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<こひつじかい>スキーキャンプ ロングステイ4日目

2020年4月3日 / 未分類

《20年の感謝》
今朝は朝から大忙しです。8日間お世話になったロッジ・ラーとお別れをするので布団の片付けなどをみんなで協力して済ませました。
朝食を終えると、スキーへ向かう準備とともに全ての荷物を段ボールにまとめて玄関に下ろしました。
そして、スキー出発の前にロッジ・ラーのお父さんお母さんに出てきていただいて、キャンプ中に年少さんから大学生のスタッフまで全員で少しずつ作り上げた
折り紙の雪の結晶と全員の似顔絵をつないだ紙をお渡ししました。毎年、絵やお手紙など子ども達で工夫をして「感謝の気持ち」を伝える何かを考えるのですが
今年は冬の間に沢山練習した「雪の結晶」に決まりました。
ロッジ・ラーに毎年お世話になるようになって、20年もの月日が流れました。
始めたときはまさかこんなに長い間続くとは夢にも思っていませんでしたが、ロッジ・ラーの皆様のいつも変わらぬ温かさに支えられて節目の年を迎えることが出来たことは感謝してもしきれません。

《新しい宿舎へお引越し》
今晩からは、妙高プロスキースクールの宿舎でお世話になることになりました。
こちらには4月1日まで、ジュニアのキャンプに来ているお兄さんお姉さんも泊まっています。
食事やスキーへの移動もともにしますから、今まで以上にテキパキ行動しなければなりません。
宿舎はロッジ・ラーとはまた違う二段ベッドのお部屋や、2階から1階へひょっこり顔を出せる吹き抜けの構造に子ども達は大興奮で別荘に来たみたいと
改めて始まる共同生活に胸を躍らせていました。

《スキーも着々と上達》
今日も引き続き赤倉温泉スキー場で1日過ごします。午前中は昨日滑ったコースをどんどん滑ります。
小学生と年長さんでバディを作って、小学生が年長さんに指導します。小学生は今までコーチから教わってきたことを言葉や身振り手振りで一生懸命伝えます。
その指導は予想以上に熱血で、滑っている間も「もっと足をそろえて!」「ターンの時はこうやって」とゲレンデに厳しい声が響き渡り、
少し立ち止まると気づいた点をアドバイスしていました。小学生はより考えてスキーをするようになり、年長さんは大好きなお兄さんお姉さんについていこうと
無我夢中で滑り続けるので、お互いとてもよい刺激を受けてまた一段スキーが上達したように感じます。
お昼の後には、まだ行っていないコースを制覇することにしました。
リフトの横にはジャンプ台が見えて、あんな高いところから飛ぶの?と想像しただけでヒヤリとした表情を浮かべています。でもリフトに乗ったら更にびっくり!
そのジャンプ台なんてあっという間に通り過ぎ、どんどん山を登っていきます。まるで空に向かっているかのような景色に「鳥になったみたい」という感想も聞こえました。
着くと今までとは明らかに高さが違います。さっきまで見上げていた山がほぼ同じ目線にあるので、「えっ、ここ本当に山のてっぺんだ、、」とワクワクとドキドキが入り混じった表情の子ども達。まずは足慣らしに比較的緩やかなコースを滑ってみることにしました。目の前に広がる景色が壮大で、とても気持ちがよく、「今のところにもう1回行こう」とあっという間にリフトに乗り込んでいました。
次はモーグルチャレンジコースへ。小学生だけ挑戦してみようと思ったら、年長さん達が「なんで?一緒に行きたい!」と固い意志を見せたのでみんなで挑戦。
ここは間をあけて、一人ずつ自分どうにか下まで滑り切るという約束でスタートしました。もちろん何度も転ぶことになりましたが、誰もギブアップせず滑り切りました。
1週間でここまで滑れるようになってしまうのかと本当に驚きました!

《アルバム》
ロングステイ4日目の様子です。
アルバムはこちらから⇒K&R long stay 4th_ski camp 2020 アルバム

<こひつじかい>スキーキャンプ ロングステイ3日目

2020年4月1日 / 未分類

《小さなコーチたち》
今朝もラジオ体操でスタート。毎日決まってやることで、しっかりと見ることが身に付き始めました。お姉さま、お兄様の姿を見ると自然に手の伸ばし肩などに変化があります。このロングスティでの一つも目的は、自分で考えて、お友達などのよいところを真似して、てきぱきと行動をする!です。誰かにいわれて、言われるがままに動くのではなく、何をしなくてはいけないかを考えられなければ、共同生活はできません。小学生が、年長さんの面倒を見てあげることも2日目にして、とてもうまくできています。責任感がある小学生たちは、まずは自分自身がしっかりとお手本になるように動いている姿は、立派です。大人ががみがみとつたえるより、とてもこどもごころがわかっているので、ていねいに優しく導きます。その表情は、とても素敵です。

《赤倉温泉スキー場へ》
毎日お世話になった池の平温泉スキー場は昨日で営業終了となったので、今日からは赤倉温泉スキー場へ移動します。
しっかりと圧雪されたゲレンデは最高の状態で、新雪のボコボコの中で練習を積んだ子ども達は「簡単!!」とスキーが思い通り操作できるので自分の上達ぶりを感じていました。
コースが沢山あるので、次はあのリフトに乗ってみよう、つぎはこっちのコースから滑ろうと地図を見ながらみんなでプランを立てるのも
また楽しみのひとつです。
初心者だった2人も、もうどんな斜面でも滑れるので怖いものなしです。ゲレンデの途中で会うコーチや校長先生が「どうしたらここまで上手くなるんだ?」とびっくりしていました。
今日はランチもゲレンデなので、時間いっぱい滑ることが出来ました。

《やりたいことを自分で決める》
スキー場から帰ってくる車の中で、年長さんに、この後やることの確認をすると、
1.ゼッケンを外す
2.雪だるまを修理する
3.ブーツを脱いで、手袋やゴーグルを干す
4.2階に上がってウエアをかける
5.お風呂セットを持ってお風呂に入る
6.かるたで遊ぶ
7.夜ご飯
というお返事だったので、その通りに進めることにしました。
雪だるまは思った以上に溶けて傾いていたので大規模修繕になりました。そのあとは誰が一番まん丸な雪玉を作れるか対決です。手袋で削り、つるつるスベスベの雪玉を作ります。頑丈にできた雪玉はボール遊びができるほどで、ロッジの2階と外でキャッチボールをして遊びました。
そのあとは雪合戦大会、お部屋に戻ったころには全身汗だくでした。お風呂でさっぱりしたら今日も全員でカルタ大会、読み手も自分たちで交互にやったりチーム戦をしたりとどんどん遊び方が上手になっているようです。

《アルバム》
ロングステイ3日目の様子です。
アルバムはこちらから⇒K&R long stay 3rd_ski camp 2020 アルバム

<こひつじかい>スキーキャンプ ロングステイ2日目

2020年3月30日 / 未分類

《できることは自分たちで》
ロングステイ2日目、朝起きて窓のそとをみると昨日土が顔を出していたところも綺麗に雪で覆われていました。
まるで冬に戻ったかのようなフカフカの新雪に子ども達の気分も上がります。
ロングステイ中は出来ることは自分たちでやることがテーマです。ただスキーをしに来たのではなく、ロッジをお借りしての共同生活です。
ラジオ体操が終わると全員で洗濯物を干します。Tシャツなどハンガーにかけるもの、下着、靴下、スキーのタイツなど種類別に仕分けしてから。靴下のマッチングゲームは年長さんの担当です。洗濯物が裏返っていたら「誰よ~?」といって干す前に元に戻してあげるルールです。
犯人さがしが目的ではなく、ママたちの日頃の心の声の真似っこです。自分でやることで、ささいな気遣いをどれだけ沢山してもらっているかに気づき
周りのことを考える余裕と優しさを持った人になってほしいと願っています。

《日々練習》
8時の朝ごはんの30分前になると女の子たちは一足先に食堂へとおりていきます。
東京から持ってきた卵焼き器と長野駅で発見したお出汁を使って、卵焼きを作ります。
東京にいるときから練習を重ねてきた卵焼きづくり、せっかく食べてくれる人が沢山いるのでロッジ・ラーのお母さんにお願いして毎朝作らせていただくことにしたのです。
出汁の濃さを調節し卵とまぜつつ、一方で油で卵焼き器を温めます。
お料理は同時にいくつかのことをやったり、次になにをするかを考えたりしなければならないのでとてもいい頭の体操です!
8時に他の子たちが食堂に入ると、みんなが「いい匂い~!」と声をそろえ、卵焼きが焼きあがるのを見守ります。
ふっくらしてとても美味しい卵焼きは、あっという間に売り切れになりました。

《新雪の難しさを体感》
今日は一歩進むごとにブーツがうまってしまうほどの新雪です。こんな日は板をはくのも一苦労です。ようやく自分で滑る準備が出来るようになってきたところで新たな試練です。ほぼ貸し切りのスキー場に朝一番で繰り出したので、どこもかしこも自分たちで道を作っていきます。あっという間に板が見えなくなり、思うように進めません。
最初はフワフワの新雪に興奮し、楽しんでいた子ども達ですが一度雪に埋もれると脱出するのに相当なエネルギーが必要になります。
随分滑り込んで、上達してきた子ですら「人生で一番辛くて大変だった、抜け出せないかと思った」と感想を漏らすほどでした。
そんな中でも「もう帰りたい」など弱音を吐く子はいなく、リフト終了時刻まで滑り続けました。毎日コロコロと変わる雪の状態にどうにか対処した経験は確実にそれぞれの上達に繋がっていることでしょう。

《全力で遊ぶ》
ゲレンデから戻って、板を置くと部屋に戻ることなく「雪だるまを作ろう!」と雪遊びが始まりました。
はじめは大きいのを作ろうととにかく大きな雪玉をまるで大玉転がしをするかのようにつくりはじめましたが、途中で「オラフ」を作ることに方向転換。
そうなると2段目が多きすぎるという意見がでます。すると苦労して重ねた2段目をあっさりと削り出しました。
大人なら「せっかく作ったんだからそのままでいいいんじゃない?」と言いたくなる状況ですが、子ども達はいたって真剣にイメージの再現をめざします。
ようやく出来上がった大作は中々立派な作品で、満足のいく出来だったようです。作っている最中の子ども達の生き生きとした顔を見ていると
時間で切ってしまうことは出来ず、かれこれ1時間にもおよぶ雪遊び時間となりました。

《アルバム》
ロングステイ2日目の様子です。
アルバムはこちらから⇒K&R long stay 2nd_ski camp 2020 アルバム

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