【五感磨きキャンプ】妙高生活後半第2日

2024年8月6日 / 未分類

妙高生活後半2日目の朝を迎えました。
妙高生活前半を過ごしてきた子どもたちにとって、妙高のお家はすでに「ただいま〜」と言える場所になっています。起きたら、自分たちで部屋のカーテンを開け、布団を整え、着替えて下におりてきます。吹き抜けから「おはよう」とひょっこり顔を出してくるので、「着替えて下りておいで」というと「もう着替えてるよ」と返事がきてびっくりしました。今年のチームは、朝に強い子たちが良い影響を与えてくれています。


朝のマラソンへ出発します。妙高のお家からいもり池まではおよそ1.5キロの道のりで、斑尾での朝のマラソンとほぼ同じです。斑尾の山道を走ってきたからか、前半の時よりもずっと近く感じますし、走る姿も力強くなってきました。

息を整えたら、縄跳び競技スタート。時間内に連続記録が1番多かった人が金メダルというシンプルなルールのもと跳び始めます。これまでオリンピックの様々な種目で最後の数秒で勝ち負けが決まる場面をみてきました。これまでは一度引っかかると、もう集中力がきれてしまうことが多かったのですが、引っかかっても「あと何分ある?」とすぐに跳び始める姿は明らかにここ数日での変化です。
その後、いもり池一周レースをして、帰りの山上り、坂道ダッシュ、ラジオ体操をしてお家に帰ります。

斑尾ではみんなでお部屋全体を美術館にしましたが、妙高では1人1枚大きな壁紙を使って、自分だけの美術館を作っていきます。
これまで描いてきた作品をどんな並び方がよいか自分で考えながら糊で貼っていきます。
遠くから見てみると曲がっていたり、絵の向きが違っていたりとハプニングも続出。さらにこれから増えていく作品分のスペースも残して、、と試行錯誤の連続です。
それでも斑尾みたいにお客様が見にきてくれるかな?とワクワクしながら進めていきます。

前半は和食をたくさん作りましたが、後半は世界のお料理にも挑戦していきます。
今日はお昼はドイツ、夜は中華、さらに明日の朝ごはん用にパンも焼いておきます。
エプロンをつけて、厨房に立つのも当たり前になってきました。さぁ、帰るまでに何か国のお料理が作れるでしょうか。

2024.7.31の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒K&R 妙高生活後半2日目_20240731
閲覧期限:2024年8月20日

【五感磨きキャンプ】斑尾キャンプ最終日

2024年8月1日 / 未分類

キャンプ最終日は小雨の降る静かな朝を迎えました。この5日間、どの子も「おはよう」とニコニコごきげんで起きてきてくれました。当たり前のことのようですが、毎日笑顔でスタートするだけでその日一日が良い日になりそうな気持ちにしてくれます。

6時30分には、いつもの通りスキー場の上の広場へ。そこにいくと必ずAさんがラジオを流して待っていてくださいます。5年以上前に初めてお目にかかってから毎年キャンプのときにはラジオ体操をご一緒させていただいています。昨日の美術館も見に来てくださり、斑尾山を上っている時も双眼鏡で子ども達が頑張っている姿を見守っていてくださいました。朝も子ども達ひとりひとりに話しかけてくださいます。心温かいコミュニケーションが子ども達の根っこを育ててくださっているのだと感じます。

朝ごはんの前に昨日までのまだらオリンピックの表彰式を行いました。
全ての種目の金メダル、銀メダル、銅メダルを点数にして総合成績を発表しました。
メダルをもらえる人、もらえない人が当然出てきます。自分が頑張ったと思っても、他にもっと頑張った人がいるかもしれない。パリオリンピックで全力を出している選手たちの姿を身近に見ることが出来る今だからこそ、子ども達にも伝わることがあるようでメダルをもらった子に対して、心から拍手を送る姿が見られました。

荷物を片付け、帰る準備が整うのを待っていたかのように外が晴れてきました。スキー場やコロボックルの森など斑尾の好きな場所を最後に満喫します。バッタやコオロギに触ったこともなかった子も、虫好きの子に教えてもらって捕まえられるようになりました。広い芝生での鬼ごっこは子ども達の持久力とチーム力で大人の方がヘロヘロです。思いきり遊び、沢山のことに挑戦した5日間の締めくくりの自由時間には子ども達の笑顔がはじけていました。

こうして子ども達の大冒険の5日間が終わりました。楽しい時間を過ごすことができた裏には沢山の方たちの協力があります。毎日快適に過ごせるように環境を整えてくださったホテルの方がた、会うたびに笑顔で挨拶をして、声をかけてくださるホテルに滞在している他のお客様方、美味しい食事を準備してくださったレストランの皆様、新鮮で最高の美味しいとうもろこしやじゃがいもを届けに来てくださった農園の方、子ども達を応援し、送り出してくださった保護者の皆様、毎日子ども達と汗だくになって遊び続けてくれた卒業生、子ども達を支えてくださった多くの皆様に心からの感謝を申し上げます。

2024.7.30の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒K&R 斑尾キャンプ最終日_20240730
閲覧期限:2024年8月7日

【五感磨きキャンプ】斑尾キャンプ4日目

2024年7月31日 / 未分類

キャンプ4日目は雲が少なく明るい朝です。
今日もラジオ体操から一日が始まります。天気がとても良く斑尾山や妙高山がため、いつものマラソンコースではなく、スキー場を上から下まで駆け回わることにします。
ますば、坂を駆け下ります。スキーのポールをジグザグに進みます。みんなが通った道の朝露がなくなって周りよりも少し明るい緑の道ができました。
帰りは、だるまさんが転んだをして登ることにします。ルールが分からない友達には優しく教えてあげます。急に日が出て暑くなり、さらに坂が急だったため、体力的に大変だったようですが、なんとか初めいた場所まで戻って来ることができました。
楽しんでいる子ももちろんいましたが、暑いから、大変だからと、文句を言ったり笑顔がなかったりすると、一緒に遊んでいる人が楽しくなくなってしまいます。楽しい雰囲気を壊さない努力が必要です。

朝ごはんの後は、とうもろこしの絵を描きます。
自分たちの背よりも大きいため、画用紙を3〜5枚繋げます。とうもろこしの葉は、細長く垂れていますが、きちんと観察をしないと、全然特徴が掴めません。やり直しになってみんなに遅れをとらないように、1度で金メダルを貰える絵を描く習慣をつけましょう。
頂き物のタマゴダケも描きます。タマゴダケは匂いが臭いのでみんなの鼻が曲がらないうちにささっと描きます。このきのこは、笠が大きいいわゆるきのこ型ではなかったため、何を描いてるか分かるように表現するのが難しいかったようです。

絶好の運動日和です。
運動会を行います!
まだらオリンピック運動の部です。
裸足で庭に駆け出し、気合い十分で運動会が始まりました。競技は4種目。
1つ目は、芝生スローラムです。コーンをジグザグ全力ダッシュて進みます。年が同じまたは近い友達どうしで対決したので、接戦を繰り広げました。
次は、輪くぐりダッシュです。今度は、フラフープをくぐってコーンも周ります。体の小さな年下組が有利かと思いましたが、年上組も負けてはいられません。お兄さんが1位2位を譲りませんでした。
3つ目の競技は、斑尾のくまさんです。くま歩きでコーンまで走ります。くま歩きでも手は抜きません。そして、年齢も関係なくなりました。全員が勝ちを目指します。横をちらっと見てライバルを意識する様子もありました。
最後は、飛んでくぐって生き残りゲームです。この種目は全員同時に行います。よーいドンの合図で走りだし、飛んで!くぐって!の指示通りに縄を通過します。飛ぶのにひっかかったりお尻が縄に触れてくぐったりしたら脱落です。忍者のようにささっとくぐる子や慎重にゆっくりくぐる子など、作戦は人それぞれですが、脱落しないよう一生懸命な姿が見れました。
各種目が終わったら表彰式が行われます。3位までの人はメダルをかけてもらえます。勝った人は喜び、負けた人は悔しがり、スポーツマンシップに則って試合を終えました。次はメダルをもらうぞ!次こそは頑張るんだから!と大きな声で口にする子がいました。このように真面目に取り組めば、スポーツがもっと強くなり楽しくなります。
ルール説明を聞いていなかった人は、コースを間違えてしまい失格です。どんなに頑張って速くて勝っていてもルールを間違えた人は負けとなってしまいます。悔しい思いをしないよう1度でルールを聞く癖をつけます。

お昼ご飯はミートソーススパゲッティでした。
パリオリンピックが開催されている間は、まだらオリンピックも常に開催されています。昼食時も例外ではありません。競技は、楽しくマナー良く食べる選手権です。ミートソースを机や服に飛ばしてしまったら失格です。
食事中は、楽しい雰囲気も大切ですが、それと同じくらいマナーも大切です。肘をつく、背もたれによっかかる、口に物を入れまま喋る、これらは一緒に食べている人を不愉快にさせてしまいます。楽しい食事にするためにも、マナーはしっかり守って食事ができるといいです。

みんなが描いた絵が部屋に飾られて美術館が完成します。絵は、とうもろこし、モナリザ、ピカソ、日本国旗、フランス国旗、エッフェル塔など、様々です。美術館の入り口に立つと、世界中の国旗やみんなの絵がお出迎えです。色鮮やかで部屋が明るく、とても楽しい美術館です。
朝一緒にラジオ体操をするおじいさんご夫婦や、レストランの従業員さんなど、約10名のお客さんをもてなしました。気に入った絵に金メダルをつけてもらいます。どの方もみんなの絵を見て感動してくださり、笑顔になってお帰りいただけました。そして、とうもろこしのお土産もお渡ししました。

キャンプ最後の夜を満喫しました

夕食後は、”地球を守れ!”の本番です。キャンプ中お得時間で練習をしていました。2国ずつ対決です。初戦は10秒ほどで、どちらのチームも地球を落としてしまいました。想像よりも大分短い試合となってしまいました。2戦目も30秒ほどで地球が落ちてしまいました。チーム戦では、声かけが大切です。文句を良い我が強いとチームがまとまらず、すぐに負けてしまいます。いくよ!と声をかけたり名前を呼んだりと協力をしなくてはいけません。自分だけ頑張っても勝つことはできません。勝つために工夫をすれば、ただ試合に勝つだけでなく、チームの絆も深まりす。

そして、花火のお楽しみです。
お友達から火のもらい方、終わった花火の処理の仕方などルールの説明をよく聞いてから始めます。火が欲しい人は、火ちょうだい!と友達の声をかけ、あげる方はいいよ!と仲良く会話をします。
また、火の扱いに慎重になっている姿も見られました。
カラフルな色の火が出たり、しゅーっと細長い火が出たり色々な花火を楽しみました。自分の花火に火がつくと、わぁーと嬉しそうなリアクションをする子が多く、みんなで楽しむことができました。

寝る前最後に、パターンブロック積み大会も開催しました。
明日はキャンプ最終日です。4日間で学んだことを全て発揮してキャンプ中でいちばん素敵な姿で過ごせますように。

2024.7.29の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒K&R 斑尾キャンプ4日目_20240729
閲覧期限:2024年8月5日

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