こひつじかい 田植え遠足2013

2013年6月15日

じりじりと強い日差しが照りつける中、日曜日に田植え遠足に行ってきました。

集合の時点で、かなりの暑さが予想されたため、急遽水筒のほかにもう一本ペットボトルを用意していただき、余計に重たくなったリュックを背負って出発しました。

横浜で乗り換えるときにちょっとしたサプライズが。

なんと乗ろうとした電車が、全車両ウルトラマンずくめのラッピング電車でした!このラッピング電車は、一連結しか走っていないらしく、とってもラッキーでした。海老名からバスに乗り換え、最寄りのバス停から田んぼを目指して歩きます。耳を澄ませるとカエルの鳴き声やウグイスの鳴き声が聞こえてきました。

田んぼに到着する頃には、やっぱり全員汗だくで、水筒の中身もほとんどなくなっていました。早速水着に着替えると、上手な苗の植え方の説明が始まりました。おいしいお米にするために、説明を聞く姿勢は真剣そのものです。植え方が分かったら、いよいよ田植え開始です。

田んぼに入ると、めったに体験しない泥の感触に、一瞬気持ち悪い!と顔をしかめる子がほとんどでしたが、しばらくすると冷たくて気持ち良いと笑顔に変わっていきました。全員で一列に並んで、自分の担当の列を責任を持って、端から端まで植えていきます。きれいに植えるためには、常に横の列がそろっていなければいけません。自分だけのペースではなく、隣同士確認しながら、全員で同じペースで進めていきます。だんだんに慣れてくると、ただ植えるだけでなく、次植える場所に泥をもってきておいて、苗がまっすぐ立つようにしたりと、自分なりに工夫をしてひとつひとつ丁寧に植える姿がみられました。

最後の一列を植え終わると、頑張った証拠にみんな全身泥だらけ。毎年、田植えを教えていただいている方から、今年の子たちが今までで一番上手に植えられているとお褒めの言葉もいただきました!美味しいお米になりますように!

田んぼの横に流れるきれいな水で体の泥を落としたら、今度は空のペットボトルを片手に散策に出掛けます。きれいな水の近くには、生き物もいっぱい。あめんぼやカエル、珍しいクモも見つけました。みんなのペットボトルの中でカエルが元気に飛び跳ねていました。

気付けば、お腹がペコペコです。急いでお弁当を準備してみんなそろって「いただきま~す!」「おいしい!おいしい!」と食べる姿を見たら、お母さまたちも喜んでくださいますね。

こひつじかいの子どもたちはとにかく元気です。ちょっと疲れたから休憩。。なんて声はどこからも上がらず、ご飯を食べ終えた子から「どこで絵を描けばいいの?」とクレヨンを手にしています。目の前に広がる田んぼを見ながら、自分たちが田植えをした様子をあっという間に描きあげます。一生懸命田植えをした様子がいきいきと伝わるものばかりでした。

絵を描き終えたら、すぐに公園の階段を駆け上り、長ーいすべり台やアスレチックがたくさんある遊び場へ。時間ぎりぎりまで、体をフルに使って走り回りました。長いすべり台を何回も何回もやっていたら、おしりがムズムズしてきた!という面白い感想も聞けました。

汗びっしょりの洋服から着替えて、いよいよお母さまたちのもとへ帰ります。普段だと、帰りの電車に揺られているうちにウトウトする子がいるのですが、みんなどんどん体力もついてきて最後の最後まで元気いっぱいでした。捕まえてきたカエルをみて、ぎょっとしているお母さまもちらほら見られましたが、1匹残らずお持ち帰りとなりました。

今回もお世話になった沢山のスタッフのみなさん、お子様を元気に送り出してくださったお父様、お母様、本当にありがとうございました。秋の稲刈り遠足で立派に育ったみんなのお米を収穫できるのが、今からとっても待ち遠しいです。

磯邊季里 @ 2013年06月15日 19:15 コメント: (0)

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