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<こひつじかい>夏の妙高生活-後半①ー

2021年8月1日 / 未分類

こんにちは!
大学生の カメラマン です!
今日も子どもたちの近況をお届けします!

天気は快晴。最高な形で朝を迎えます。妙高山の山頂も顔を出し、子どもたちも綺麗と興奮気味でした。

さて、今日もランニング、ラジオ体操から1日が始まりました。昨日あれだけ動いたのに、子どもたちはケロッとした顔で何事もなかったかのように走っていました。この子達の体力はほんとに無尽蔵なんだなと、少しその体力分けて欲しいなと、思うばかりでした。

ランニングから帰ってくると、お掃除にお稽古とまたバタバタ活動に励んでいきます。そして、お昼には、みんなでコロッケを作って食べました。自分たちで斑尾で収穫したじゃがいもは格別に美味しそうでした。自分で収穫したものを自分で食べる。大変な思いをした分、その喜びは大きく帰ってくる。
IKU LABOでも感じた農業の醍醐味を存分に楽しんでいたようでした。

午後からは再度ランニングでも訪れたいもり池に別ルートから探検に行きました。森の中をひたすらに進み、いろんな昆虫と触れ合い、いろんなことに気づいて、吸収している、そんな様子を受けました。見たことあるものでも、さらに新しい発見をしていたのには感服でしたし、そんなことにも気づけるのかというようなことに気づいている子もいて、驚きました。
いもり池に着いてからは、縄跳びの練習しました。ずっと練習してきた縄跳びですが、本当に素晴らしかったです。昨日は数十回しか飛べなかったのに、今日は数百回飛べるようになったり、中にはなんと1000回以上飛べるような子もいて全員が全員昨日を上回る記録を残しました。これもオリンピックで頑張っている選手たちを見て、自分ももっと頑張らなければというような気持ちになったのが良かったのかなと感じています。形はどうであれ、スポーツの力は偉大であり、子どもたちの毎日の成長ぶりに圧巻でした。

さて、まとめとして、今日は「昨日より今日はさらに前に」ということを子どもたちは体現しているなと感じました。どんなに些細なことであっても、できなかったことができるようになる、昨日よりもさらによくなるというのは、子どもにとっては成功体験であり、達成感に繋がっているのだなと思いました。年が上がっていくにつれ、この感覚は鈍感になりがちですが、これだけの体験をこの短期間で得られている子どもたちの成長はまだまだ序の口であり、これからもっと成長が楽しみです。

今回も最後までご精読いただきありがとうございました!

<こひつじかい>夏の妙高生活ー折り返しー

2021年7月30日 / 未分類

こんにちは!
大学生の カメラマン です!

私は7月29日から妙高の活動に参加させてもらっています!
29日と30日は私の目線から、子どもたちの様子をお届けします!

年長さんが残って、始まった妙高での生活も3日目を迎えました。
今日も子どもたちは元気に1日を過ごしているようでした。

子どもたちは今日も朝から、積極的に活動していました。早朝5時半から、みんなで1.6kmランニングし、折り返しのいもり池ではすかさず、生き物観察に昆虫採集、そして帰りにはその生き物を持って、また1.6kmランニング。子どもたちのパワフルさには朝から驚かされました。自らの好奇心と行動力が垣間見える1日のスタートであり、この一週間で、大きく成長したのだなと感じました。

《率先して動く》
ランニングが終わり、ラジオ体操、掃除が終わったら、朝食後から本格的な活動がスタートです。お散歩、縄跳び、ジャム作りと、午前からいろんなことをしましたが、共通して、意識していたのは、「率先して、自ら動くということ」でした。何が今必要で、何をするべきか。子どもたちなりに考えながら、自らアクションを起こしていたように感じます。時には、考えることを忘れ、ちょっぴり怒られちゃう時もあったけど、少しずつ前に進んでいるようでした。

《笹寿司作り》
お昼には、新潟県の郷土料理「笹寿司」をみんなで作りました。笹をお皿代わりにご飯を乗せ、好きな具材を乗せるというシンプルなものです。作り方を教わりながら、しいたけにたまごなど、各々好きなものを乗せて調理を楽しんでいるようでした。今回の具材は5種類です。中でもサバ缶を使うのが特徴だそうで、笹寿司には味噌煮缶を炒ったもの、一緒にいただいた根曲竹の味噌汁には水煮缶が入りました。
大量に作った笹寿司ですが、食べる時にはすぐになくなってしまい、お代わりする姿も見られ、とても満足しているようでした。

《今日も応援》
さて、今日も今日とて、オリンピックの応援です。日本代表が出るたびにに「にっぽ〜ん!!!にっぽ〜ん!!!」の大合唱!全員でテレビの前で応援しました。競泳は一緒に泳ぐマネをしながら応援してみたり、柔道の時はみんなで作った日本の旗を振ってみたりしていました。勝って、メダルを取ると大喜び、負けてしまうと少し悲しそう。そんな一喜一憂する姿が何とも微笑ましかったです。

《花火》
1日の最後には、みんなで花火をしました。蝋燭から火を移して、すぐさまその「花」を見せてくれる夏の風物詩に子どもたちはえも言われぬほど目を輝かせていました。ついた花火に火をもらいながら、火をたやさぬようにゲーム形式で花火を楽しみました。あっという間に花火はなくなり、私も、無邪気に童心に帰り、遊んでしまいました。子供と一緒に遊びながら、こんな感覚もたまにはいいなとも思いましたし、忘れたくない感覚でもあるなと思いました。

《最後に》
遅れてこのキャンプに参加した私ですが、彼らの成長に感心させられました。普段、広尾で見る彼らとは全く別人であり、このキャンプがいかに子どもたちにとって大きな糧になっているのかを肌身で感じました。明日以降もいろんなチャレンジをしていく姿を見守りたいなと思いました。

《アルバム》
折り返しの写真はこちらです。お子様との会話の種にお使いください。
アルバムはこちらから⇒K&R 妙高生活ー折り返しー アルバム
閲覧期限:8月25日

<こひつじかい>夏の妙高生活 ー前半ー

2021年7月30日 / 未分類

《7月27日 妙高生活スタート》
朝ごはんを食べ、斑尾高原ホテルにお別れをした年長さんたちは30分程バスに揺られてブルーベリー農園に向かいました。天候は台風が近づいていることもありあいにくの雨。
ですが年長さんたちはそんなこともお構い無しでブルーベリーを前にしてウキウキとした雰囲気で溢れていました。ブルーベリー狩りが始まるとみんながそれぞれ脚立や足場を利用して工夫をしながら高い位置にある実を沢山収穫していました。カゴをいっぱいにして戻ってきた皆のブルーベリーを見てみると実の色もしっかりと見極めることが出来ておりまたひとつ成長を感じることが出来ました。ここで取ったブルーベリーは翌日以降にジャムを作るために使う予定です。
その後妙高に到着し、沢山動いてお腹がすいたのか早速お昼ご飯作りがスタート。あまり料理の経験がない子達も多くいましたがみんなで協力して時間をかけながら親子丼を作りました。包丁や鍋などあまり気の抜くことの出来ない道具が多くある中、ひとりとして怯えることなく積極的に料理に参加していました。
お昼ご飯が終わるとすぐにおやつ作りの時間。まずは材料をしっかり覚えるために材料をスケッチしました。今回はプリンとホットケーキミックスの2つだけの材料からできるカップケーキを作ることにしました。単純な工程ながら丁寧な作業を忘れない姿から少し料理への抵抗が無くなってきたのかなと感じる場面も多くありました。マシュマロを使って作るひつじのトッピングはまるで粘土遊びのように楽しみながら作っていました。
そして気がつくともう夕食の時間。今日は餃子を包むのにみんなでチャレンジしました。みんな餃子作りにハマってしまったのか気がつくと100個近くの餃子ができてしまい、食べられるのか少し心配していましたがあっという間にほぼ完食。
雨のためあまり外では遊ぶことの出来ない一日ではありましたが、料理ざんまいのキャンプらしい一日になりました。

《7月28日 1日中、学びがいっぱい》                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              
斑尾から続いている早朝ランニング。睡蓮がきれいないもり池までの往復3.2キロの道のりです。
いもり池に到着したときには睡蓮の花がまだ閉じていますが、1周お散歩が終わるころには日当たりの良いところから少しずつ花が開き始めます。
咲いているのを探すのは朝の目の体操にぴったりです。
ラジオ体操をしたあとは、朝の掃除時間。今日も1日気分よく過ごせるようにと全員で協力して掃除をします。
ほうき、ちりとり、モップ、掃除機、雑巾などお掃除道具も沢山。雑巾がけはオリンピックの水泳選手のように自分のレーンを真っすぐ進みます。
食事の配膳も考えることがいっぱいです。席数があっているか、大人と子どもが交互に座るように色の違うコップを用意など色々な役目があります。
お皿にも向きがあること、味噌汁やご飯にも置く場所があること、ひとりずつのスペースが区切られているわけではないので、少しずれるだけでもうお隣と混ざってしまって
誰の分なのかが分からなくなってしまいます。それぞれが自分の役目を正確に果たすこと、これから集団生活を行うための最大の課題を感じました。
それなので、他の人がやっているのにくっついて動くのではなく、とにかく自分でやることを見つけて行動するというのがルールです。普段の生活ではこのような機会はあまりないので、はじめのうちは困惑していた様子でしたが、少しずつ慣れてきているように感じます。

お昼ご飯はウッキー特製たこ焼きです。屋台のようなたこ焼き器で一度にたこ焼きが沢山
一度に何個焼けるのか、全部で何個できたかな?大人7人、子ども7人で食べるのに一人いくつくらい食べるかな?足りるか足りないか?
自分たちで生活するとなると、必然的に数を考えなければいけません。生きた学びは、机上の学びよりもよっぽど複雑です。

午後も段ボールスタンプで絵を描いたり、虫かごを作ったりと色々しますがその間でオリンピック観戦もかかせません。
日本人が出てきたら、鉢巻をまいて応援です。毎日応援しているうちに、予選や決勝があること、オリンピック選手でもルール違反をすれば失格になること
柔道など日本の競技は試合中でも身だしなみを整えなければいけないこと、色々なことが分かってきます。
分かってくれば分かってくるほど応援にも心がこもり、熱が入っていきます。テレビの中の人たちが旗を振って応援していることに気がつき
自分たちも旗を作ろう!と自ら行動することが出来ました。水泳選手が泳ぐのに合わせて真似っこゲーム、ただがむしゃらに動くのではなく、よく見て同じリズムで動きます。

だんだんと自分たちで生活するということの意味、どんなこと役目があるかが分かってきた最初の2日間でした。
色々なことが繋がってスパートをかけられるように、明日の折り返し地点を迎えたいと思います。

《アルバム》
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閲覧期限:8月24日

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