<こひつじかい>スキーキャンプ2018 2日目

2018年3月26日 / 未分類

スキーキャンプ二日目の朝がやってきました。
今日もとってもいい天気!小鳥も元気に鳴いている中、朝6時頃からこどもたちの声がロッジ・ラー中に響きわたります。

さっそくスキーウェアに着替えて、朝ごはんを食べます!朝早くから起きているのでみんなお腹ぺこぺこ。サラダももりもり食べました。

朝ごはんを食べ終わったら、待ちに待ったスキーの時間です。コーチたちが来るのを待ちきれず、準備を終えた小学生たちは外に出て雪遊びをはじめていました。今日は一番小さいグループのこどもたちも、昨日は乗らなかったリフトに初挑戦!誰一人怖がることなく笑顔でリフトに乗りました。

昼ごはんのメニューはミートソーススパゲッティです。綺麗に食べるのは少し難しいお料理ですが、みんな揃ってお洋服を汚さずに食べるチャレンジを行います。フォークを器用に使ってスパゲッティをクルクル巻き、みんな綺麗に食べることができました!

午後の練習では、明日の検定に向けた練習をしました。新年小から高校生まで、それぞれ自分のレベルに合わせ進級を目指します。
今年はお天気が良く気温が上がったため雪がとけて水分を沢山含んだ重い雪です。子どもたちの筋力では平行にそろえるなど板の操作がなかなか大変。
それでもコーチのアドバイスをよく聞いて徐々にレベルアップしてきました。

丸一日たっぷり滑ったのでロッジ・ラーに帰ってくる頃はみんなヘトヘト。お風呂に入って温まり、疲れを癒します。
夕ご飯は、ビーフシチューと唐揚げ。デザートにはチーズケーキも出ました!みんなお腹いっぱいになるまで食べました。

夕ご飯の後は、お勉強の時間です。さすがに眠そうな様子の年少さん年中さんですが、「寝る?やる?」と聞くと全員が「やる!」と即答してプリントを手にしました。途中で脱落者が出るのではと思いましたが、今日も全員クリアしました。今回小学生たちには色々なクイズを準備してきました。自分のやるべき勉強が終わったら挑戦していいというルールです。難しいクイズもありますがみんな夢中で取り組み、こちらが「今日はもうタイムアップ!片づけて!」と声をかけないと誰も席を立たないほどでした。なかには大学生だって解けないものもあり、年齢関係なく悪戦苦闘していました。

二日目もみんな一日頑張りました!明日に向けてぐっすり眠ります。

<こひつじかい>スキーキャンプ2018 1日目

2018年3月25日 / 未分類

東京駅のホームに続々と子供達が集まって来ます。今年も3泊4日のスキーキャンプの始まりです。大勢の子供達が小学生の指示に従ってしっかり列を成す姿がとても頼もしく、この子供達がどれだけ成長してここへ帰ってくるのかとても楽しみに思います。

お父様、お母様にしばしお別れのハグを済ませるとみんなで新幹線に乗っていざ出発です。新幹線内では折り紙が大流行して、元から作ることができる作品を作る子もいれば、自分で一から考えて自分の相棒の動物などの様々な作品を作り上げる子もいて、ここまで子供が多いと想像力の幅も広がり子供達同士での影響も大きなものとなりました。
新幹線から電車への乗り換えも長旅ながらにまだまだ元気な子供たちはしっかり動き回りついてくることも出来、全員無事元気に本キャンプで宿泊するロッジ・ラーがある妙高高原駅に到着することができました。前日まで大雪だったここ妙高も本日は雲ひとつない晴天で私たちを歓迎しているかのような暖かい日差しが照りつけていました。駅ではロッジ・ラーの方々が車を用意していてくださり、何組かに分かれてロッジ・ラーへ向かいました。

ロッジ・ラーに着くと皆各々の部屋に分かれて軽い身支度を自らの手で済ませます。先生とのお約束で子供たちは最終日までもうリュックサックは触れません。必要なものは全てリュックサックの外に出していつでも使えるよう準備しました。皆リュックサックはほぼ空の状態になりお約束は守れそうです。
長旅を終え無事宿に着いた後はお昼ご飯です。宿での最初のご飯はカレーライスとわかめスープでした。自分の服を汚すと東京に帰らなければいけないといったようなゲーム形式での食事は効果覿面でカレーライスという難敵にも無事1人も欠けることなくクリアすることができました。食べず嫌いが多かった福神漬けも食べたら美味しかったという声も所々で上がっているのが聞こえてきて、最初の食事だけでも得るものはたくさんあったと感じます。
いよいよ、スキー教室。久しぶりのスキーに興奮気味の子供達。まだ慣れないスキー靴を履いてとてとてと外に出ました。皆で校長先生にご挨拶をして、班にわかれると4日間スキーを教えていただくコーチと一緒にスキー板とストックを持ってゲレンデにでました。ロッジ・ラーとゲレンデを結ぶ橋を落ちないように、重くて大きいスキー板とストックを落とさないように頑張って歩いていました。

ゲレンデにつき、各々のチームに分かれて最初に準備体操からスタートしました。真っ白な雪に日差しが当たり眩しそうに目を細めながらも皆しっかりコーチの話を聞いて体を動かしていました。体操をした後板を履いて早速滑り始めました。初挑戦のチーム以外は早速カプセルリフトに乗り込んでウォーミングアップがてら滑りだしました。
予想以上にみんなが滑れたので、初日から3時間みっちり練習をすることが出来ました。

スキー初挑戦のチームは、リフト乗り場の横にある緩やかな斜面を使って練習です。板の置き方、履き方も自分でできるように一つ一つ覚えていきます。
リフトのない斜面なので、上から滑り終えると板を外し、自分で上まで板を運びます。上に着くと板をつけてハの字で滑り降ります。明日はリフトに乗りたいと何度も何度も一生懸命練習しました。
スキーが終わるとお風呂タイム。皆でわいわい浴槽に浸かっていました。
お風呂の後は自由タイム。皆でおやつを食べたり、お兄さんと元気一杯に遊んでいました。
スキーも存分にやって遊びもした子供達はお腹がぺこぺこです。そんな子供達お待ちかねの夕食の時間がやってきました。ここでもお昼ご飯に行ったゲームは続いています。それと、ご飯、おかず、汁物と三角食べをするゲームもしました。三角食べするようになりほとんど皆ゼロライスにすることができました。

ご飯の後は勉強タイム。学年ごとに一生懸命勉強していました。小学生達の中では、数学パズルのようなプリントが流行っていました。
勉強も終わると、1日動き回った子供達はもうクタクタ。歯磨きをして、スキーのことを話しながら、みんなで一緒のお布団で寝ました。

<子育てセミナー>語彙力UPの子育て論~気づきと学びの子育て法~

2018年3月13日 / 未分類

 3月5日月曜日、玉川高島屋の屋上にある玉川テラスに於いて子育てセミナーを行いました。今回は語彙力アップについてのお話ですが、実は私自身、語彙力については自信がありません。このセミナーの準備を自分が学ぶ良い機会ととらえ、様々な本を読み、調べ物をしました。参加された皆さまとご一緒に考える時間にしたいと思い、準備にあたりました。
 初めに皆様に自己紹介をしていただきました。子ども達の語彙力について問題意識を持ちながら、具体的にどのようにすれば良いのかが分からずに模索している、そんな声が多く聞かれました。また、お仕事と子育てを両立し時間的制約があるなかで、子どもとの時間を有意義にしたいという、今の世の中で多くのご家庭が同じように思っていらっしゃるであろう課題も聞かれました。セミナーではご自身の課題だけではなく他のご家庭の課題を伺うことで、物事を客観的に捉えることができたり、結果的に自分の問題の解決の糸口が見えることがあると思います。誰もが一生懸命に子育てに取り組んでいらっしゃるからこそ、少し肩の力を抜いてほっと一息入れるような気持ちで、このようなセミナーを活用していってほしいと思います。


 セミナー恒例の「お話を聴いた後、どうなっていたら良いですか?」について、皆様に書いていただきました。今回初参加の方がいらっしゃるので、今の時代に「自分の字で書く」ことの意義について、今一度お話ししました。語彙力についてお話をする回ですので、自分で書く意識を持つことは殊更大切にしてほしいと思います。ご家庭の中では、その日にすべきことをリスト状に書く習慣をもつことを薦めています。子どもが小さい頃からお母様のこの習慣を見て育つと、学校へ行くようになったときにやるべきことの優先順位を考える姿勢が自然と身につくものです。
 語彙力についてのお話しの準備をしていると、お話のプロとも言えるアナウンサーの言葉使いに注意がいきます。今日のようなお天気では、朝からテレビで「花曇り」という言葉を5回は聞きました。「三寒四温」という言葉もまさに今、良く使われる言葉です。こういった旬な言葉を、子どもにわかるように話してあげると良いと思います。小さな子どもには、特別なお勉強として教えるというよりも、日常生活のなかでいかに楽しみながら身につけていくかが大切だと思います。その為にもお母様方は言葉に対するアンテナを張ることがまず必要です。普段はあまり興味がない分野にもアンテナを張るように意識しましょう。新しい発見が何かあるはずです。

 日常生活の中で親子で言葉をインプットしていくには、一緒に絵本を読んだり、お散歩をしながら見つけたことからお話を展開させたり、五感を使いながら進めることが良いでしょう。春ならば「啓蟄」という言葉があります。言葉の意味を知れば、自然と地面の様子に目がいくことでしょう。昔ながらの童謡を歌うこともとても良いと思います。お母様が一日の中で多くの時間を過ごすお台所も、子どもとの言葉の学びの場にとても適しています。いろいろな音がしたり、お野菜やお料理道具の名前があります。包丁など、小さな子どもには危ないものもありますが、大切に扱わないと割れてしまう食器類を「瀬戸物」と言う、言葉と一緒に物を大切に扱う心も身につきそうです。
 インプットした言葉は、アウトプット、つまり自分で使えるようにしなければなりません。日本語には同音異義語が沢山ありますし、一つの言葉に複数の意味があるものです。日本語はもともと受け取る側の理解に頼る「受信者責任型文化」と言えるので、文脈のなかで言葉の意味を正確に捉えることができなければなりません。小学生達が音読しているのを聞いていると、文章の中で言葉を的確に捉えているかどうかがよくわかります。一見もうわかっているかな?という子どもでも、9歳頃までには特に、気を付けて見てあげてくださいね。文章の中で正しく言葉を理解できなければ、自分でその言葉を活用することはなかなかできないのですから。

 新しくインプットした言葉をアウトプットするには、1つの事を複数の言い方で表すことが役立つと思います。大人の私達には誰にでも頼りがちな言い回しがあるものです。それを、敢て違う言葉で言い換えてみましょう。子どもに対しては、例えば肉じゃがが美味しくできたときに、ただ「美味しいね」と言うのではなく「じゃがいもがほくほくしていて美味しいね」「お出汁の滲み方が絶妙だね」など、様々に表現することができるでしょう。何事も時短が良しとされているような時代ですが、手間をかけるからこそ得らるもの、時短の陰で失うものがあることは否めません。「やばい」という言葉はすっかり市民権を得たように感じますが、この一言で何でも済ませているばかりでは、表現しきれていないものが沢山あることを、皆様は良く理解されることでしょう。
 セミナーを始めるにあたり、「子どもに言葉を教えてあげたいと思うけれど、教え込んでしまうようでは子ども独自の感性を邪魔してしまうような気がする」といった悩みを伺いました。確かに、五感を使って言葉を習得するのですから、その子が本来もっている感覚は大切にしたいですね。語彙力アップに限らず子育ての様々な場面に当てはまると思うのですが、上から目線で教えるというよりも、親も一緒に学ぶという意識が大切なのではないでしょか。子どもより沢山の言葉を知っている大人ですが、前述のように実際に日常的に使っている言葉は偏っていることもあります。子どもと一緒に学び直すような気持ちで日本語と向き合えば、思いがけない楽しい発見があるかもしれません。「ひきこもごも」「にやける」「浮き足立つ」」など、調べてみると自分が認識していた意味が間違っていたことに気付く、という方が多いものです。
 手紙や日記を書くことが、アウトプットには適してると誰もが思うものです。しかし今の時代、手紙を書く習慣は減ってしまいました。そこで、セミナー冒頭で申したような、毎日のすべきことや雑感をメモに残すことを習慣化するようにおすすめしているのです。子ども達は学校で日記を書く課題を与えられると思います。はじめはなかなか書けない、日記を書く時間を苦痛に感じる子どももいるでしょう。けれども自分が思ったことや感じたことを他人に伝えることができる、書くということは本来そんな素敵な道具だということを、子ども達に感じていてほしいものです。自分を表現する語彙が豊富になれば、自分の感情を伝える術も言葉を使って考える力も向上します。学校生活でも、やがて立ち向かっていくビジネスの社会でも、語彙力がワンランク上の世界を見せてくれるでしょう。

 2月の冬季オリンピックでは日本人選手が活躍し、インタビューを受ける様子が度々放映されました。どの選手からも、世界のトップクラスに立つまでの努力に裏付けられた言葉の重みを感じましたが、男子フィギュアスケートの羽生結弦選手の言葉に、特に惹かれるものがありました。今まで羽生選手について特別な興味を持っていなかったのですが、オリンピック2大会連続で金メダルをとった選手の言葉は、スポーツに限らず人として、日本人として生きていく上で大切な事に溢れ、惹きつけられたのだと思います。普段はカナダで練習をし、試合では世界各地へ赴き、様々な国の選手との関わりがあるという環境からか、羽生選手が日本語のすばらしさや日本人であることについて、大切に考えている姿が見て取れます。子ども達が活躍する未来はまさに世界との関わりの中で広がっていくもの。日本人としてどのように生きるかという意識を持つことは、とても重要な課題なのではないでしょうか。
 英語をはじめとする外国の言葉を学ぶことも大切ですが、まずは母語として、日本語を正しく身につけることが先決です。頭や心の中にある抽象的なイメージを、他者に具体的に伝える手段として言葉があるのですから、どんな言葉をどんな言い回しで使うかは、そのままその人の人柄や品位を表すことになります。子ども達だけではなく日頃背中を見せている私達大人も、日々学んでいかなくてはいけませんね。

 先日の桃の節句に因み、お稽古場で散らし寿司の工作をしました。紙を小さく丸めて作ったご飯粒を一粒一粒、数えながら作業をしたり、錦糸卵や絹さやできれいに飾るなど、楽しい工作の時間でした。その後で散らし寿司の絵本を読んだら、自分でやった過程を全部話せた子がいました。正直なところ、この工作ではそこまでできるようになることを目的としていなかったので、嬉しい驚きでした。もちろん子どもの個性にもよりますが、大人がひと工夫をして環境を作ってあげれば、このように驚くほど成長することがあるのが子どもの力です。そしてこんなとき、きまって子ども達の目はきらきらと輝いているもの。これからも、子ども達の目がきらきらと輝くような時間を、お稽古場で共有して参りたいと思います。
 セミナーを終え、皆様にアンケートを書いていただきました。「自分の言葉も見つめ直し、共に学びたいと思った」「日本語の楽しさを思い出せた」「お台所で語彙力アップ、早速やってみたいと思った」「語彙力のみならず、人生を豊かにすることを教わった」など、私がお伝えしたいと思っていたことがしっかりと皆様の心に届いたと思われ、こちらも安堵感と充足感をいただきました。ぜひ、お母様ご自身が楽しみながら、子どもと一緒に学んで行かれることを願っています。

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