<Super Long Ride>Le・Tour・de・Sadohan 2日目

2020年8月12日

《100kmチャレンジ!》
今日の目標は100キロライド!
前日の夕食時から明日は頑張りますと抱負を述べ皆意気揚々としておりました。
前日の疲れも見せず、元気に5時起床。
お支度、日課の日記を済ませて朝食へ。
家庭で見せる寝ぼけたお顔やのんびり朝ごはんとは違い、出発時間を気にしているせいかみんなニコニコ笑顔で大急ぎです。
朝食時には土砂降りだったにもかかわらず、出発するときにはなんとか曇りになり気持ち良くスタート!
久しぶりの自転車だった昨日とは打って変わって自転車の感覚を取り戻した子ども達は日本海を横目に気持ちよく坂道を駆け下りました。
佐渡ならではの景色に親の方が気を取られてしまうらくらい綺麗な田園や、海が広がっていました。

《気持ちで乗り切る》
しかし幾度となく、目の前には険しい登り坂が登場。
あまりの登り坂の長さに大人でもキツイと声が漏れてしまいます。子ども達は何度も心折れそうになりながらも、目の前の、坂を懸命に登り続けました。
午後からは誰も背中を押してもらう事なく、自分の足だけで登り続けました。雨で道が滑る事、険しい坂道でのギアを変えるタイミング、たくさんの練習を積んできた子ども達だからこそ乗り越えられたのだと思います。

《垣間見える成長》
途中雨に何度も降られましたが、寒い、やめたいと言う事もなく、必死について来ていました。それどころか休憩ポイントでは鬼ごっこをする余裕まで見せてくれました。
チェーンが外れたり、幾度とないパンクや雨で滑るための転倒など、いつものサイクリングロードでは起きないパプニング続きに親の方が慌ててしまう始末です。
しかし、転んでも遅れないようにすぐに立ち上がり前だけを向いて懸命に追いかける後ろ姿からは大きな成長を感じる事ができました。
少し前までは誰が先頭を走るか揉めている時期もありましたが、今では「次の休憩スポットで交代ね。追い越すね。いいよ。」と互いに少しの我慢と思いやりをもって声がかけられるようになっていました。
こひつじかいのキャンプ、ロングライドを重ねるごとに、チームとなりまとまりグンと成長しています。
雨の中90キロ走り切り、大急ぎでお風呂へ。
温泉につかりご馳走を盛り盛り食べて
明日は何キロ走るの?とワクワクしながらあっと言う間に眠ってしまいました。
今日、雨の中懸命に頑張った分明日はお天気に恵まれそうです。
今まで、疲れて気持ちが落ち込んでしまった子がゴールできるよう励まし続けたり、坂道で背中を押したりする事が大変なアシストでしたが、今ではどんどん前に進んでゆく子ども達と同じペースでついてゆくことの方が大変になって来ております。いつかパパ頑張れ、ママ頑張れと言われてしまう日が近いかもしれません。
子ども達に負けないように明日も走り切りたいです。

磯邊季里 @ 2020年08月12日 06:01 コメント: (0)

0件のコメント





▲TOPへ戻る