【五感磨き遠足】田植え遠足へ行きました!

2024年6月9日 / 未分類

今日は過ごしやすい天気に恵まれ、田植え遠足に行ってきました。
行きは、電車を一本乗りそこからバスで向かいました。駅でのお得時間で、バス停にあるツバメの巣を見に行きました。4つほど巣があり、5羽ほどツバメが巣から出たり戻ったりしている様子をみんなで観察しました。

公園に着き、早速田植えの準備をします。短パンの裾をまくり、お父さんの靴下を履いて田んぼへ向かいます。田んぼへ向かう道には車も通るのでタイミングを見て安全に歩きました。道路のすぐ横に田んぼがあるという都内ではなかなか見れない光景が目の前に広がります。
2人ずつペアになり順に田んぼの中に入っていきました。田んぼの中はぐちゃぐちゃしていて、深さにばらつきがありました。浅いところから一歩進むと急に深くなって足がはまってしまうこともある足場の悪い田んぼではありましたが、順調に全員田んぼに入ったところで、今日植える苗の名前、そして植える時のコツを聞きました。今日植えるのは、「てんこもり」というお米の苗です。お茶碗いっぱいにお米を盛る様子からその名前が付いたそうです。そして苗は、種がある下の方を持ち、束から3本取り鉛筆を持つ時と同じ持ち方をして、ぎゅっと刺すように植えます。1人3列ずつを担当します。列を揃えて綺麗に植えられるようにみんなの前にロープがあります。そのロープに青と黄色のテープの印があるので、そこを目印にします。3本ずつ植えたら一歩後ろに下がる、また3本ずつ植えて一歩後ろに下がるという手順です。早く終わった人は全員が終わるまで待ち、ロープを後ろに下げてもらってからまた植えはじめます。そのため、自分のペースで植えてどんどん先に進めることはできません。全員で同じタイミングで作業を進めるということを経験しました。

田んぼには泥が多いところと少ないところがあります。周りから泥を集めて、そこに苗を植えると上手に苗が立ちます。泥の少ないところに植えたり、優しく置くように植えてしまうと、苗が倒れて流れていってしまいます。コツを掴むとぴっときれいに立った苗の列ができます。上手なお兄さんお姉さんだね!と声をかけるとやる気が出て一生懸命に植えてくれました。作業を進めていくなかで、尻もちをついて全身泥だらけになる子もいました。ですが、嫌な顔せずに田植えを続けていて、むしろその状況を楽しんでいたようにも見えました。隙間時間で田んぼのあめんぼ探しをしたり、泥をぴちゃぴちゃ跳ねさせて遊んでいたり、泥に抵抗なく田植えができました。田植えの感想を聞くと、2回目だから上手に植えられた!僕は初めてだけど上手にできた!裸足でやったのが気持ち良かった!と言っていて楽しく田植えをしてくれたようです。
苗を全て植え終えた田んぼを上から見ると、子ども達が一生懸命植えた成果が出ていました。

田んぼのすぐ近くにある湧水で泥だらけの体を綺麗に洗います。真っ茶色になった靴下を脱ぎ、ひんやりと冷たい水のなかに入ります。足やお尻、そしてお腹まで全身綺麗に洗いました。湧水はつい声が出てしまうような冷たさでしたが、きれいになってスッキリしたようです。脱いだズボンなどを、昔の洗濯様式でゴシゴシとこすって洗いました。泥汚れは随分落ちたものの、田植えに行ってきた証がばっちりです。

湧き水の横の小川で大きな葉っぱをとっていただき、まるで日傘のようにさしてみました。そこに水をすくい入れると弾かれた水の珠が銀色に輝きながら動き回ります。まるで生きているような動きに子ども達の視線も釘付けでした。

全身綺麗になったので、お昼ご飯を食べに戻ります。一生懸命田植えをしたので、午後に向けてパワーチャージしなければいけません。もりもりご飯を食べました。

お昼ご飯を食べ終えると、今日の田植えの絵を描きます。せっかくなので、日の当たるところで寝っ転がって描くことにしました。心地よさを感じながら、それぞれが自分の絵、お友だちの絵、田んぼや稲の苗の絵などを上手に描いていました。
絵を描き終えると、最後のひと遊びをします。ここの公園には、ながーい滑り台がありました。子供たちは、さっそく滑りはじめます。よりスピードがつくように手で漕ぎます。ものすごいスピードで滑っていました。滑り終わると、もう一回!ということで今度は登り坂を走って登ります。急な登り坂でしたが、ニコニコとしながら登っていました。みんなで滑ろう〜!となったので、4.5人でつながって滑ってもいました。笑いながら手で漕いで、これまたものすごいスピードで下まで滑っていました。滑り終わると、また登り坂を走って登ります。この様子に周りの方がなんでこの子たちはニコニコと走って登れるんだろう〜と感心していました。
滑り台でひと通り遊び終えると、おやつを食べ、バスの時間となったので公園から出発しました。

帰り道は、行きと同じようにバスと電車を乗り継いで帰ります。帰り道は、寝る子もいれば、友達と指遊びをする子、電車の運転台を見る子などがいました。1時間ほどであっという間に田園調布駅に着きました。
今日は、心地よい天気のなか田植えを行いました。足だけでなく、顔など体全体を泥だらけにしながらも、全員が最後まで田植えを行いました。今回植えた苗は、秋にまた収穫しにいきます。どんな美味しいお米ができるのか楽しみにしながら待ちたいと思います!

2024.6.9の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒K&R 田植え遠足 20240609
閲覧期限:2024年6月15日

【食育・ワジック教室】夏コース開始!第1回は「シンプル和食」

2024年6月9日 / 未分類

今日から夏コースが始まります。第1回は嗅覚の回です。2歳の子から年中さんまで、小さいですが継続は力なり!どんどん出来ることの幅が広がり、みんなしっかり者でよく働きます。

まずは今日の主役、おにぎりのためのご飯の準備から。お米を量り、研いで水を入れます。今日はご飯がたっぷり必要なので炊飯器を使うことにしました。この作業に慣れている子供たちは1番年上の年中さんをはじめとして手際良く協力しながらお米を炊く準備ができていました。

次は今日の食材をスケッチしてみます。大根、にんじん、梅の色や形を観察し、描いていきます。大きな大根の先は二つに分かれていたり、髭が何本も生えていたり、目がついていたり?!梅は緑色、シワシワのもの、綺麗な赤い色のものがあります。緑色の梅は甘い香りがしましたが赤い色のものをみんなで食べてみると、顔がみるみるしぼんでいきます。すっぱいはずですが、子どもたちはおいしいと言って食べていました。みんながお絵描きしたものも美味しそうでお腹が減ってきます!

お絵描きのあとは野菜の準備に取り掛かります。野菜を洗い、大きな大根、にんじん、玉ねぎを順番に切っていきます。大根とにんじんはは端っこを切ってから半月形に。それをふたつ組み合わせると丸に戻ります。何個丸ができるかなと話していました。年中さん組は大人の力をほとんど借りずに野菜を薄く切れていました。他の2人も切り方を習得していき、丁寧に切ることができました。

次はほうれん草の胡麻和えを作っていきます。ほうれん草を洗って沸騰したお湯に入れ、さっと茹でたら鍋から出して冷やします。湯気が出ているほうれん草にうちわを持って待ち構えてた子達が元気よく仰いでくれました。胡麻をするときには胡麻和え作りに慣れている年中さんが年下の子達にこれやる?と言ってくれた姿が印象的でした。みんなで美味しそうなほうれん草の胡麻和えを作ることができました。

最後におむすびの準備をします。まずはおむすびの具を準備します。今回の具は焼き鮭、たらこ、梅干し、昆布です。たらこは食べたことがあっても元々の細長いたらこはみんな初めて見た様子。中にお魚の卵が入ってるんだよと教えました。つぎに炊けたお米でおむすび作りをします。お椀を濡らしてその中にご飯をいれ、蓋をして振ると一つのかたまりに。それを濡らした手で取り出して三角形のおにぎりの形にしていきます。自分の手より少し大きなおにぎりを結ぶのに苦戦していましたが、ゆっくり丁寧に包み込む様にぎゅっとすると上手なおにぎりが出来上がりました。

そしてみんなでいただきます。よく働いてお腹がぺこぺこの子どもたち。喋ることも忘れて夢中になっておにぎりを食べていました。他に作った胡麻和えやお味噌汁、煮物もみるみる食べて行き、みんながお腹いっぱいになったところでご馳走様です。

2024.6.8の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20240608_ワジック教室夏⓵「シンプル和食」
閲覧期限:2024年6月15日

【食育・ワジック教室】春の最後は「さぁにぎやかにいただく春御膳」

2024年5月26日 / 未分類

今日は2歳前の小さなお友だちから7歳の小学2年生という、年齢差のあるクラスです。
まずは、今日使う食材を一つずつ観察しながら絵を描くことにします。ナスを一つずつ手に持ち、触りながらよく見て描きます。描き慣れたお兄さんたちは、そっくりに描こうとナスの光っている様子やヘタのゴツゴツした感じを一生懸命に描いていくので、それを見ながら小さなお友だちの手もどんどん動いて描いていきます。


続いて、人参、昆布、卵、イチゴと絵を描きます。昆布は乾燥したもの、出汁を取るために水に漬けたものと2回描きくらべもしました。乾いた昆布をお鍋に入れると「カラン、コロン」といい音がしたのに、水から出すと大きくてペラペラに。色も黒から緑、茶色、黄色が混ざったような色に変身していました。

絵が描けたら、お料理に移ります。まずは、ご飯を炊く準備。いつものようにお米をはかり、お米を研ぎ、水加減をみんなでやっていきます。ここで、研ぎ汁が出たので、屋上で育てているきゅうりに研ぎ汁をあげに行くことに。屋上では、1ヶ月くらい前に植えたきゅうりがスクスクと育っています。「これがきゅうりの葉っぱだよ」とお話ししながら、みんなで研ぎ汁をあげました。

さて、お教室に戻るとお料理再開、今日使う具材をどんどん切っていきます。新ジャガイモは、半分の半分の半分に。ナスは輪切りに、にんじんは半月切りに、きゅうりは薄切りに、切り方や、切るリズムを学びながら切っていきます。手を怪我しないよう、ルールも守りながら、みんな丁寧に切ることができました。

卵焼きに使う卵は1人一つずつ割ります。大きいお兄さんから順に、初めての子どもたちも真似して、ヒビが入る音を聞きながら割ることができました。卵は溶いてだし巻き卵にします。油を敷いた卵焼き器に、1人ずつ溶いた卵液を流し入れ、きれいな卵焼きができました。
いつも作っている胡麻和えは、お兄さんたちの得意料理。胡麻の擦りかたをお兄さんたちに習ってやってみます。味付けはお兄さんたちにおまかせ。茹でた人参と合えて胡麻和えの完成です。

きゅうりは塩揉みしてじゃこと合え、素揚げした新じゃがいもはタレと合え、お料理が完成してくると盛り付けもみんなでします。長い菜箸も器用に使って、小鉢に入れる物、串に刺す物、お皿に乗せる物と、きれいに食べやすく盛り付けをします。それぞれのお盆に、お箸置きとお箸を置いて、茶たくと水も準備し、暑いお椀もゆっくり運び、汁物は右に、ご飯は左にと御膳を作っていきます。
最後の仕上げに、汁物のお椀にそれぞれ鰹節を一握り入れて、ふわふわのお吸い物の完成。
みんなで座って「いただきます」


今日もよく働いて、お腹がぺこぺこの子どもたち。どんどんと箸が進みます。「みんなで作ったご飯はおいしいね」と何度も話しながら、気づけばどの子のお皿も空っぽに。ご飯一粒残さず、お茶碗もピカピカです。みんなそろって「ごちそうさま」。お腹いっぱい、今日も大満足で、子どもたちの和食好きを再確認しました。

2024.5.25の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20240525_ワジック教室春⑥「さぁにぎやかにいただく春御膳」
閲覧期限:2024年6月1日

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