<こひつじかい>ハロウィンパーティー

2017年10月29日

台風一過はあっという間に終わり、今日も朝から連日の雨。そんな悪天の中でも例年通り子ども達は緑ヶ丘の児童館に集まり、お部屋の外からは、ドアが開かれるのを今か今かと待つ、子どもたちの声が聞こえてきました。一人一人個性のある衣装を纏い、元気よく、四方を飾り付けされたハロウィン仕様の部屋に入ってきました。そうです、今日はハロウィンパーティーです。部屋に入ると早速「これかわいいでしょ!」「見てこれ手作りなんだよ」などと衣装を周りのお友達に披露する仮装自慢大会が始まります。手作りという声も多く聞こえ、楽しみながら準備をしてきてくれたのが伝わってきました。存分に披露し終えると、荷物の整理を済ませ、音楽室に移動します。音楽室も今日は特別です!床一面に朝早くから小学生の先輩たちが膨らませてくれた4色の風船が広がっていました。子ども達は風船に早速心を奪われ、風船が低いところから僕らの目線に向けて色とりどりにポンポンと打ち上がります。しばらく自由に遊ぶと、次に村上先生のピアノに合わせて歌と風船を使った遊びをしました。子ども達が部屋を縦横無尽に駆け回ると、風船も自由に動きまわります。どんなに楽しくても、風船を踏んではいけないというお約束は絶対に守らなくてはなりません。みんながきちんと守ることができたためか、誰も転んだりせず、音楽室でのアクティビティを楽しみました。

元の部屋に戻ると、4チームに分かれて工作の時間です。お手本と見比べ、同じ形の猫を作るべく思考錯誤しながら、切った画用紙のパーツを繋げます。年長さん以上は自分達でパーツを画用紙に設計する作業から始めましたが、手慣れた様子で素早く終え、まだ終わっていない年少さん達を手伝ってくれました。全ての班が黒猫をスムーズに完成し終えると、そのまま2つ目の工作に入ります。今度はチームで協力することが大切、黒猫の工作ででたゴミを袋に一つ残らず詰め込んで、おばけカボチャを作りました。ゴミなしでお部屋がピカピカに片付いたところで昼食の時間です。ハロウィンパーティーということで、子ども達のお弁当にはカボチャの使われた料理などが多く見られました。

衣装に続き、料理一つとっても子ども達から「見てーこれカボチャなんだよ」など笑顔の報告がされます。お母さまの作ってくださった自慢の料理たちを綺麗にお弁当箱から無くすと、次は自由時間です。自由時間には輪投げや的当てをして遊び、順序を守って元気を切らすことなく遊びました。存分に遊んだ後はまた工作の時間です。紙コップを2つ使い、コマにもなりフリスビーとしても遊べるおもちゃを作りました。カラフルなシールを表面に自由に貼り、全員がオリジナルのおもちゃが出来上がります。コマとして使うと、シールの色が混ざり、これも同じくオリジナルの色になります。

最後にカボチャ運びリレーをしました。ルールは自分たちの工作で出た画用紙のゴミで作ったカボチャを、二人ペアになって棒で支えながら運ぶというものです。初めてやるという子どもは棒の使い方を間違えたり、かぼちゃを落としたりと苦戦している様子でしたが、常に盛り上がりを見せ、班ごとに協力しながら競争を楽しんでいました。何回戦か繰り返し、徐々に上手くなって来たところでお母さんたちがお迎えに来ました。お母さん方が見守る中、ハロウィンの本を通じてトリックオアトリートという言葉を覚え、読み終えると、お菓子をもらえる魔法の言葉を早速口にしてホウキ型の袋に入ったお菓子を全員が手に入れました。帰る頃には朝よりかは激しい雨足となっていましたが、無事に今年もハロウィンパーティーを終えることができました。

磯邊季里 @ 2017年10月29日 22:50 コメント: (0)

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