卒業遠足
2014年3月15日 / 未分類
3月2日、お天気はあいにくの雨でしたが、成田ゆめ牧場に卒業遠足に行ってきました。
久しぶりに会うお友達もいて、集合の時からみんな興奮した様子でした。
電車の中では、折り紙大会が始まりました。それぞれが得意な折り紙をお互いに教えあいながら作ります。
途中の駅で、カナダからスキーをしに日本に来たというカナダ人の家族が乗ってきました。
男の子が一緒にやりたそうに見ているのに気が付くと、「はい！」と折り紙を渡し、あっという間にお友達です。
言葉が通じなくても、折り紙という日本の素敵な文化を通してコミュニケーションをとり、楽しく遊んでいました！
そのご一家が先に降りるときには、こちらは「See you!」「Good bye!」と、男の子は「ありがとう！」と挨拶している様子は
相手を思いやる心が見えた瞬間でした。
その後、電車とバスを乗り継ぎ、成田ゆめ牧場に到着しました。
全員、レインコートと帽子を身に着け準備完了！
どんな動物たちに会えるのか、ウキウキしながら牧場へ入っていきます。
まず初めは牛舎にいきました。
驚かさないように、そーっと撫でてあげます。
初めは、牛の動きにビクビクしていましたが、だんだんに慣れてきました。
牛たちも喜んでくれたのか、大歓迎の証に、レインコートが牛のよだれだらけになってしまった子もいました。
次は、牛たちに餌をあげるのに挑戦です。干し草を手に持って、口のそばに近づけるとすごい勢いで食べます。
子どもたちの目線だと、牛の顔もより大きく、迫力のあるものでした！
今日のメインイベントの一つ！いちご狩りに向かいます！
沢山の人がビニールハウスの中に横一列に並ぶと、一人に一つお皿と練乳が渡されます。
どうやって始まるのかと、お姉さんのお話を聞いていると、ルール説明がありました。
１、時間は20分
２、どのいちごも食べ放題、ただしお持ち帰りは出来ません
ゲームが始まるような楽しい雰囲気に子どもたちも意気込みます。
「よーい、スタート！！」という合図とともにいちごといちごの間を一気に進みます。
あまそうないちごを見つけ、次々に口のほおばります。「あまずっぱくて美味しい！」など感想を言いながら、さらに美味しそうないちごを探します。
何種類かのいちごがあったのですが、「あっちのほうが大きいね」とか「こっちが好きだな！」と色々な違いを見つけていました。
「終了です！」と声がかかり、夢のような20分が終わりました。子どもたちは、おなかいっぱいでもう食べられないと大満足の様子でした！
今度はお皿からクレヨンに持ち替え、いちごの写生会です。今、たくさん食べたいちごを美味しそうに描いていきます。
きれいな形のいちごもあれば、二つが合体したようないちごや、まだ白い赤ちゃんいちごもありました。
本物を目の前に描くと、いちご狩りの楽しい様子が伝わってくる活き活きといた絵になりますね！
気が付くとお昼の時間です。バーベキューの場所へと急いで移動しました。
いちごをおなか一杯に食べた後だから、あまり食べられないかも、、と心配していましたが、
そんなことは一切ありません！
「いいにおい！あーおなかすいた！！」とお肉や野菜が焼けるのを今か今かと待っています。
その勢いには本当に驚きで、お肉だけでなく、野菜にご飯、スープまで見事に全部食べ切りました。
好き嫌いをいう子がいないどころか、食べたことのないししとうに挑戦し、美味しいことを発見している子もいました。
やはり、子どもたちにとっても、みんなで机を囲んで食べる食事は、一段と美味しく、楽しい時間なのだと改めて感じました。
ジャム作りをした後で、絵を描いているころから子どもたちの様子に変化がありました。
みんなが口々に「ちょっとトイレいってきてもい？」と異常なほどにトイレに行きたがります。
中には、あれ？今トイレから帰ってこなかった？という子も。
なんでだろうなぁと子どもたちの様子をうかがっていると、一度外に出る、トイレへの往復でおにごっこをしたり遊んでいました！
いつものように外で思い切り走り回れない状況をどうにか抜け出すために子どもたちが考え出した秘策だったのです！
雨が降っていようとも、子どもたちにとってはシンプルにお友達と走り回ったりすることが、何より一番の楽しい遊びなのだなと再発見し、
子どもたちの知恵に感心しました。
牛の乳しぼり体験までのほんの少しの時間で、ウサギやモルモット、羊たちにも走って会いに行きました。
乳しぼりの感触は、「あったかくて、むにゅむにゅしてた」と新鮮だったようです。
最後に新鮮な牛乳で作ったアイスクリームを食べ、帰りのバスに乗り込みました。
雨が降る中、牧場内を目いっぱい動き、たくさん食べたので、帰りの電車は寝てしまうかなと思いきや、最後の最後まで元気いっぱいでした。
どんなお天気でも、お友達と一緒なら何でも楽しめるということを改めて学んだ一日でした。
年長さんのみんなが、今度は素敵な小学生のお兄さんお姉さんになってお手伝いにきてくれるのを楽しみに待っています！
