【食育・ワジック教室】春コース第5回は「味のさしすせそ」

2024年5月19日

“味覚”がテーマの今回のワジック、まずは醤油を濾すことから始まりました。去年あらかじめ仕込んでおいた醤油のもとを使います。ドロドロで茶色のものは見慣れた醤油とは程遠い姿です。ですが布から一滴ずつぽたぽたと下に落ちていく液体は透き通った色。お醤油だ!とみんな興味津々です。さらさら透明に生まれ変わったものは香りも色もいつも見慣れた醤油そのものになっていました。

 次は、さ(砂糖)、し(塩)、す(酢)、せ(醤油)、そ(お味噌)の調味料をみんなで味見して比べます。お醤油はどんな味だっけ?甘い?!じゃあお砂糖は?味見してみます。お砂糖は甘い!塩はしょっぱい!次はなんだろ、、、すっぱいっ!!!!顔をすぼめてお酢の味を知りました。みんなのべろにはセンサーがたくさんついてます。甘い、しょっぱい、うまい、酸っぱい、苦い、色々な味を見分けることができるんだよと伝えました。そしてさっき濾した醤油も味見してみます。しょっぱい!もう一つ5歳の子が作ってきた醤油はお豆の味がしっかりしていてとても美味しいです。同じ醤油でも色々な味があることを知りました。

 次は包丁を使った料理です。みんなだんだん包丁の扱いにも慣れてきました。丸くて小さい新じゃがいはまず半分に切ります。二つになったじゃがいもを半分にすると4個に、8個に、16個にとあっという間にどんどん増えていきました。きゅうりは薄切りに。トントン…と言いながら薄く切っていきます。山盛りのきゅうりに”しょっぱい”塩を入れてぎゅっぎゅっと手で揉みます。きゅうりが「しょっぱいっ!」と言ってお水が出てきます。緑のお水がたくさん!いっぱい汗が出ました。最後にまぐろを一口サイズに切ります。まぐろは“筋”は切りにくいので包丁を前に後ろにと工夫して動かしながら切っていきました。

胡麻和えなどよく作るお料理の味付け作業は子どもたちにお任せです。調味料を分量を最年長の5歳さんが他の子達に教えてあげます。みんなで協力して大人もびっくりするほど早く料理ができました。
 今日の献立は羽釜ご飯、わかめの味噌汁、マガレイの煮付け、きゅうりとカニの酢の物、新じゃがいもの胡麻和え、マグロのネギの煮物、旬の果物いちごに、先日遠足で採ってきたお茶です。
 いただきます!と食べ始めます。すると骨のたくさんあるマガレイを食べるのに苦戦。骨を取らずに上の部分だけを取って食べるのはお箸を器用に使わないとです。大人の力を借りながら綺麗に骨だけを残して食べていました。他の料理もパクパクと美味しい!と言いながら食べていました。そしてみんな完食!!今回のワジックは終了しました。

2024.5.18の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20240518_ワジック教室春⑤「味のさしすせそ~お醤油完成!~」
閲覧期限:2024年5月24日

磯邊季里 @ 2024年05月19日 05:30 コメント: (0)

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