【五感磨き遠足】みんな大好きなみかん狩り

2024年11月25日 / 未分類

大きなクリスマスツリーが飾られた田園調布の駅に子ども達が集まってきました。今日はみんなが大好きなみかん狩りの日です。「去年よりも大きな袋を持ってきたよ」など家族のみんなにも美味しいみかんのお土産を持ってかえろうと気合十分です。
大型バスが登場すると早速の乗り込みます。好きな席を座り、お父様お母様に手を振っていよいよ出発です。高速道路を走っていると、山頂が真っ白に雪化粧した富士山が見えました。
高速道路を下りたら、細いくねくね道を進んで、目指すみかん園に到着しました。

みかん園のお父さんお母さんの「お山のみかんを全部収穫しちゃって!」の言葉で、俄然やる気がでた子どもたち。ビニール袋とハサミを手にどの木のみかんが美味しそうか見比べます。今年は背の低いみかんの木が沢山あったので、気に入った木を決めたら、夢中でみかん狩り開始。みかん同士が傷つけないようにヘタを短く切っていきます。
小さいビニール袋が満杯になったらミカン基地にある自分の袋に移し、2回戦へ。それを繰り返していると持ってきた袋一杯のみかんとなりました。

お昼ご飯、食後のみかんをいただいてから裏山へ探検に出かけました。太くて大きな木の枝の上にまたがってみたり、キノコの生えた木を平均台にして進んでいきます。段々と竹が縦横斜めと入り組んだ竹のジャングルのようになってきたので、通れそうな隙間を見つけては体をうまく滑り込ませていきました。
行き止まりになりそうになったら、別のルートを探し出す様子はまるで小さな探検隊です。
竹の隙間から明るい空が見える方向を見つけ、「きっとあっちだ!」と登っていった先頭の子達から「わぁ!」と歓声があがりました。
ようやく追いつくとそこはこれまでたどり着いたことのない広場でした。栗の木があったり、キャンプが出来そうな車が停まっていたり、なんだかワクワクした気持ちになりました。どうやらひと山越えてしまったようです。
帰り道は、もとの道を思い出しながら戻っていくのですが、一度みんなで踏みならしているのでとっても簡単に帰ることができました。

道が分からないのにどうやって?と心配していた子どもたちも、終わってみると探検って最高にたのしい!と大満足の遊び時間となりました。

たくさんのみかんが実っている木を絵でも表現してみます。木の幹が見えないくらい沢山の葉っぱとみかんをみかん狩りの勢いそのままにどんどん描く子ども達。小学生と年長さんがひたすら手を動かす姿に刺激されたのか年中さんも紙いっぱいにみかんが溢れました。
みかん園から坂道をのぼっていくと見晴らしの良い場所があります。雲のさらに上から顔を出す富士山もみつけ、ここでもお絵描きをすることにしました。先がとがった木の山ともこもこした木の山、紅葉して色が変わってきている葉っぱなど思い思いに描き上げました。

2024.11.24の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒K&R みかん狩り遠足 20241124
閲覧期限:2024年11月30日

【食育・ワジック教室】秋コースの締めくくり

2024年11月24日 / 未分類

いよいよ秋コースも第6回を迎えました。これまでに扱った食材をふんだんに使って、みんなで賑やかな食卓を囲める御膳が出来上がりました。

献立
●鳥つくね串
●羽釜ご飯
●なめこのお味噌汁
●出汁巻き玉子
●秋の煮物
●厚揚げのたっぷり鰹節のせ
●大学いも
●旬のくだもの みかん

 まずは今回使うたくさんの野菜の絵を描いていきます!にんじんやさつま芋、ごぼうを見てこれは全部土の中からきてるから泥がついてるね、と話していました。みんな絵を描くときはよく観察して紙いっぱいに形をとることができています。4本のさつま芋も形の違いを表現しようとする子もいて、同じ種類でもそれぞれ違ってみえているのが分かります。描いたものから早速洗って切ります。にんじんは輪切り、ごぼうはななめに、さつま芋は乱切りに、と様々な形にします。硬い野菜たちですが包丁をかっくんかっくんと角度を変えていくことで切ることができました。輪切りにしたにんじんをまた元に戻して輪切りタワーを作ってみる子もいました。

 野菜が切れたらごはんを炊いていきます。お米を洗うチーム、水を入れるチームに分かれて協力して作業をしていきます。このとき、手のひらにお米がつきやすいので両手を使って落とすことで一粒も無駄にしないようにします。並行してお出汁も取っていきます。昆布も鰹節ももう見慣れた食材になってきたことでしょう。初めて昆布の香りを嗅いだときに「うわ、海のにおいがする!」と敬遠していた子が、今回は「昆布のにおいだね、もう臭くない」と同じ香りを嗅いでも感じ方が変わったことを教えてくれました。

最後はだし巻き卵を作っていきます。前回も作っただし巻き卵ですが、その時はお姉さんお兄さんにまかせて小さい子チームはその様子を観察していました。でも今日は「僕がやりたい」と幼稚園生からも声が上がったのでみんなで作ることにしました。油を引いて、滑り台のように卵を滑らせ、また油を引いて卵を入れてひっくり返す、という作業を交代交代で行っていきます。1番難しいはずのひっくり返す作業ですが、上手に箸を使っていつのまにかできるようになっていて子どもの成長した姿をみることができました。

美味しそうなお料理が完成しました!食卓の用意をしていただきます。配膳も6回目ともなると手際よく進んでいきます。「お味噌汁は右だよね?」「お箸の向きが反対だよ」など子ども達同士でのやりとりも聞こえてくるようになりました。
「おなかがぺこぺこ~」と席についただけあり、次々とおかわりをしてなんと羽釜ごはんは完売!最後は今月お誕生日のお友達がいたので生米から作ったもちもちカップケーキでお祝いし、みんなでいただきました。

2024.11.23の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20241123「さあにぎやかにいただく御膳」

【食育・ワジック教室】第5回は新米を美味しくいただきます

2024年11月10日 / 未分類

秋コース第5回は味覚をテーマに、届いたばかりの新米と秋の味覚をいただく秋三昧御膳を作りました。

献立
●金目鯛の煮つけ
●羽釜ご飯
●松茸のお吸い物
●出汁巻き玉子
●きんぴらごぼう
●和風ポテトサラダ
●かぼちゃの巾着
●旬のくだもの 富有柿

 まずはさつま芋をいちょう型に、にんじんをもみじ型に抜きます。一つのにんじんからどうすればたくさんもみじを作ることができるのか、考えながら作業していました。型を抜いた後のお芋がハロウィーンのパンプキンの顔みたい!という声も聞こえてきます。美味しそうな見た目にお腹が空いた子ども達の味見の手が止まりません。

今日は鳥取から届いた新米をいただきます。自分たちで稲刈りをしたお米は精米までにもう少し時間がかかるので、きっと次回は育てたお米がいただけるねと話しながらお米を丁寧に研いでいきます。前回参加した子ども達が研ぎ汁の色の変化を見ながら、もう良さそうと研ぎ終わりの判断までしていて成長を感じる場面でした。新米を羽釜で炊くと、炊きたてはふわっとお米の甘い香りがしてきます。炊きあがったら蓋をしたまま蒸らして、中までしっかり火が通ったら美味しいごはんの炊きあがりです。

ここからは小学生チームと幼稚園生チームに分かれて料理を進めていきます。まず小学生チームはごぼうとほうれん草を担当しました。最初は土まみれのごぼうですがタワシでこすっただけで真っ白に。これを千切りしていきます。細長い一本分のごぼうを小学生さんたちは丁寧に細く切ります。その間幼稚園生チームは人参の千切りを担当しました。二つを組み合わせて小学生チームがきんぴらごぼうを作ってくれました。太さをみて、どちらの方が火が通るのに時間がかかりそうかを考え、人参から炒め始めることにしました。しゃっきり仕上げるために強火で炒めるので、焦げないように手早く炒め、美味しいきんぴらが出来上がりました。

最後は卵焼きを作っていきます。ここでは子ども達のピカイチな料理センスが見られました。一度見本を見せたら子ども達だけで力をあわせて挑戦です。
油を引く→滑り台のように卵を滑らせる→油を引く→卵をいれる→流し入れる→待つ→ひっくり返すという作業の繰り返しですが、これを唱えながら作業します。卵焼き器をを持って油を敷く人、卵を入れる人、溢れた卵を拭いてくれる子などチームワークが光ります。ひっくり返すところが最大の難関に思われましたがみんな難なくクリアして大人顔負けの卵焼きが完成しました!
 さあ全ての料理ができあがりです!新米のご飯はと金目鯛と一緒にいただきます。卵焼きは自分たちで丹精込めて作ったからか全員おかわりしていました。
みんな積極的に料理をしてくれて、大活躍だっだ今回のワジックでした。

2024.11.9の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20241109「秋三昧御膳~新米を美味しくいただこう~」
閲覧期限:2024年11月16日

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