【五感磨きキャンプ】夏の妙高生活前半が始まりました

2024年7月22日 / 未分類

太陽が照りつける中、笑顔で東京駅のホームに集まってきました。全員が集まり、新幹線に乗り込み、お父さん、お母さんに行ってきます!と手を振りながら新幹線が出発しました。新幹線の中では、手遊びをしたり、同じ紙に順番に「一本だけ線を引く」というルールでみんなで紙を回しながら絵を完成させました。
長野駅に到着すると、しなの鉄道に乗り換えます。しなの鉄道を待っている間ホームでは、長野県で有名なりんごの「ジョナゴールド」と「ふじ」のジュースを飲み比べてみました。「ふじ」の方が甘い!とみんなでどっちが好きかお話ししていました。しなの鉄道に乗ると、手動で開閉する電車のドアを初めてみて、みんな興味深々にしていました。1時間くらい乗ると、ついに待ちに待った妙高高原駅に到着し、車に乗り継ぎ、お泊まりする、妙高プロスキースクールに到着しました。

これからみんなで一緒に過ごすお家をまずは探検します。靴や荷物の置き場所を決めながら、寝る部屋、トイレ、洗面所、お風呂と見ていくと、秘密の扉を発見。ドアの先が急な階段になっているのでゆっくり降りてみるとスキー板やブーツがたくさん置いてあるお部屋でした。

次は妙高がどんなところなのか、探検に出かけます。坂をくだって、秘密の抜け道を通るといもり池に到着。スキーキャンプの時には凍っていた池はすっかり溶けて、一面ハスの花になっていました。

蝉の声が響き、色々な種類のトンボが飛びまわる池の辺りでお弁当をいただくことにしました。食後は、みんなで野球をすることに。お弁当に入っていたアルミホイルを野球ボール、パウチドリンクの空容器をバットに、ベースはリュックを使うことにしました。やっていくうちに、ルールも分かってきて大盛り上がりのお昼休みになりました。

そのあとはビジターセンターで妙高に住む生き物や植物について顕微鏡で観察したり、天秤で重さ比べをしたり、クイズをしてみました。

夕方、涼しくなってきたので、スキーキャンプでお世話になっているロッヂ・ラーまでお散歩にいきました。ご挨拶だけと思ったら、特製赤しそジュースをごちそうになりました。食堂の窓から見える景色に「雪がない!」「スキー場が山に変わっちゃった」と不思議そうでした。

夏には沢山のランナーがトレーニングをおこなっているという話をきいて、「勝負してみたい!」と明日以降に会えるチャンスがあったら思いっきり走ってみるそうです。

妙高生活では3食の食事も自分たちでお料理します。レストランのような厨房で作るお料理に子ども達もワクワクした様子。自分たちが口にするものなので、一つ一つ真剣に丁寧に進めていきます。作業をしながら、調理器具や食器の収納場所も覚えていきます。きっと帰る頃には小さな料理人たちになっていることでしょう。

2024.7.22の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒K&R 妙高生活前半1日目_20240722
閲覧期限:2024年8月10日

【食育・ワジック教室】夏コース第4回は鰻パワーをいただきました!

2024年7月21日 / 未分類

“聴覚”がテーマの今回は、年中さんと年少さんと3歳さんの5人で行いました。梅雨明けし、いよいよ夏本番です。土用の丑の日も近いということで鰻丼を作ります!

はじめにさまざまなどんぶりがでてくる絵本を読みます。牛丼、かつ丼などがある中、最後に出てきたのは鰻丼。美味しそう!や、お腹すいたーという声が飛び交います。するとたれのついた茶色くて長いうなぎとそのタレのついてないうなぎが登場しました。初めてみる食材になにこれ?お魚の匂いがする!穴子かなと鋭い意見も聞こえてきました。これは穴子の仲間のうなぎです。この姿のうちにみんなでスケッチをしました。

次はご飯を炊く準備をします。この作業に慣れている子どもたちは手分けをして順番にお米を洗っていきます。今回はお米を手で洗った後にボールの上で手についたお米を払い落とすことに気をつけてみました。一粒もお米を無駄にしないように机に落ちてしまったものも自分から拾ってくれる子供達の姿がありました。

続いてお吸い物を作るために出汁をとっていきます。出汁をとるには何がいるんだっけと考えてみます。鰹節と昆布だと年中さんがみんなに教えてくれました。1人ずつハサミを上手に使って大きな昆布を切りました。昆布が大きくなるまで火にかけます。

次に登場したのは卵。日本一の卵と呼ばれている卵を使います。実は卵の割る時のコツは角を使うのではなく平らなところを使うこと。コツコツと卵を軽く打ち付けて、その音が変わったらひびが入った合図です。1人一個卵を持ってよく耳を澄まして音が変わるまで優しく打ち付けます。変わった!と全員その音の変化を聞き分けて器用に指を使って割ることができました。中には黄身と白身を上手に分けている子もいました。割れた卵は箸でよく混ぜておきます。焼く時はジューっという音といい匂いが。綺麗な四角い卵ができました。四つに折って細長く切っていきます。卵は少し力を強く入れただけで壊れてしまう繊細な食材。少し難しいかなと思いましたが子どもたちは優しく抑えてる、細く切る、まな板のはじに寄せるなど一つ一つの動きを丁寧に行っていました。食材を大事に扱っている姿を見ることができました。

次は白玉を作っていきます。順番に粉を大さじ1ずつ入れていきます。指を使って一杯ちょうどになるようにしました。そこにお水を入れたらこねていきます。年中さん組はお団子を作ることに慣れているのかあっという間にお団子の形にしていました。年少さん組は両手を使って丸くするのに苦戦して前後に手を動かしてしまい細長くなってしまいます。丸く縁を描くように動かすんだよと教えたらすぐ習得して綺麗な白玉が完成しました。

最後にどんぶりの形にしていきます。どんぶりにご飯を入れたらみんなが切った錦糸卵を丁寧にのせてうなぎその上にのせます。最後に山椒の葉をのせたら完成です!

いただきます!とその前にみんなに謎の白くて固いものが渡されました。それをお吸い物の中にさっといれて蓋をします。いざ食べるという時に開けてみるとふわふわなお麩になっています!おっきくなったー!と食べ物の変化を楽しんでいました。鰻丼はおかわりをする子も!たくさん食べて最後に桃の入った白玉をデザートに食べ、ごちそうさまをしました。

2024.7.20の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20240720_ワジック夏⓸「夏本番!栄養満点御膳」

【五感磨き遠足】無人島遠足へ行きました

2024年7月19日 / 未分類

電車で、横須賀中央駅まで行き、歩いてフェリー乗り場に向かいました。10分ほど歩くと、鼻につーんと海の匂いを感じ、海と大きな船がありました。目の先の海に大量のクラゲがぷかぷか浮いており、生きているのか死んでいるのか分からないままだったので、不思議な光景を見ることができました。

船の出航時間まで少し時間があったので、近くの公園で遊んだり、乗る黒船を絵を描くことにしました。しゃがんで地面で描くと、塀で船が見えづらくなってしまうので、立って見たら描いて、また立って見て描いてを繰り返していきます。見開きに大きく立派な黒船を描く子や、特徴を捉え1ページに丁寧に描く子など、さまざまな黒船が完成しました。

船に乗り、動き出すとゴーッと大きな音を立てながら少しずつ乗り場を離れていきます。海にいたクラゲも波に乗ってゆらゆらと船に着いてきました。真っ白の引き波をみつつ、風に吹かれること10分。緑色に覆われた山のような猿島が存在感を表しました。その頃には乗り場も小さく、海の中にそびえたつ、まさしく”無人島”に到着しました。朝1番の便に乗ったこともあり人が少なく、過ごしやすい天気でした。

早速、水着とマリンシューズに着替え、海で遊びます。しかし、今日は波が高く危険ということだったので、海にはあまり入らず貝殻集めや、石投げをして遊びました。
貝殻をたくさん集めて、貝殻で魚を書くことにします。今にも海で泳ぎ出しそうな魚や、たい焼きのような姿の魚、金魚のような魚、そしてイルカなども書き、約6匹ほどの貝殻アートが完成しました。みんなで一生懸命貝殻を集め、大きさや形の違うものをたくさん使ったことで、立体感がより出るものでした。浜辺には他にも、大量のクラゲが打ち上げられていたので、海に戻してあげることもしました。
浜辺にある石を自分たちで選び、誰が1番遠くまで投げれるかゲームもしました。自分が1番飛ばせそうと考える石だったので、軽くて小さいものを選ぶ子や、手に収まりきれないくらい大きなものを選ぼうとする子などそれぞれで戦いました。年上のお兄さんが優勢のなか、自分の順位がどのくらいなのかを気にして力いっぱい投げている子が多く、負けたくない!と全力な様子を見受けられました。

時間はあっという間に過ぎていき、お昼の時間になったので、お昼ご飯を食べることにしました。みんなで輪になって食べるお弁当はとても美味しく、会話もはずみ、あっという間に食べ終わりました。

食後は、猿島を少し探検することにしました。島の道は、人が歩けるように整備されていても、坂が急だったり滑りやすかったり、気を抜くと転びかねないような場所でしたが、大人を置いてけぼりにするほど元気いっぱい走り、道をどんどん進みます。
道の両側が葉でおおいしげっている道や、電気がなく暗い洞窟を抜けると、目の前に海が一面に広がる展望台に着きました。遠くの方に富士山が見えたり、頭上を飛ぶトンビを見たり、展望台ならではの景色を楽しむことが出来ました。また別の道を行くと今度は、海がすぐそこに広がる岩場に着きました。岩場に小さな海水の溜まり場があり、そこに小さな魚や、カニ、貝などが住んでいました。
波がすこし高く、風も吹いていて、さらに足場の悪い場所だったため、体の重心をよく考えて、次に出す足もどうするべきかをよく考えながら生き物と触れ合いました。

猿島では、ゴミの分別を徹底しており、10個ほどのゴミ箱が設置されていました。燃やせる燃やさない、という分類ではなく、紙、プラスチック、ガラス瓶、スチール缶、ペットボトルなど細かく分けられています。このゴミ箱を通して、なぜゴミを分別しなければいけないのかを学びます。例えばペットボトルの場合、みんなが着るTシャツの原料になり再利用することができます。また、アルミ缶の場合だと、リサイクルをして、猿島に渡るためのフェリーを作る材料となります。このようにして、自分の捨てたゴミがまた猿島のためになるかどうか、そして猿島をきれいに保つことができるかどうかは、きちんと分別をするかどうかと大いに関係するものと言えます。ものを大切にすること、そして分別をすることで、SDGsに繋がることを知ることが出来ました。

帰りのフェリーの時間まで、お着替えとおやつ時間にして、猿島を後にしました。
電車までの時間で、猿島でやったことを思い出しながら、クラゲで遊んだところや、探検をしたところ、猿島をフェリーから見たところなど、みんなが1番思い出に残っていること、楽しかったことを各々描きました。

気温が高く日差しも強い1日でしたが、子供たちは天気に負けないくらい強いパワーで1日遊びきりました。子供たちの首や腕の日焼けがその証です。

2024.7.19の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒K&R 無人島遠足 20240719
閲覧期限:2024年7月25日

▲TOPへ戻る