【ワジック教室・食育】第3回はお花見弁当を作りました!

2025年4月7日

今日は新年少さんや新小学1年生のお子さんを中心とした総勢7名で、桜が満開の今日にぴったりなお花見弁当を作りました。

献立
〇塩むすび~桜エビをのせて~
〇焼き鮭
〇とり団子串
〇菜の花のお浸し
〇出汁巻き玉子
〇人参の胡麻和え
〇空豆の蒸し焼き
〇さくら麩
〇わかめの味噌汁
〇とろーりチョコのいちごのせ

今回は、音がテーマ。お料理の中でどんな音が聞こえてくるか、耳も使うように促して始めます。
まずはおにぎり用のご飯を炊きます。ご飯を研いだら、慎重に水を量って羽釜に入れます。火にかけて、炊き上がりが近づくと良い音がしてきました。「どんな音がする?」と聞くと子どもたちは興味津々で集まってきて、みんなで「パチパチ」とご飯が炊ける音に耳を澄ませました。

次は、にんじんの胡麻和えを作ります。まずは和え衣です。胡麻を擦るとプチプチ音がして、香ばしい良い香りが部屋中に広がりました。そこに味をつけたら、みんなでお味見をします。
次に人参を薄い半月切りにします。新小学1年生の子どもたちはもう1人で上手に包丁が使えます。「トン、トン」とリズムよく、綺麗に切ってくれました。フライパンで炒めて、胡麻と和えたら美味しい胡麻和えの出来上がりです。

音は「そろそろ出来たよ!」と食材が教えてくれる合図です。
作業をしている間に、魚焼きグリルで焼いているそら豆から香ばしい匂いがしてきます。しばらくすると、「ポン!」と鞘が弾ける音がしました。焼き上がったら、中身をみんなで取り出します。「熱い!」と言う子もいましたが、上手く中身を出せない小さな子を年上の子が手伝ってあげるなど、協力しながら手際良く作業ができました。

魚焼きグリルでは、鮭も焼きました。塩鮭の切り身を並べてグリルに入れ、チチチと火を付けて、しばらく焼くといい匂いがしてきます。焼けたかなと開けてみると、パチパチと音を立てて美味しそうに焼けていました。

鶏肉団子も、自分たちで丸めます。肉種がくっつかないように、油を少し手に広げてから、大きすぎず小さすぎないようにお団子を作っていきます。油でベトベト、お肉でベトベトになった手も途中で洗わずがまんがまん。せっせと皆んなで50個くらいのお団子を作りました。

ご飯が炊き上がったら、みんなでおにぎりを作ります。今回作るのは俵型のおにぎり。まずお椀を軽く水で濡らし、その中にご飯を入れて蓋をし、上下にひっくり返します。こうすることで簡単にご飯がまとまります。次に手も水で濡らして、まとまったご飯を俵型に握りました。きちんと手を濡らしておかないと、お米が手にくっついてしまいます。少し苦戦しながらではありましたが、お弁当にぴったりの可愛らしいおにぎりができました。

いよいよお弁当箱に詰めていきます。子どもたちはもうお腹がぺこぺこで、気がつくと詰めたそばから口に入れてしまう子もいましたが、食べたい気持ちをぐっと堪えながら作業をしました。お弁当なので見栄えを大切に、お手本を見ながら丁寧に箱に詰めていきます。先ほど握ったおにぎりには、刻み海苔や春らしい桜海老を乗せました。鶏つくねは3つずつ串に刺し、にんじんの胡麻和えはアルミカップを敷いたカゴに入れます。途中で『おべんとうばこのうた』をみんなで口ずさみながら、楽しく作業を終えました。

外で桜を見ながら食べたい!と言う声もありましたが、今日はお部屋の中で切り花の桜を見ながらお花見です。綺麗に盛り付けたお弁当を夢中でいただきます。菜の花やそら豆、桜エビなどの春の味も気に入ったようです。
お弁当と一緒に作った、ワカメのお味噌汁もお代わりするほどの大人気でした。

2025.4.5の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20250405「お花見弁当」

磯邊季里 @ 2025年04月07日 05:48 コメント: (0)

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