【ワジック教室・食育】味のさしすせそ御膳
2025年5月18日
味覚がテーマの今回は新鮮な食材たちを使って色々な味を知っていきます。8人の子どもたちと賑やかなお料理となりました。群馬で無農薬野菜を作っている「でこ農園」のでこさんから、是非子ども達に食べてみてほしいと届いた愛情たっぷりの新鮮なお野菜なので、シンプルなお料理ほどお野菜の美味しさが引き立ちます。和食の基本調味「さしすせそ」を味わうのにぴったりの回となりました。
献立
◯羽釜ご飯
◯新玉ねぎの味噌汁
◯のらぼう菜の胡麻和え
◯わらびと油揚げのあっさり煮
◯たけのこと新玉ねぎのもろみ炒め
◯新玉ねぎの卵とじ
◯春菊サラダ
◯胡瓜としらすの酢の物
◯鳴門金時の大学芋

《手作り醤油をろ過》
まずはペットボトルに入った茶色いどろどろしているものを使っていきます。実はこれ去年お教室で作った醤油!でも普段見るお醤油とは違い、色は濁っていてどろどろです。これを布で濾過してみると、、、お醤油のいい匂いがしてきます!ぽたぽたと落ちてきた液体はいつもみる色のお醤油です!子供達は茶色の雨みたいと表現していました。



《野菜を観察》
次は今回使っていく食材の絵を描いていきます!たまねぎは実の部分だけでなく根っこや葉の部分もついています!ネギみたいな見た目をしていてとっても長いです。こどもたちはそれらの特徴をしっかりりつかんで描けていました。いただいてしまう前に、でこさんが大切に育ててくださったお野菜を見えるまま、感じるままにお絵描きしました。上手に描ける描けないに関わらず、一生けんめい手を動かす姿は真剣そのもので、お野菜たちもきっと喜んでいることでしょう。



《いよいよお料理開始》
次は食材の下準備をしていきます。お姉さんチーム、男の子チーム、妹チームに分かれて役割分担です!お姉さんチームは切りずらい野菜を切る担当です!柔らかい筍や油揚げをはじめとしてかたーいさつまいもを乱切りにしました。男の子チームは玉ねぎやきゅうり、胡麻すりなどを担当しました。新玉葱は葉っぱの部分を切ると目にしみましたが、それも堪えて最後まで切りました。そして妹チームは食材を洗ったり、卵を割ったりしてお兄さんお姉さんに負けないほど働き者です!みんな数え切れないほどの食材がある中でそれぞれの担当を一生懸命やっている姿が印象的でした。



《最後の仕上げをして、いただきます!》
今日はシンプルな味付けなので、下準備が終わればあとは一気に仕上げに取り掛かれます。集中して下準備をしたので、絵本を読んで一息つきます。「あじ」という、今日にぴったりの絵本を読みました。味覚をみんなどこで感じているのか。苦い食べ物、あまい食べ物って何かな?などみんなで話しながら読み進めると、絵本の中に下準備した食材もたくさん出てきて、絵本の世界と自分の世界が重なるようでした。
さぁ、いよいよ料理の仕上げに取り掛かります。それぞれのお料理に合わせて、「さしすせそ」の味付けをしていきます。回を重ねるごとに配膳もスムーズになってきて、あっという間に食事の準備が整いました。
初めての食材が出てきても、これは何?好きじゃない、食べられないなどと警戒することなく、食べてみてそれぞれ味の感想を言っている様子に、今回のテーマである「あじ」を存分に楽しめたことを嬉しく感じました。






《アルバム》
2025.5.17の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20250517「さしすせそ御膳」