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【五感磨き遠足】たけのこ掘り遠足に行きました

2024年4月15日 / 未分類

春の空気も残りつつ夏日となった今日はたけのこ掘りをしました。竹林のある鎌倉へ電車を乗り継いで行きます。

 田園調布駅で集合して元気いっぱいに出発!まずは武蔵小杉駅へ。同じ時刻に発車する東横線、目黒線に男の子チームと女の子チームに分かれて乗りました。どちらが早く着くのか勝負です。多摩川駅、新丸子駅、と停車するたびに電車からお互い手を振っている姿がありました。
 小田急線で大船駅に着くと次はモノレールに乗ります。モノレールってどこに線路があるんだろ、どんな形だったっけと乗る前から興味深々です。車両の先頭にのると子供の目線からは上にある線路がよく見えます。もうすぐ右に曲がるよ!上り坂だ、と教えてくれる子や、よく揺れる列車に体を持っていかれないように耐久ゲームをしている子達などそれぞれ自分なりにモノレールを楽しんでいました。最寄駅で降りると日差しも強くなってきていました。そんななかでも子どもたちは元気に歩きます。そして八重桜が咲きほこる広い公園に到着!気持ちの良い風が吹く中、早速公園を散策します。

 荷物を置いたら持ってきたスコップと軍手をだしてたけのこ掘りのはじめです。たけのこは殆どが土の中に隠れていて先っぽの部分だけが顔を出しています。みんな顔を下に向けて歩きながらこれかな?どこにある?と探します。何個かたけのこを見つけるとチームに分かれて掘り始めました。掘る時はたけのこを傷つけないように生えている周りを掘ります。スコップは筍の生えている向きと反対に向けるなど工夫している子もいました。掘るたびに大きくなっていくたけのこに子供たちの期待も高まります。そしてたけのこのそばには太くて硬い根が!ここからたけのこが生えてるということにみんな驚いていました。そして無事収穫!採れたー!とみんな嬉しそうに報告してくれます。大きいもの、小さいもの、まっすぐなもの曲がっているものなど様々な形をしたたけのこを取ることができました。小さいたけのこはその場で剥いて薄く切ってお刺身のようにします。白く新鮮なたけのこはえぐみが少しありましたがみんな興味深々に食べていました。

ひと仕事終え、みんな汗をたくさんかいていたため、水分補給をして、お昼ご飯を食べることにしました。たけのこ掘りをしている間に、八重桜の花が開きちょうどよいお花見スポットとなっていました。たけのこをひたすら掘り続けたのでお腹が空いていたようで、お弁当はすぐに食べ終え、たけのこと麹が入ったお味噌汁、たけのこご飯、たけのこのごま和え、若竹煮などたけのこ三昧の料理もおかわりをしました。ごちそうさままでの間に、ちょうど学校でこんな詩を教わったよ!と「たけのこ ぐん」という詩を披露してくれたので、みんなで復唱して今日にぴったりの詩を楽しみました。大満足のお花見ランチのあとは貸し切りの公園でこおり鬼や遊具で体を動かします。日は出ていたものの、涼しい風が吹いていたので、過ごしやすいお昼休みでした。

午後もまた、たけのこを掘りに行きます。午前中は平らなところを中心に探していたので、今度は坂になっているところを探しに行きます。昨日今日の暖かさはたけのこをぐんぐん成長させているようで、朝には見当たらなかったたけのこが続々と顔を出してきました。ちょこっと頭が見えているものも、子ども達はしっかり見つけ出し、それぞれスコップで掘ります。大きな声で見つけたことを周りに報告し、手伝いを呼んでお友達と力を合わせます。その声に反応し自分が掘っていたたけのこを放り出してしまうこともありましたが、別の子が今がチャンスと言わんばかりに掘っている様子も見られました。中には竹になる直前のたけのこもあり、掘り出してみると30cm近くあるものが出てきました。そのような大きいたけのこは子ども達のスコップだけではなかなか難しく、シャベルを持って手伝ってくれるお兄さんと力を合わせて、3つほど掘り出すことができました。斜面になっているところは滑りやすく、掘ってる途中のたけのこを踏みそうになってしまうこともありました。横に倒れてる茶色の竹は、軽く転がりやすいため危険ですが、縦に生えている緑色の竹は頑丈なので、緑色の竹を掴むと思うように動くことが出来ます。そのため、しっかり竹の色を見て歩くことがコツです。掘ったたけのこを、ブルーシートに置いていきますが、おやつタイムも忘れるほど夢中で掘り続け、シートがいっぱいになりました。

帰りの準備を終えて、たけのこおにぎりでパワーチャージをして、公園を出発しました。行きに見つけた秘密のルートも通り、駅に向かいます。車もたくさん通る道を歩いたため、道路を渡る時には待ってくれてありがとうございます、と急いで渡ります。帰りの電車では人が多かったので、立っている時間が長かったのですが、最後までお友達と手遊びをしたりお話をして過ごしました。なかには、パワー切れで立ちながら寝てしまう子もいましたが、なんとか帰ってくることができました。帰ってくると、みんなにたけのこを分けていきます。収穫したてを沢山いただいたにも関わらず、1人2〜3個持ち帰れるほどの大収穫となりました。大きなたけのこを欲しがる子ども達でしたが、実は小さなたけのこの方が美味しいんだよ、と教えました。みんなが堀ったたけのこ達がお家に帰って、どのようや料理になるのか楽しみにしています。

2024.4.14の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒K&R たけのこ掘り遠足 20240414
閲覧期限:2024年4月21日

【食育・ワジック教室】春コース第3回は「たけのこ御膳」

2024年4月7日 / 未分類

春ワジック第3回。まずは春の山菜の観察から始まります。福岡県の糸島というところから、春がぎゅっと詰まった宝箱が届きました!ふき、わらび、岩ぜんまいなど、それぞれどんな形をしてるかな、何ににてるかなと見て触りながら考えました。「ぜんまいを二つ合わせるとメガネみたい!」「魔法の杖かもー」と想像力豊かな子どもの発言がたくさん聞こえてきます。お弁当箱の歌に出てくる「筋のとおったふーき♪」と名前は知っていても見たことがなかったふきも知ることができました。

 次はお米の下準備。まず2合量ります。お米はさらさらと音がなりながら羽釜の中に吸い込まれていきます。そこに水をいれるとお水を吸ったお米は白くなって、触ると気持ちがいいみたいです。こういったお米が変化していく様子もこどもたちは楽しみます。

 次は今回のワジックメインのたけのこの調理です。生のたけのこに比べ、米糠で一緒に茹でておいたたけのこは柔らかくなっていました。
色変わってるかな?米糠はどろどろしてるー、けど手つるつるになるかもね!と不思議そうにしていました。煮たたけのこを少し味見してみると「甘くて美味しい!おかわりできる?」と新鮮なたけのこの甘さに驚きます。
 この茹でた筍の皮を剥いてよく見るたけのこの姿に変身させます。たけのこのとんがりのところを覚えて…そこを目印に皮を切ります。最初は硬い筍の皮を切るのが大変そうでしたがギコギコとコツを掴んで自分だけの力で切っていました。たけのこの皮は何枚むけばいいんだろう!雪だるまみたい!と言いながら小さなかわいいたけのこを作ります。

 そのたけのこを下準備した羽釜のお米の上にのせて火にかけます。時間が経つと炊いていたごはんがぐつぐつと音をたてはじめました。釜の周りについた水滴は熱さで動いていて、踊ってる!くるくる回ってるみたい。と楽しそうにしていました。最後にお米はぱちぱちと言っているのが聞こえたらみんなで10秒数えて…たけのこごはんの完成!

 最初に観察したふきとつわはまず板摺します。ふきに塩をかけて、ぐりぐりぐりと手で転がします。板摺の音はどんな音?ボールが転がってるみたいな音。ゴロゴロっていってると耳できいた音を上手に言葉で表現していました。板摺を終えたふきは筋をとります。ふーっ、すーっと筋はするするっととれていきます。つわの方がふきよりむくのが難しいことを比較して発見しました。

 みんなでテーブルの準備や盛り付けをして準備満タン。今回の献立はたけのこご飯、人参と新玉葱ののお味噌汁、山菜、鶏肉の照り焼き串、わかめとたけのこの若竹煮、菜の花のおひたしです。食材の種類が豊富なうえ、初めて挑戦する食べ物も多かったのですが、自分たちで作ったからか臆することなく食べていました。その中でふきを口に入れるとみんな顔を歪めます。春の山菜は苦いことを食べて知りました。何でも「美味しい」だけでなく、自分の舌で沢山の味を感じて表現していってほしいと思います。
大好評のたけのこご飯はほとんどみんなおかわりし羽釜は空っぽに!
最後は大きな声でご馳走様でした!と元気に今回のワジックを終えました。

2024.4.6の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20240406_ワジック教室春③「たけのこ御膳」
閲覧期限:2024年4月13日

【五感磨き遠足】卒業遠足に行きました

2024年4月1日 / 未分類

今日は、つくし野フィールドアスレチックで卒業遠足でした。私たちは、今日アスレチックで遊んでいた人の中でいちばん初めに遊び始め、いちばん最後まで遊んでいました。また、今日はお天気にも恵まれ、子ども達の泥だらけになってもへっちゃらで遊び続けるエネルギッシュさとピッタリの一日となりました。

朝集合してからアスレチックが開くまで、近くの山道をお散歩することにします。一般道のすぐ隣から狭い道を進んで行くと、車の音も聞こえなくなるほどの山に続く道があります。そこでは、どんぐりや立派な切り株、さらにバラ科の木の茎などを見つけることができました。きれいなお花や大きなどんぐりがあるとすかさず報告してくれ、プレゼントしてくれることもありました。さらに道を進んで行くと辺りが開け、栗の木がたくさん生えている野原に到着します。地面にはたくさんのいが栗が落ちており、それを目にした瞬間子どもたちは栗に駆け寄り、中身が入っているのかと興味津々で見て歩き回ります。中身をみるためにはいがの部分を開けてみなくてはいけませんが、手でやるのでは痛く、靴でもメッシュになっている部分が触れてしまうとチクチクして痛いので、器用に足を使わなくてはいけませんでした。コツを掴むと、サイズの大きなものを探し出し、中身があるかどうかをそのまま見るだけでも判断している子もおり、両足を上手に使って中の部分を取り出してポケットに大切そうに入れていました。そうしていると、ポケットにも手にも溢れるくらいの栗を拾うことができました。

アスレチック場が始まる時間になり中へ入り、私たちは少し歩いて奥の方の大きな池の上に遊具があるアスレチックスポットに行きました。このアスレチック場の遊具には一つ一つ番号が付けられていますが、これを順番通りやる人が多いため、私たちは番号順には遊ばず先に空いている池のアスレチックをします。ここには、池の中にある大きな桶の中に入りロープを引っ張っていき、ゴール地点まで進むというものや、いかだをジャンプして渡るもの、空中階段のようになっている丸太を一歩ずつ歩いて進むものなどがあります。多くの子は、桶の中に入って池を進む遊具に興味を示したので、1人ずつ挑戦してみます。自分だけの力でロープを引っ張り進む姿はとても真剣な面持ちでしたが、応援やアドバイスのおかげで全員クリアすることができました。その他の遊具でも遊んでいると、池に落ちてしまい全身びしょ濡れになった子がいました。しかし、それさえも楽しみ笑顔で遊び続ける姿を見た他の子も、ここで池に落ちて濡れても大丈夫なんだ!と認識するようになり、動きがより大胆かつ積極的になりました。その後も池に落ちて濡れてしまった子がいましたが、それ以前と変わりなく遊び続け、ほとんど全ての遊具を空いているうちに挑戦することができました。

池ゾーンを抜けて、次のアスレチックに向かいます。ロープに足をかけて進んでいくもの、丸太の平均台、ネットをつたって見上げるほどの高さまでのぼっていくものなどとにかく全身を目一杯使って進んでいきます。バランスをとりながら、必死に動いていくうちに、自分自身を操縦することのコツを掴めてきた様子で、大変そうに見えるものにも物おじせず果敢に挑戦していくようになりました。そんな中である子から「人間って何でもできるね!」という言葉が出てきたのが印象的でした。特に何の前触れもなく、ロープの上で突然発せられた言葉から、子ども達は常に自分なりに考えたり、感じたりしているのだということを再認識しました。

みんな次々にクリアしたので一旦休憩、おやつタイムです。沢山体を動かした後のおやつはいつも以上に美味しく感じます。そして、早速お絵描きタイムです。いつになく真剣な子どもたちは、それぞれ、頑張った時や何度も繰り返し楽しいと感じていたアスレチックを思い出しながら絵を描いていきます。一人ひとり描いている絵は異なりましたが、どの絵からもつい先ほどの子どもたちの一生懸命な表情や楽しげな様子を思い出させるような絵でした。

残りのアスレチックをチャレンジしていきます。
手が届きそうで届かない綱を手繰り寄せ、グラグラした丸太を渡っていきます。子どもにとっては大人が軽々届く歩幅も体全身を使って進むので、なかなか大変だったと思いますが、誰一人弱音を吐きません。大人も手を差し伸べたくなる瞬間が続きますが、グッと堪えて子どもたちの力を信じて応援に徹します。また、本人の力だけでは難しいところでは、少しお手伝いし、果敢に挑戦していきます。子どもたちが頑張る分、1人で超えられた瞬間は子どもも大人も達成感を感じることができ、今日は何度も子どもたちと「できた!」のハイタッチをしました。新一年生の女の子は、マッスルベルをお昼前にチャレンジした際は自力でベルを鳴らすことができませんでしたが、気持ちを奮い立たせて再びチャレンジをしました。なかなかロープに足がかからず、何度も飛び乗ってはずり落ちを繰り返しながらも挑戦し続け、ついにテッペンのベルを鳴らすことができました!

最後は滑り台のエリアです。まずはみんな大好きフリーフォールです。一直線に落下するので、いざ滑ろうと下を見るとかなりの恐怖感が襲ってきます。上に座り、手を自分から離すのはとても勇気がいる瞬間です。周りのお友達にに応援されながら、自分で手を押し出して、滑ります。最初は表情が固く引き攣り気味だった子どもたちも滑り終わると楽しかった〜!と笑顔で、また登っていき、やはり大人気のコーナーとなりました。
 そして、最後に人も少なくなってきたのでみんなで氷鬼をしました。鬼は大人2人で、真剣勝負です。すぐ捕まる子たちもいましたが、遊具や木の影に隠れて、鬼の様子を伺いながら助けられるタイミングを探します。新しいアスレチックも増え、逃げる場所も隠れる場所も増えたのでとても楽しめました。
 徐々に閉園時刻が迫ってきている放送が聞こえてきますが、閉園ギリギリまで遊びます。先ほど大混雑していた池の周りも人がいなくなり、最後の貸切タイム。各々最後にやりたいアスレチックで遊んでいると、蛍の光が流れ、あっという間に閉園の時間がやってきました。
 天候にも恵まれた今日は、一番乗りで入り、閉園ギリギリまで、ほとんど休憩を挟むことなく遊び尽くしました。誰1人弱音を吐くことなく、何度もチャレンジする姿、転んでも痛みをグッと堪えて顔をあげ立ち上がる姿、何とか自力でクリアしようとする姿、1日で子どもたちの取り組み方にも変化があったように思います。今日で3月も終わり、明日からはそれぞれ、新しい学年、環境での生活が始まります。今日のようにチャレンジし続ける姿勢を忘れずに、元気に新年度を過ごしていきましょう。

2024.3.31の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒K&R 卒業遠足 20240331
閲覧期限:2024年4月7日

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