<食育・和のサペレ>手作りおにぎり

2023年2月11日

《今日は手作りおにぎり》
今日の和のサペレのお献立は

●自分の手でにぎるおにぎり
●お出汁を引くところから作るお味噌汁
●鶏の特製ゴマダレ焼き

とってもシンプルな分、色鮮やかで個性豊かな冬野菜を揃えてみました!
初参加の子はもちろん、前回から続けての参加の子、そして大人の私たちにとってもまだまだ初めてのことがいっぱいです!
その一方で、前回から大きな変化、成長をみせてくれたこともいっぱいありました!

《初めてがいっぱい!》
1歳児、2歳児の子にとっては初めてやることがたくさんです。初めてすりこぎを持って初めてゴマすりをしました。大きなすりこぎを小さな手で扱うのは大変でしたが、うまくゴマをすります。また初めて持つ包丁を使って鶏肉も切りました。ぷにょぷにょしてる!と鶏肉の感触を包丁から感じます。さらに初めておにぎりも握ってみました。途中でつまみ食いもしながらも炊き立てのお米の熱さを感じながら小さな手で握ります。すりこぎの扱いの大変さ、鶏肉の感触、炊き立てのお米の熱さ、これは全て子供達がやるからこそ感じることができました。我々の予想ではなかなか最初は難しいかなと思っていましたが、予想は大外れ。どんなことにも果敢に挑戦していきました。挑戦したからこそ経験できたものがたくさんありました。我々が子どもの限界を決めるのではなく、まずはやらせてみることが大事!これを子供達に気付かされました。
子供たちは初めて見るものもありました。まん丸で大きなリンゴやすんごく小さなにんじんもあれば自分の顔よりも大きなニンジンもあります。実際に手に取って見ることによりどんな色をしてるのか、どのくらい長いのかということを実感していました。なかには普段は見ることができないような野菜もありました。ごぼうのような色のニンジンや付け根のところで繋がったニンジンなど我々でも見たことのないような野菜がありました。そういう野菜にも子供たちは興味津々です。子供たちには、ニンジンはオレンジで細長い形をしてるという固定概念が無いからこそ目の前にあるものを素直に受け止めていました。

《一度の経験でも大きな変化!》
体験会への参加が2回目の子どもたちは、今回また大きく成長しました。
例えば、初回でも胡麻をする作業の担当になっていた子は、すり棒の持ち方をきちんと覚えていて、大人がちょっと手で支えようとすると怒ります。手伝ってもらわないとすり棒を持とうとしなかったにも関わらず、今回は、擦った胡麻を手で触って、粉状になっていることに不思議がっている様子まで見られました。当然胡麻が飛び散ったりもしますが、和のサペレでは、1人でできることを自覚している本人の気持ちを尊重し、新たなことに果敢に挑戦したいと思える心を育むようにしています。
また、集中が途切れてしまう場面も多々あった初回でしたが、私が先にやる!と率先してお料理に向かう様子が最後までやり切ろうとする姿に、こちらも驚かされました。

そして、ご飯を頂くときも、立派な姿を見せてくれました。なんと今回は、いただきますをしてから、一度も席を離れることなく、完食、もしくは苦手なものでも一度は口に運んでいました。慣れないお箸を使って、お肉を食べようともしていました。
2回目の体験で、”自分で作った”という実感をより持てるようになったからかもしれません。そう思うほど、よく食べ、よい姿勢で過ごしていました。

《一冊にまとめてみる》
食事が終わったら、今日の経験を早速アウトプットする時間です。
使った食材を振り返ってみたり、それぞれの食材がどこからやってきたものか、何から出来ているものかなどを食べ物カードで1冊にまとめてみました。
お料理中の会話で出てきた言葉も書きだしてみるとたくさん!お料理するにはコミュニケーションが必須、自然と会話が増えるということが良く分かります。
もちろん表紙は、出来上がったお料理の写真です。
こちらもシンプルなものですが、毎回少しずつ貯まっていけばいいなぁと思っています。

《アルバム》
2023.2.11の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
閲覧期限:2023年2月17日
アルバムはこちらから⇒和のサペレ「手作りおにぎり」

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