【ワジック教室・食育】第5回は秋のお野菜御膳

2025年11月16日

秋コース5回目は、形に特徴のあるお野菜が沢山集まったので秋のお野菜御膳でお野菜を丸ごと美味しくいただきました。

献立

◯羽釜ご飯
◯冬瓜の味噌汁
◯冬瓜と鶏肉のとろとろ煮
◯バターナッツかぼちゃの胡麻和え
◯蓮根のきんぴら
◯サラダ大根と紅葉にんじん
◯旬の果物「柿」

使う野菜は、大きな冬瓜、紫色のサラダ大根、金時人参、バターナッツかぼちゃ、れんこんです。色や形が特徴的なものばかりだったので、まず最初に子供たちに絵を描いてもらうところから始めました。初めて見る野菜たちにみんな興味をもち、「次はあれを描きたい!」と言いながら上手に絵に描くことができていました。はじめは自分の好きな色を使って、自由に表現する子もいましたが、そっくりに描けることの楽しさにも気がつくと「この色が似てる!」「形はこうかな」と目の前のお野菜をよく見ながら描く子たちが出てきました。

秋野菜は硬いものが多く、切るたびに新しい発見がありました。れんこんを切ると穴がいくつも並んでいたり、サラダ大根は中が白く、きれいな模様が浮かび上がったりしていて子どもたちはその形や色を手にとって見ていました。さらに、紅葉型や銀杏型の型抜きを使って、紅葉にんじんを紅葉に、バターナッツかぼちゃを銀杏の形にくり抜いていきます。もくもくと集中して作業をする様子が見受けられました。

今回は味覚の回なので、調味料を入れるのは全て子ども達にお任せしました。まずはれんこんのきんぴらを味付けします。お砂糖を小さじ○杯入れてね、その次にお酒とお醤油を大さじ○杯お願いします。ということだけお伝えすると、子ども同士で交互に入れようと相談したり、周りの子が数を数えたりと協力している様子をみることが出来ました。最後の微調整も子供達が味見をして味の加減を決めました。

続けて冬瓜の味付けや、サラダ大根の塩加減、胡麻和えの和え衣も味付けをしていきました。自分の手で切って、くり抜いて、味を決めることで、野菜が料理に変わっていく過程に自然と親しみが生まれたようでした。

絵本を読み終えたら、ご飯を食べる準備です。みんなが「お腹すいたー」と言いながら準備を始めました。まずは、テーブルクロスを敷いておぼん、お箸置き、お箸などを順番に並べます。そして、ご飯は左手前、お味噌汁は右手前とみんなで並べました。すべてを配膳し終わり、手を洗い、食べる準備は完了です。みんなで一緒に手を合わせていただきます。食べ始めると、蓮根や大根を食べるシャキシャキという音や、「蓮根おかわり!」という声がたくさん聞こえてきました。素材の味や出汁の味を感じながら美味しくいただけました。

2025.11.15の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20251115「秋のお野菜御膳~丸ごと美味しくいただこう~」

磯邊季里 @ 2025年11月16日 16:46 コメント: (0)

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