<こひつじかい>マラソン大会2019

2019年6月30日

6月29日(土)、毎年恒例のマラソン大会を行いました。およそ5キロのコースを今年も全員が無事に完走することができました。

子ども達の力走

今回は、上位3名が大会記録を上回る好タイムでした。特に先頭の2人はひたすら追いつけ追い越せを繰り返し、力強い走りを見せてくれました。年長さんも徐々にペースをつかんでくると、最後まで一生懸命走っていました。また、スタート前は完走できるか不安だった子の中にも、想像以上の力走を見せてくれた子が何人もいました。あとで聞けば、マラソン大会があると知って、ご家族で練習をしていたそう。目標に向かって努力を積み重ねたことがしっかりと結果に表れていました。保護者の皆さまも、子ども達の速さに驚かれたことでしょう。

2つのルール

マラソンをスタートする前に、子ども達には、「最後まで走り続けること」と「交通ルールを守ること」という2つのルールを伝えました。

 1.走り続ける

誰でも理解できるシンプルなルールです。守れるかどうかは、自分で守ろうと思うかどうかだけ。途中苦しくてもうやめたいと思った子もいたと思います。それでも全員がルールを守り抜き、最後まで走り切るところに子ども達の強さを感じました。苦しくても踏ん張った経験は、立派な財産です。

 2.交通ルールを守る

成長に伴い、子ども達の行動範囲はどんどん広がります。その分、我々大人が常にそばにいて守ってあげられる状況は確実に減っていきます。だからこそ、ここ数か月、子どもたちには、交通ルールを守ること、必ず自分の目で安全を確かめ、行動することを繰り返し伝えてきました。マラソン中、信号に間に合わない場面が多々ありましたが、どの子も止まる、左右を確かめてから渡るなどの判断を出来るようになっていました。今年も安全に終わってよかったと振り返りながら、「止まって!」「危ない!」という声を一度も発さなかったことに気が付きました。これは今回のマラソン大会の大きな成果の一つだったのではないでしょうか。

最後に

毎年のマラソン大会で印象的なのが、先にゴールした子たちが休む間もなくコースを逆走しては後に続く子を励ましにいく姿です。今年も最後の1人がゴールするまで、何度も何度も坂道を往復しては応援の声をかけ、盛り上げていました。底なしの体力は表彰式を終えた後も変わらずで、陸上競技場の周りを「お散歩」と走りまわっていました。

解散時間は午前8時30分。それぞれすっきりした様子で次の予定へと出発していきました。まさに「早起きは三文の徳」の言葉通りの朝となりました。

磯邊季里 @ 2019年06月30日 18:46 コメント: (0)

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