【五感磨き遠足】遊び尽くした卒業遠足

2025年3月31日

今年もつくし野フィールドアスレチックで卒業遠足です。昨日は冬のような寒さの雨でしたが、今朝は太陽が顔を出しています。肌寒いお天気でしたが子どもたちは今日も元気に集合、やる気満々です。
まずは、アスレチック前の準備運動に朝のお散歩。スキーキャンプでも朝のお散歩をしていた子どもたちは、足取り軽くぐんぐん道を進んでいきます。ドングリやフカフカな葉っぱの道を駆け抜けていくと道が開け、栗が沢山落ちている広場に辿り着きます。早速栗拾いをする子どもたち。思った以上にイガの部分がチクチク刺さり苦戦しながらもなんとか集めます。例年はこの広場で遊んでいますが、今日は「この先に道があるよ!行ってみよう!」と道を見つけて進んでいくので、みんなで後をついていくことになり、探検の始まりです。「かぐや姫はいるかな〜キラキラしていないからいなさそう」と言いながら竹藪の中をしばらく進むとまた道が開け、土筆が沢山生えている広場に辿り着き、色々な植物を見つけました。そして、あっという間に1時間経ち、きた道を戻ると丁度開園時間です。

今年も1番乗りに入園しました。アスレチックには番号がついていて、①番から順番にクリアしていく方法もありますが、まずは空いている間に池の広場のアスレチックを堪能します。ここには、池の中にある大きな桶の中に入ってロープを手繰り寄せて進むものや、池に浮いているイカダに乗って進んだり、池の上にかかっているアスレチックなどがあり、貸切状態のアスレチックに子どもたちは大興奮。各々やってみたいところへ一目散に向かいます。最初は、池に落ちてしまう怖さがある子どもたちはかなり慎重に一歩ずつ進んでおり、「これはやめておこうかなー」と足踏みしている子もいました。しかし、1人友だちが挑戦している姿を見ると、よく見てやってみる姿もありました。そして、ザブーンっと音がし、水飛沫があがります。バランスを崩して池に落ちてしまいましたが、これも遊びの中で起こったものなので、子どもたちはケラケラと笑っていてとても楽しそうです。一度ずぶ濡れになると、もう怖いものはありません。子どもたちの動きもどんどん大きくなり、思いっきり体を動かし、ずぶ濡れになりながらも思う存分楽しみました。

今日は年長チームの卒業とお誕生日ダブルのお祝いを兼ねて、遊びの拠点をパーティー会場のように飾りつけしました。
池ゾーンをひと通り遊び尽くしたところでお十時にします。みんなのおやつをお店屋さんのように並べて、楽しくいただきます。そのあとはアスレチックの1番奥のゾーンに出発です。向かう道で予定外の難関が待ち受けていました。昨日の雨のおかげでツルツルになって上っても上っても滑ってしまいます。ロープや木の根っこを手掛かりにしたり、落ち葉で滑りにくそうなところを上るなど工夫をして1人ずつどうにか上ることに成功しました。先にのぼった子たちは応援したり、アドバイスをしたり、ロープを手繰り寄せて引っ張り上げようとしたりしていて、子どもたちの優しさとチームワークの良さを感じました。

卒園遠足は、毎年子どもたちと初めて出会った時のことを思い返しながら、目の前の大きく逞しく成長した子どもたちを見て大変感慨深くなります。数年前は、階段を1歩ずつ上り下りすることが精一杯で、納得いかないと固まって動かなくなったり、自分のしたいことだけをやり続けたりと、それぞれが自由に動くことが多かったように思いますが、今日は新年長さんたちをリードしながらも、とにかくゲラゲラ笑い、楽しそうに遊んでいる姿が印象に残っています。また、特に今年は全員で達成しようという気持ちが強いようで、苦戦しているお友だちがいると置いて次に行ってしまうのではなく、自然に「頑張れ〜」とみんなが応援し、上から手を差し伸べる姿には感動を覚えました。そして、新一年生、新年長それぞれの成長にも気づかされる時間でした。どのアスレチックも一歩踏み出したら、あとは自力でどうにかしなければいけません。どうにか次のロープに手が届くよう手や足を伸ばしたり、水面ギリギリの状態でなんとか保てるよう体幹を使って耐えたり、頭と身体を最大限に使って頑張っていました。必死に新一年生について行っていた新年長さん。毎年怖くて「出来ない」と涙することが多いように思いますが、今年は誰1人諦めることなく果敢に取り組んでいました。来年の3月にはどんな姿になっているのか、今から楽しみでなりません。

2025.3.30の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20250330 卒業遠足

磯邊季里 @ 2025年03月31日 05:31 コメント: (0)

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