<こひつじかい>斑尾CAMP 第1日

2019年7月30日

東京駅、銀の鈴にこどもたちが集まってきます。
保護者の方々の心配そうな顔をよそに、子ども達は全員にこにこ笑顔でいざ出発です。
新幹線では多くの子が折り紙をして過ごしていました。朝顔や富士山を折ったり、くるくる棒競争、コマづくり大会をしました。

夏野菜収穫
飯山駅まで新幹線で来ると、バスで移動です。
向かう先は竹内農園。ここでじゃがいも収穫をします。ひとり一枚ビニール袋を受け取り、袋いっぱいにじゃがいもを詰めていきます。
みんな自分の袋をじゃがいもでいっぱいにしていき、持ち上げるのが大変なくらいです。土の中から自分の顔より大きなじゃがいもを掘り出した子もいました。
じゃがいもの次はとうもろこしの収穫です。
こどもたちは茎についたとうもろこしを茎から外す作業をします。とうもろこしの根元を抑え、真下に引っ張ると、メキメキという音ともにもろこし汁が溢れます。新鮮なので、生で食べることもできます。収穫した後はみんなで生とうもろこしをいただきました。とても甘かったです。
畑にはパブリカやきゅうり、黄色いズッキーニもあり、最後にキュウリのトンネルを通ってバスに戻りました。

ウェルカムランチ

次に向かう先は、日本昔話に出てくる古民家のモデルともなる「ふう太の杜の郷の家」です。きれいなアジサイが咲く坂道を少し上ると、東京で目にする家の屋根とは雰囲気も質も全く異なる茅葺き屋根を目にし、こどもたちはお話の世界に入っていくように興味津々でした。
中に入ると土間の独特なにおいがします。昔の暮らしに使われていた道具に触れてみたり、火起こしの様子も見ることができました。
ここで昼食をいただきます。お釜で炊いたお米は真っ白でつやつや、ほんのり甘みがあり、おかずによく合いました。
ごはんを食べ終わった子から絵を描きます。どこに焦点を当てて描くかは様々で、各々印象に残ったもの、景色、場面を一枚の大きな紙になぞっていきました。
最後は感謝の気持ちを込めて雑巾がけをしました。雑巾絞りはまだまだ特訓が必要です!

古民家を出てホテルに向かいます。朝から活発に動いた子どもたちはバスでぐっすり。しばし休憩です。

特製ジャムづくり

ホテルではジャム作りをしました。お砂糖と一緒にブルーベリーを煮詰め、実を潰していきます。ぐつぐつという音が楽しく、中には火の熱さに怖がる子もいましたが、お兄さんやお姉さんが「一緒にやろう」と手伝い、協力して作業する姿が見られました。味見やつまみ食いをしてお口の周りが怪獣のようになっている子もいました。
ジャムが出来上がると、瓶に詰めてシールを貼り、仕上げていきます。出来上がったジャムはお店の商品のようによくできており、「ママたちのお土産?」「僕はパンにつけて食べる!」と、家族と一緒に食べる時を楽しみにしていました。

一日の締めくくり

ジャムが出来上がると、外に出てすぐのところにあるコロボックルの森で遊びます。
虫捕り網で蝶々を追いかけたり、鬼ごっこをして遊びました。

今日のお夕食は日本食です。窓からは山並みと射光を潜ませ棚引く夕雲の美しい景色が見られ、自然に癒されながらおいしくいただきました。こどもたちの中では茶わん蒸しが人気でした。
子どもたちは食べるのに時間がかかり、やることが終わらなかったり、スケジュールが押してしまうことが大きな課題です。

沢山動き、様々な経験を通して充実した一日から、斑尾キャンプの良いスタートを切ることができました。

磯邊季里 @ 2019年07月30日 03:04 コメント: (0)

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