で、どこが違ったか、どう修正したら良さそうかを一緒に考えて、2匹目に挑戦。すると一匹目より二匹目、三匹目の方がオニヤンマらしくなっていきます。失敗しながら何度も繰り返すことが小さな成長、小さな成功となっていきます。
《まだまだ探検》
午前中はまだまだ足を運べていないところへ探検に出かけました。森の中に細い一本道を見つけ、早速進むことにしました。道はずっと下り坂で、下りてもおりてもゴールにたどり着けません。このままではお昼に戻れない!ということで残念ながら途中で引き返すことになりました。諦めきれない子どもたちと明日の朝もう一度チャレンジしに来ることを約束し、一旦ホテルへ戻りました。



ホテルへ戻ると、お部屋に美味しそうなお食事が運ばれてきました。今日はピクニックランチです。パックに食べたいものを沢山詰めてお庭へ出かけます。はじめは斑尾山を見ながら食べていましたが、暑くなってきたのでテントに行く子も。秘密基地にいるかのような気分でいつもとはひと味違うお昼ご飯となりました。



《誰へのお土産?》
チームに分かれてお土産を買いにいきます。年々、このキャンプが初めてのお買い物、お金で買うのがはじめてという子が増えていて、これもまた小さな挑戦の機会になっています。
お土産ってなんだろう?お家で待っているお父さまお母さまが喜ぶものはなんだろう?斑尾ならではのものは?などを会話をしていると段々とアイディアが浮かんでお買い物が楽しくなってきます。渡す相手を想像しながら、りんご好きだと思う!いつも辛いものを食べてる!お酒が好き!などそれぞれのお土産が買えました。



《最後の夜は》
斑尾キャンプ最後の夜は、暗くなるのを待って花火をしました。色が変わる花火、パチパチと音がする花火などお友達同士で火を分け合いっこしながら綺麗な花火を楽しみました。火をつけるまでどんな花火か分からないワクワク感で煙の中に子どもたちの笑顔が輝いていました。



最後は線香花火を大人も全員でやりました。最後まで火の玉が落ちないように息を飲み、静かに見つめます。スーッと消えていく花火を最後の1人まで全員で見つめて、花火大会は終了です。
さぁ、明日はいよいよ最終日。やり残すことがないよう沢山寝て明日に備えます。
《アルバム》
2025.7.24の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20250724 斑尾キャンプ4日目