【五感磨き遠足】東京タワーにのぼりました!

2025年9月28日

広尾から東京タワーを目指して歩いていきます!
いつも幼稚園に行く時に歩く道!ここいつもお友達と遊ぶところ!とみんなが知っている道を5分ほど歩いていくと、東京タワーが見えてきました。その他ドイツ大使館や、韓国領事館、ハンガリー文化センターなどの前も通りました。ドイツ大使館の壁には、過去の万博で作られてドイツパビリオンの設計図が飾られており、夏休みに大阪万博に行った子たちは、いつどこで行われた万博の図かを興味津々に見ていました。万博は日本でだけではなく、世界の色々なところで開催されていたのを知ることができました。年長さんは国旗を覚えているので、国旗をみると、すぐにどこの国の建物かが分かるようになりました。

歩き進めていくと、八百屋さんを見つけたので、どのようなお野菜や果物が売られているかを見てみることにしました。林檎や梨、ぶどう、シャンマスカットが並ぶのをみて「秋らしくなってきたね」と話していると、横でゴロゴロゴロゴロ~!!と音がして、山積みだったグレープフルーツが転がり落ちてきました。みんなで協力して一つ残らずケースに入れました。お店屋さんに「ありがとう!助かったよ!」と御礼を言っていただき、役に立てたことに嬉しそうな子ども達は足取り軽やかに東京タワーに向かって再出発しました。

東京タワーを目指して歩いているはずが、ちょっと目を離すと東京タワーがいなくなっていることがあります。「東京タワーはどこにいった?」「また逃げられた!」と大きいはずの東京タワーが見えたり見えなかったりする不思議を感じつつ、見る度に大きくなっていく東京タワーに到着が近い予感を感じている様子でした。東京タワーに一番近い商店街は地面にも東京タワーが描いてありました。

歩き始めたときは速いチームと遅いチームに分かれてしまうかと思っていましたが、小学生と年長さんのリードによってキンダーさんまでみんなそろって東京タワーのふもとに着くことが出来ました。どーんと姿を現した東京タワーの迫力に沢山歩いた疲れも一気に吹き飛んだようで「早く上までのぼろう!」とやる気満々の子ども達でした。

さぁ、いよいよ600段の階段をのぼって東京タワーの展望台を目指します。入口のお姉さんに見送られてはじめの一歩を踏み出したら一段一段自分の足で上っていきます。とは言っても一人一人が黙々とのぼるのではなく、踊り場にある東京タワークイズも全員で予想をして正解に一喜一憂したり、階段に書いてある段数を先頭の子が後ろに伝えて応援したりと姿は見えなくても子ども達同士の声が飛び交っていて、お友達を思いやる優しさと余裕にお兄さんお姉さんたちの成長を感じました。一方のキンダーチームも想像を上回るペースで、途中集中力が切れることもなく驚かされました。みんなと一緒に行く!という気持ちの強さをパワーに変えているようでした。

展望台に到着すると、東京の街並みが窓一面に広がっています。「人が小さいね」「サッカーしている人がいる」「広尾はどこかな?」「海が見える!」「さっき歩いてた時にみた建物だ」など同じ窓を見ていても切り取る景色は様々で、楽しさが倍増です。高速道路と道路が立体に交差しているところはまるでトミカの世界に飛び込んだようでした。
ぐるっと一周、空からの景色を満喫したらお腹が減ってきました。お昼ご飯はどこで食べようかと相談しながら階段を下り始めました。

東京タワーからも見えた芝生の広場に移動し、ピクニックランチです。お腹が空きすぎて電池が切れかけていた子ども達、最後の力を振り絞って東京タワーがよく見えるところに場所を決め、いただきます!同じ場所に訪れることで記憶の引き出しが開いたようで、「去年は雨が降ってきたから木の下で食べたよね」「結婚式がやってたね」など一年前の遠足のことを思い出す子もいました。
朝の八百屋さんに並んでいた秋みかんを食後にいただきました。雲の隙間から太陽が顔を出すと暑さが一気に増すので、水分たっぷりのみかんが一段と美味しく感じました。

続いて芝生の上で、東京タワーの絵を描きます。階段をのぼりながらみた東京タワーの記憶と今見えている姿とを合わせながら夢中になってポンキーを動かす子たちが沢山いました。どの子も描きあがるととても満足がいった様子で東京タワーをバックに写真を撮りました。
公園内を探検した後、東京タワーの隣の公園で最後のひと遊びをすることにしました。モミジの葉探しやいろ鬼、川で生き物探しなどまるでどこかの森に遊びに来たかのような時間となりました。身近なところでも足を運ぶたびに新しい発見があることを再確認した一日となりました。

2025.9.28の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20250928_東京タワー遠足

磯邊季里 @ 2025年09月28日 18:45 コメント: (0)

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