【五感磨き遠足】初詣に行きました

2024年1月6日

田園調布駅にみんな集合して、いざ、鎌倉に出発!今日は電車を使って田園調布駅から武蔵小杉駅まで東横線で行きます。武蔵小杉駅では、東横線のホームから横須賀線までの乗り換えをいかに早くできるか考えながら歩きました。次に武蔵小杉駅から横須賀線に乗り、鎌倉駅まで行きます。横須賀線のホームで電車を待っていると、電車に詳しい方が、「今日は、時間が合えば、ドクターイエローが見えるかもしれないよ」と教えてくださいました。せっかくなので、予定の電車を見送って、待ってみることにしました。待っている間にも、山手線と色違いの新型の電車や、この3月で無くなり、その後はインドネシアで学校に変身するという電車を教えてもらい、見ることができました。電車に乗ってドクターイエローを探しましたが、ドクターイエローが遅延してしまっていて、残念ながら見ることはできませんでした。しかし、貨物列車の、桃太郎や、金太郎など、色々な初めて見る電車や、初めて聞く電車の情報にみんなワクワクしていたら、あっという間に鎌倉駅に到着しました。

鎌倉駅に着くとさっそく鶴岡八幡宮に向かいます。駅から鶴岡八幡宮へと続く道は、徐々に狭くなる道でした。これは、昔敵が攻めにくくするための工夫でした。みんなで手を繋いでみて確かめよう!実際に狭くなるのか確かめたいと思いましたが、さすがに他の方に迷惑になるためやめました。それでも歩き続けると確かに鶴岡八幡宮に着くまでに徐々に狭くなっていました。
鶴岡八幡宮に着くと、参道にはたくさんの屋台が並んでいました。美味しそうな屋台に興味津々でしたが、まずはお参りをするということで帰りに寄ることにしました。
本宮に向かっていると、行列に遭遇しました。白や緑、青の袴を身につけ、弓矢を手にした男の人が何人も連なって行列している姿にみんな興味津々です。行列が止まった瞬間に記念に写真を撮りました。
さっそく本宮に続く階段を登り、お参りへ向かいます。2回礼をして、2回拍手をし、それぞれがお祈りをします。目を瞑って、手を合わせ、願いことをしていました。どんな願い事をしたかはそれぞれの心に留めることにしましょう。
お参りが終わると、今度は破魔矢を買うことにしました。破魔矢ください。と1人1人がしっかりと神社の方に伝え買うことができました。この破魔矢は、1年間病気や怪我から守ってくるものなので、大切に家まで持ち帰ることにしました。
破魔矢を無事に購入すると、ちょうど流鏑馬が始まりました。馬には乗っていませんでしたが、弓矢を構えて的を狙っている姿に子供たちは興味津々です。弓矢を手に持ち、構えて、放つ。そして、弓矢を放つとコン!という音が鳴っていました。一連の動作は、ゆっくりと時間をかけて行われていましたが、子供たちは静かに見守ることができました。
流鏑馬が終わると、屋台に寄ることにします。毎年お世話になっていただるま屋さんでだるまを購入します。家内安全、交通安全、よよい、よよい、よよいよい!!小学3年生のお兄さんに1人ずつ祈祷火打をしていただきました。火打石を上手に扱っている姿にはとても感心させられました。終わったらありがとうございます。としっかりとご挨拶もでき、全員がだるまを購入することができました。だるまを購入したおまけに、なんとチョコバナナもご馳走になりました。美味しい!!とあっという間に食べ終わり、鶴岡八幡宮をあとにすることにしました。

鶴岡八幡宮から歩いて高徳院に向かいます。鶴岡八幡宮から鳥居までの路にあるたくさんの屋台に目を取られながらも、人混みで迷子にならないよう一生懸命大人の後を歩きます。
高徳院に入り、少し歩くと目の前に大きな大仏が姿を現しました。雲一つない青空と相まってその迫力は息を呑むほどでした。大仏を見るのが初めての子はもちろんそうではない子も、自分たちよりも何十倍も大きい大仏に気分が上がります。
みんなで写真を撮って、まずはお昼ご飯を食べました。みんなで丸くなっていただきますをして食べ始めましたが、高徳院への移動の際からお腹が空いていたので、あっという間に完食しました。
食べ終わった子から、大仏の絵を描きます。大仏の前に移動し、顔や手の形、色味をよく観察して描きます。大仏の特徴である螺髪や、おでこの白毫をしっかり捉えて絵を完成させることができました。近くで同じように大仏の絵を描いていたイギリス人の方の絵を見させて頂き、またみんなの絵を見てお褒めの言葉をいただきました。
その次に、大仏のお腹の中に入ってみました。これはみんなが1番楽しみにしていたことでもあります。入り口は思ったよりも狭く暗かったのですが、中に入ると大きな空洞が広がっていました。大仏の螺髪の部分がはっきりと分かりました。
大仏の前にある常香炉で煙を浴びて、健康でいられますように、賢くなりますように、とご利益をいただいてきました。

大仏をあとして、海に向かいます。海が見えた瞬間、子供達は即座に反応して海に向かって走りはじめます。砂浜に着くと、すぐに靴下を脱いで裸足になり、ズボンの裾もあげて、海に走り出します。海に足をつけた瞬間、冷たい!1月の海は、夏の海とは違い足の先から冷たさが伝わってきます。それでも、子供達は、臆することなく思いっきり遊び始めます。服が濡れることは全く気にしません。大人も子供も関係なく水の掛け合いです。なかには、相撲をして倒され、全身がびしょ濡れになる子もいました。それでも、気にすることなく、何度もびしょ濡れになっていました。水の掛け合いが終わると、今度は貝殻拾いが始まります。きれいな貝殻を拾い、ビニール袋に集めていました。一通り遊び終わり、びしょ濡れになったところで寒くなったので、砂に埋まって温まることにしました。砂浜の上で横になり、顔以外の全身を砂で埋めます。温かい!全身が埋まると、砂浜の掛け布団のようで冷えた体を温めてくれました。最後は、砂に埋まった2人を囲んで記念撮影です。写真を撮り終えて、砂から出てみると全身砂だらけ!急いで海に全身をつけて砂を落としていました。短い時間のなか、冷たい海に臆することなくみんなで思いっきり楽しむことができました。

帰りの電車では、駅構内での思わぬすれ違いで電車を乗り過ごしてしまうというハプニングがあったものの、途中合流をし、電車では幸いにも全員座って帰ることができました。朝見ることができなかったドクターイエローを一目でも!と少し期待を寄せましたが、やはり見ることができなかったので、少し残念でした。今日はたくさん歩いたうえに、海で遊んだので、電車ではぐっすり一休み。今日は、だるまや着替えを含めたくさんのお土産も持って帰ってくることができました。日中は1月とは思えないほど暖かい気温で天気にも恵まれ、新年の初詣にふさわしい一日になりました。

2024.1.5の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20240105_初詣遠足
閲覧期限:2024年1月12日

磯邊季里 @ 2024年01月06日 02:16 コメント: (0)

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