<こひつじかい>スキーキャンプ ロングステイ1日目

2020年3月30日

《真っ白な世界》
4日間のスキーキャンプを終えて、翌日から講習を行う例年と異なり、今年は年長さんと小学生数名はもう少しロッジ・ラーにお世話になることにしました。
昼食後、スキーの準備をすると東京へ帰るチームを見送り、ゲレンデまで歩いていきます。
今日はこれまでの数日とは異なり、霧で真っ白です。少しでも間をあけてしまえば、前が見えなくなります。
言葉で「霧」という気候は知っていても、実際にその中に入るのは初めてな子がほとんどなので、「雲の中にいるみたい」と山の天気を肌で感じているようでした。
全員でリフトに乗りました。リフトに乗っていても前のリフト、後ろのリフトが見えなくて、まるで自分たちだけが雲の中をプカプカ旅をしているような感覚でした。
小学生は竹田コーチと年長さんは小林コーチと一緒に滑り出します。全員が前の人にしっかり続いて滑っていきます。
一人ずつ滑る練習のときも見本のコーチがどんどん薄い影のようになってしまうので、目を離さず集中していなければなりません。
それに加え、夜から午前中にかけて降った雨で、雪がとけてところどころ茶色の山が顔を出している部分もあるので、自然とコースを自分で考えて滑る練習にもなりました。

《どんどん増える遊び時間》
部屋に戻って、ウエアや手袋を干し、お風呂に入る
この一連の流れは、全員が習慣になったようで、いそべっちがいなくても自分たちで出来るようになってきました。
それが終わると誰がやったのか、タイマーもしっかり6時の夜ご飯に合わせてセットされています。生活がスムーズになると自由時間がどんどん増えます。
タイマーを見にいっては「お腹空いた、、でもまだまだ」「じゃあカルタしよう!」と全員で部屋に集まり頭を突き合わせます。
次に「ナンジャモンジャ」というカードゲームをすることにしました。これはカードにかかれた様々なモンスターたちに好きな名前をつけて覚えるゲームです。
みんなの思いつきの自由なネーミングに笑いがとまりません。ときにはそんなに長くて覚えられる?と思うほどのヘンテコな名前もスラスラと即答するので
子ども達の楽しいことや好きなことを覚える力は底なしだと感じました。
時間が経つのも忘れて遊んでいると、あっという間に夜ご飯の時間に。大急ぎで片付け、食堂へ向かいました。

《明日を楽しみに布団へ》
お勉強をしていると「あ、雪!」という声があがりました。窓のそとに目を向けると雪がしんしんと降りだしました。
今日のゲレンデのようすで、雪なくなっちゃわないかな?明日からスキーできるかな?と心配していた子ども達は大喜びです。
どのくらい積もるかな!とワクワクしながらパジャマに着替え、おやすみなさいと布団へもぐりこみました。

《アルバム》
ロングステイ1日目の様子です。
アルバムはこちらから⇒K&R long stay 1st_ski camp 2020 アルバム

磯邊季里 @ 2020年03月30日 08:06 コメント: (0)

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