<Super Long Ride>Le・Tour・de・Sadohan 3日目

2020年8月17日

《気持ちの良い朝》
佐渡3日目は、両津港から佐渡島の右側海沿いを南下し、来た時と同じフェリー乗り場を目指します。いよいよ今日は佐渡島最終日です。
この旅で初めて朝から気持ちの良い快晴に恵まれました。いつも通り5時に起床し、出発の6時までに海の前で縄跳び、鬼ごっこ、お絵描きをし、皆元気に出発です。

早朝の空気はまだ涼しく、青空の下で風を切って漕ぐ自転車はとても気持ちの良いものでした。さらに眼前には穏やかで美しい日本海が広がり、太陽の光でキラキラ輝く海はまさに絶景で、子ども達からも綺麗!と声が上がります。

海沿いを15キロ程走ったチェックポイントの赤亀・風島なぎさ公園で朝食を食べます。
チェックポイントまでの道のりは、3日目の今日もなかなかのアップダウンがあります。競争はしない、抜く時は声を掛ける、というお約束を守りながら、全員が背中を押してもらうことなく、坂道を登り切りました。安全に、自分の力で自転車に乗るという事、この一年を通してとても成長したなと感じます。

おにぎりをもりもり食べて次のチェックポイントを目指します。
ここで思わぬハプニング。予定していたルートが先日の台風による土砂崩れで通行止めです。自然災害の威力を感じました。止む無く元来た道を戻ります。

帰りのカーフェリーの時間が決まっている為、急遽予定を変更し、朝食を食べた赤亀・風島なぎさ公園の海水浴場で海水浴です!
ジリジリと照りつける太陽の下、冷たい海に大はしゃぎです。透き通った海はほぼ貸し切り状態で、少し離れた岩山にのぼったり、海に浮かんでみたり、砂遊びをしたり、それぞれが存分に海を満喫しました。蟹やヤドカリ、小さな魚などの生き物探しに夢中になる子供達もいました。皆んな顔いっぱいの笑顔です。
急な予定変更にも柔軟に対応し全力で楽しむことのできる子ども達に感心するとともに、支えて下さっている皆様と、恵まれた環境に改めて感謝いたします。

カーフェリー乗り場までの帰り道、偶然朱鷺を見ることができました!まさか本物の朱鷺に会えるとは思ってもみなくて、大喜びです。
コロナ禍でも頑張ってきた子供達に佐渡島からのスペシャルなプレゼントのようでした。

思わぬハプニングもありながらも、3日間で走行距離170キロを怪我なく走り切りました。みんな本当に良く頑張りました。簡単では無い道のりでしたが、難無くやり遂げる姿にこちらが驚かされます。カーフェリーの待ち時間にたらい舟に乗り最後まで佐渡を満喫しつくしてカーフェリーに乗り込みます。

カーフェリーのデッキからみんなで佐渡島にバイバイと手を振りお別れです。
島を見つめる子ども達の背中は一回りも二回りも大きくなったように感じます。
子ども達がずっと行きたかった佐渡島での経験は、どれも子ども達の心に深く刻まれたことでしょう。達成感と充実感でいっぱいの笑顔を見せてくれました。思わずこちらも胸がいっぱいになりました。
外に出ることもままならない状況で、力強く自転車を漕ぎ、佐渡島の自然を満喫する機会に恵まれたこと、家族皆んなで共有できたことに心から感謝致します。先生はじめ、たくさんのサポートをして下さった皆様、本当にありがとうございました。

妙高に戻りバーベキューを楽しみ、みんなあっという間に就寝です。
大きく成長した子ども達の明日からの新しいスタートが楽しみです。

磯邊季里 @ 2020年08月17日 05:52 コメント: (0)

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