<こひつじかい>スキーキャンプ2018 1日目

2018年3月25日

東京駅のホームに続々と子供達が集まって来ます。今年も3泊4日のスキーキャンプの始まりです。大勢の子供達が小学生の指示に従ってしっかり列を成す姿がとても頼もしく、この子供達がどれだけ成長してここへ帰ってくるのかとても楽しみに思います。

お父様、お母様にしばしお別れのハグを済ませるとみんなで新幹線に乗っていざ出発です。新幹線内では折り紙が大流行して、元から作ることができる作品を作る子もいれば、自分で一から考えて自分の相棒の動物などの様々な作品を作り上げる子もいて、ここまで子供が多いと想像力の幅も広がり子供達同士での影響も大きなものとなりました。
新幹線から電車への乗り換えも長旅ながらにまだまだ元気な子供たちはしっかり動き回りついてくることも出来、全員無事元気に本キャンプで宿泊するロッジ・ラーがある妙高高原駅に到着することができました。前日まで大雪だったここ妙高も本日は雲ひとつない晴天で私たちを歓迎しているかのような暖かい日差しが照りつけていました。駅ではロッジ・ラーの方々が車を用意していてくださり、何組かに分かれてロッジ・ラーへ向かいました。

ロッジ・ラーに着くと皆各々の部屋に分かれて軽い身支度を自らの手で済ませます。先生とのお約束で子供たちは最終日までもうリュックサックは触れません。必要なものは全てリュックサックの外に出していつでも使えるよう準備しました。皆リュックサックはほぼ空の状態になりお約束は守れそうです。
長旅を終え無事宿に着いた後はお昼ご飯です。宿での最初のご飯はカレーライスとわかめスープでした。自分の服を汚すと東京に帰らなければいけないといったようなゲーム形式での食事は効果覿面でカレーライスという難敵にも無事1人も欠けることなくクリアすることができました。食べず嫌いが多かった福神漬けも食べたら美味しかったという声も所々で上がっているのが聞こえてきて、最初の食事だけでも得るものはたくさんあったと感じます。
いよいよ、スキー教室。久しぶりのスキーに興奮気味の子供達。まだ慣れないスキー靴を履いてとてとてと外に出ました。皆で校長先生にご挨拶をして、班にわかれると4日間スキーを教えていただくコーチと一緒にスキー板とストックを持ってゲレンデにでました。ロッジ・ラーとゲレンデを結ぶ橋を落ちないように、重くて大きいスキー板とストックを落とさないように頑張って歩いていました。

ゲレンデにつき、各々のチームに分かれて最初に準備体操からスタートしました。真っ白な雪に日差しが当たり眩しそうに目を細めながらも皆しっかりコーチの話を聞いて体を動かしていました。体操をした後板を履いて早速滑り始めました。初挑戦のチーム以外は早速カプセルリフトに乗り込んでウォーミングアップがてら滑りだしました。
予想以上にみんなが滑れたので、初日から3時間みっちり練習をすることが出来ました。

スキー初挑戦のチームは、リフト乗り場の横にある緩やかな斜面を使って練習です。板の置き方、履き方も自分でできるように一つ一つ覚えていきます。
リフトのない斜面なので、上から滑り終えると板を外し、自分で上まで板を運びます。上に着くと板をつけてハの字で滑り降ります。明日はリフトに乗りたいと何度も何度も一生懸命練習しました。
スキーが終わるとお風呂タイム。皆でわいわい浴槽に浸かっていました。
お風呂の後は自由タイム。皆でおやつを食べたり、お兄さんと元気一杯に遊んでいました。
スキーも存分にやって遊びもした子供達はお腹がぺこぺこです。そんな子供達お待ちかねの夕食の時間がやってきました。ここでもお昼ご飯に行ったゲームは続いています。それと、ご飯、おかず、汁物と三角食べをするゲームもしました。三角食べするようになりほとんど皆ゼロライスにすることができました。

ご飯の後は勉強タイム。学年ごとに一生懸命勉強していました。小学生達の中では、数学パズルのようなプリントが流行っていました。
勉強も終わると、1日動き回った子供達はもうクタクタ。歯磨きをして、スキーのことを話しながら、みんなで一緒のお布団で寝ました。

磯邊季里 @ 2018年03月25日 15:47 コメント: (0)

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