【五感磨き遠足】2025年最初の遠足はお正月遊び!

2025年1月12日 / 未分類

まずは凧揚げの準備です。1人1個真っ白の凧をもらい、お正月の絵を描いていきます。富士山やおせち、巳年のへびなどを、空に揚げて遠くから見ても絵が分かるように大きく濃く、白いとこが無くなるまで描きます。本やお兄さんを参考にして、お正月の思い出話をしながら描いたので、みんな迷うことなくどんどん描きすすめていました。タコを描く子もいて、個性豊かで世界に一つしかない自分だけの凧を作りました。
初夢で見ると縁起が良いとされる、一富士二鷹三茄子の続きを小学生のお兄さんが教えてくれました。四扇五煙草六座頭。みんなで声に出して言ってみます。「なすび」は茄子のこと、扇や座頭も聞き馴染みのない言葉ですが、今日で覚えることができました。
お正月の遊びといえば、羽根つきや駒まわしなどもあります。自分で絵を描いた羽子板でつく回数を数えたり、けん玉にも挑戦してみました。けん玉は玉をしっかり止めて垂直にあげるのが難しいですが、何度もやってみると、成功する回数が増えて楽しくなってきました。2回連続で成功できた!ととても嬉しそうに報告してくれて、けん玉を楽しんでいました。遊ぶ時でも、むやみに回数を重ねるのではなく、成功した人のやり方をみて自分もどうしたら成功するかを考えることが大事ということが分かりました。

多摩川の土手に移動する前に、お弁当を食べて、エネルギーをしっかり溜めておきます。大きなトマトやブロッコリー、唐揚げなど元気が出そうなお弁当ばかりです。お弁当を作ってくれたご家族、お米を作ってくれた農家さんにも感謝をして、自分のために作ってもらったお昼ご飯は残さず食べます。

多摩川の土手に移動します。川ではクロサギを見つけました。釣りをしている人もいたので、何が釣れるのか予想をしながら歩きました。また、台風などで多摩川が氾濫した時に水位を測る大きな柱もありました。過去に氾濫した時の記録は、みんなの身長よりもずっと高く、建物と同じくらいです。ここまで水があったの?と信じられない様子でしたが、川の土手が高い理由を知ることができました。
土手に着いたらすぐに凧揚げに挑戦します。風が弱く凧が上手に揚がらない時もありましたが、風が吹いたらすぐに凧を持って走ると、ひらひらと凧が舞っていきます。舞っているうちに糸を伸ばすとどんどん高く遠くにいき、まるで凧が空で泳いでいるようです。走っていると凧は後ろ側に上がるので、自分の凧がどのように揚がっているか見るのは難しいですが、すごく器用に凧揚げができました。自分の凧以外にも、トンビの形の凧や、6つ凧が連なっている連凧などにも挑戦してみました。風が味方をしてくれると一生懸命走らなくてもたくさんの凧が空に舞っています。
友達の近くで揚げようとすると糸が絡まってしまうので、走りながら人がいない場所を見つけてそこに走っていく工夫が必要でした。糸が絡まってしまったらほどくのも大変ですが、お手伝いをしてくれる優しい子もいて、ロスタイムが少ないように感じました。ずっと走って遊んでいると暑くなり上着を脱いで半袖で遊んでいた子もいたほど沢山遊ぶことができました。
おやつタイムを挟んだ後も凧揚げをして、時間いっぱいまでお正月遊びを楽しみました。連凧が枯れ木に引っかかってしまうハプニングもありましたが、今年は、安全かつ上手に遊ぶことができたので、みんなが描いた凧は木にひっかかることなく全員持って帰れました。

今日は雪の天気予報もありましたが、天気に恵まれたくさんお正月遊びをすることができました。寒さに負けず元気よく遊ぶ子供たちの姿には大人も元気をもらえます。今日作った凧で遊ぶことで、今年の冬は寒さを凌ぐ方法が一つ増えました。

2025.1.12の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20250112お正月遊び遠足

【食育・ワジック教室】2025年も賑やかに始まりました!

2025年1月12日 / 未分類

2025年初回のワジックは日本のお正月の御膳を作りました。

献立
●羽釜ご飯「てんこもり」
●正月椀
●お節(紅白なます・黒豆・蒲鉾)
●お煮しめ
●鰯の照り煮
●鰯のつみれ団子
●旬の果物「りんご」

まずは時間がかかる煮物から取り掛かります。にんじんの赤と大根の白で“紅白”を表現します。お鍋の中で食材が綺麗に見えるようにスペースを分けて置いていきます。

次はお姉さんチームとお兄さん、3歳さんチームに分かれて食材を切っていきます。お姉さんチームはねぎのみじん切りとかぶを担当してくれました。包丁の持ち方を工夫してねぎを素早く細かく切ってくれました。かぶは8等分にするのですが、丸いかぶをどうすれば等分にできるのか、試行錯誤していました。お兄さん、3歳さんチームはまず黒豆を爪楊枝にさすことから始めます。お豆の向きに気をつけて縦にして刺していきます。お豆のあとはお豆腐を切ったり、かまぼこを板から外して綺麗に飾りを作ったりしました。

今回の献立にもともとは予定していなかった鰯。漁船が鰯の重さに耐えきれず転覆してしまったとニュースになる程、今大漁に獲れているそうです。旬なもの、身近なものをいただくというのも食材を美味しくいただく基本ですので、手開きにも挑戦し2品作ることにしました。
まずはお姉さんチームがねぎに目をやられ、涙を流しながらも切ってくれたねぎのみじん切りを使って鰯のつみれを作りました。すり身が飛び散らないように気をつけながらすり鉢とすりこぎで調味料を混ぜ、交代でお団子を作ります。お団子は油で揚げて、串に刺します。油で揚げていると部屋中にいい音と香りが広がり、お腹が空いてきました。
次は鰯を手開きしました。手の感覚を研ぎ澄ましてお腹を開けたり、背骨をとったり、内臓を取っていきます。「鰯って魚へんに弱いって書くんだよ」や鰯の泳ぐスピードについて話してくれたりして、みんなの知識の高さに驚かされました。食べてしまう前に、鰯のスケッチもしました。今回は画伯がいっぱいいて、形や色の使い方など繊細で本物そっくりの鰯、ユーモア溢れた絵が完成していました。

最後に長生きを象徴する亀と鶴が描かれた正月椀に盛り付けをしていきます。先生が作ったお手本にならって順番を考えて行います。こうでなければいけない!というわけではありませんが、子ども達は今選択肢の幅を広げている最中ですから、今回はこうしてみよう!と真似して同じようにやってみることも大切な経験です。お煮しめを盛り付けるときも鍋に入れた時と同じようにそれぞれの素材ごとに丁寧な作業ぶりでした。紅白なますを盛り付けてくれた小学生は、お手本をみせると「分かった!いくらは4粒!任せて!」と綺麗な小鉢が仕上がっていました。

 配膳をし、できたお料理を並べたらいただきますをしていきます!お正月をお祝いするような色鮮やかな食卓になりました。こども達は盛り付けを頑張ったおかげでご飯が美味しそうに見える!とたくさん食べていました。それぞれ気に入った料理をみつけてたくさんおかわりしてごちそうさまをしました。

2025.1.11の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20250111「お正月の締めくくり」

【食育・ワジック教室】野菜をたっぷりいただきます

2024年12月23日 / 未分類

2024年最後のワジック教室、冬コースの第2回は冬野菜をたっぷり使った御膳を作りました。

献立
●羽釜ご飯
●具沢山豚汁
●蓮根の胡麻和え
●シャキシャキ鶏団子
●白菜のおかか和え
●旬の果物「りんご」

今日のお料理の主役は、ゴロゴロ大きな根菜たち。長いごぼう、大きなレンコン、赤い金時人参、ジャガイモにさつまいも、土がついた野菜を、まずは手やたわしできれいに洗います。小さな子たちには大きすぎる野菜やたわしですが、たわしを動かすのか野菜を動かすのか、それぞれ工夫して土を落としてきれいにすることができました。

ここからはチームに分かれて作業をしていきます。小学生チームは自分たちで野菜を切っていきます。ジャガイモはこうやって切ってね、人参は薄切りになど説明を聞いて、説明通りどんどん切っていきます。スライサーでレンコンや人参を薄くするのもお手のもの。シャーシャーとリズムよくスライサーが使えます。
2歳さんと4歳さんのチームは、先生と一緒に長いごぼうを丸々一本ささがきに。さらに、さつまいもを薄くまーるい輪切りにします。こんにゃくはスプーンを使ってちぎることができました。
チームに分かれた作業はまだまだ続きます。小学生チームは、鶏団子を任せられ、まずは人参とレンコンをみじん切りにします。2人とも包丁をとっても上手に動かし、トントンと小さなみじん切りができました。ひき肉と混ぜてこねて、鶏団子にします。これくらいの大きさのお団子にしてねと一言伝えると、あっという間に同じ大きさのきれいなお団子がたくさんできました。

ちびっこチームは、大きなお鍋に野菜を炒めながら入れていき、豚汁を作ります。木べらを上手に使って炒め、大きなお鍋はみるみる野菜でいっぱいに。豚肉と、昆布と鰹節でとっておいたお出汁を入れて煮ていきます。
胡麻和え作りも、ちびっこのお仕事。小さな手でもすり鉢でいい香りの胡麻がすれます。今日は薄切りのレンコンを和えて、レンコンの胡麻和えができました。

ここからは、それぞれに分かれて仕上げ作業をします。お味噌を擦ったり、溶かしたり、盛り付けをしたり、テーブルセッティングをしたり。どの手もよく動いて、私はこれをやりたい、ぼくはこれをやるよ、という言葉がたくさん聞けて、どの作業もびっくりするほど上手にできました。
鶏団子は鶏の旨みがしっかり閉じ込められ、野菜の甘みも出て大人気。豚汁も野菜の旨みたっぷり、お味噌もまろやかで本当に美味しい。胡麻和えもお箸が止まらない美味しさ。お代わり何度したことか?今日もたくさんいただきました。

2024.12.21の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20241221「冬野菜たっぷり御膳」

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