<五感磨き遠足>夏探検に行ってきました!

2022年8月25日 / 未分類

《途中を楽しむ!》
今日は等々力渓谷へ散策に行きます。
集合する頃に少し雨が降り始め、すこし心配ななか歩き出しますが、すぐに止みました。暑い雲に太陽が隠れ、ほんのり秋を感じる風も吹いていたので、歩くには心地の良い気候でした。
銀杏並木を抜け、田園調布の住宅街でたくさん曲がり道があるので、寄り道をしながら目的地に向かいます。

玉川浄水場を見つけると、表札に記されている旧字の「玊」の字を見て、「玉」の字を習った小学生は「点の場所が変!」と気付きます。
また少し歩くと、古くからある本屋さんと、その隣にはフウセンカズラ、大きな朝顔、ウリ、カキも見つけました。
「柿が出てくるお話は?」と聞くとすぐに『さるかに合戦』を思い出していました。
近くにあった田園調布雙葉の幼稚園・小学校・中高のそばを通り、等々力の方面へ向かいます。

世田谷区を歩いているときには、傅乗寺を見つけました。
入口の門番をしている金剛力士像の真似をしている小学生を見て、子どもたちは面白そうに笑っていました。
子どもたちは五重塔に興味津々で、中に入って五重塔を間近に見ます。
お墓とそのすぐそばに並べられている手桶を見て、お墓参りの掃除用に桶があることを知ります。
他にも、百日紅や、数えきれないほどの銀杏が鈴生りになっている大きなイチョウの木も見つけました。

ローズマリーを見つけたときには、料理にも使う物であると知ります。

周りにある建物や自然を観察しながら、気付きや知識を繋げて話しながら歩いているとあっという間に等々力渓谷に到着です。
お天気にも助けられ、子どもたちは調子よくどんどんと歩くことができました。

目的地だけに意識を向けて、ただただ頑張って歩きつづけるのは
「あとどれくらいでつくの?」
「まだ?」
と先が見えませんが、目的地へ向かう道中の瞬間瞬間に全力で目を向けて楽しむことで、感じ方が全く異なるものになってきます。

《肌で感じる渓谷》
スタスタと歩いたおかげであっという間に等々力渓谷に到着しました。到着してお寺にお参りしたら、さっそく渓谷内に入ります。渓谷内はまさに自然のエアコンでした。渓谷内の気温は周りの気温よりも一段と低く、心地良さを感じました。
心地よい渓谷内を移動して、川に入って遊びます。靴と靴下を脱ぎ、さっそく川に足を踏み入れると、川の水の冷たさを全身で感じました。裸足で川に入るからこそ感じられる冷たさや自然があります。自然を全身で感じながら思いっきり遊びます。何か釣れないかなと枝を釣竿にします。葉っぱ釣れたよ、枝が釣れたよ。自然にあるものを使ってどのように遊ぶかも勉強です。川の中で氷鬼もしました。川の中では歩きにくいため、地面でやる時よりも違う楽しさがあります。地面でやるときは逃げることができる子も川の中では、すぐに捕まってしまいます。助けてーと他の子に呼びかけますが、助けに行った子も捕まってしまいました。地面ではうまくできることも、川の中ではうまくいかないということを感じました。
川遊びを終えると、ゴルフ橋に移動してお絵描きをします。しおりを受け取り、ポンキーを取り出して、さっそく描き始めます。去年は、お絵描きの仕方が分からなかった子も今では、すらすらとお絵描きができます。目で見たものをそのまましおりに描いて表現します。お絵描きが早く終わった子は、渓谷に戻って一遊びします。ここでも自然にあるものを使って遊びます。葉っぱを船に見立てて、川の水の上に浮かべます。1号艦発進、2号艦発進。それぞれが思い思いに遊ぶことができました。

《想像で世界が広げる》
お昼ごはんと、そのあとの芝生遊びを終え、再び等々力渓谷を散策しました。道中には「等々力渓谷三号横穴」という7世紀から8世紀にかけて作られたお墓もありました。そのお墓を見て、「もし、自分がここに住むとしたら?」という話題になりました。「下が石でゴツゴツしているから、落ち葉でベッドにを作る」や「お風呂は等々力渓谷を流れる川に入る」など沢山のユーモアある意見が生まれました。みんなそれぞれ歴史を肌で感じることができました。

子ども達も楽しみに待っていたお昼ご飯の時間になりました。ブルーシートを引いてみんなで円になってご飯を食べました。
子ども達はそれぞれのおにぎりを美味しそうに頬張っていました。また、「ぼくのおにぎりはシャケが入ってたよー!」というようにお友達に自分のおにぎりを見せたりしていてとても楽しそうにお昼ご飯を食べていました。

《遊ぶ力》
お昼ご飯をすぐに食べ終わると次はフリスビーや大縄跳びで遊びました。フリスビーでは高く投げられたフリスビーを一生懸命キャッチしようとしていました。始めは大人がフリスビーを投げ、子ども達が取っていましたが、途中から子ども達も投げる方に興味が湧き、順番にフリスビーを投げました。中々思うように投げることができず、試行錯誤しながらより遠くまで飛ばせるよう工夫していました。大縄跳びでは一回でも多く跳ぼうとしたりしていました。他の友達が跳ぶ際に大きな声で回数を数えて応援するなどお昼ご飯を食べて元気いっぱいになった子ども達はたくさん走り、飛び、活発に動いていました。
また、近くに等々力渓谷のスタンプを押すことができる場所があり、子ども達は一生懸命大きなスタンプを押していました。
最後に広場で絵を描きました。子ども達はフリスビーをしているところを動きをつけながら上手に描いていました。
一休みしたら再び渓谷に出発です!
そして等々力渓谷を抜け、玉川野毛町公園に移動しました。この公園では鬼ごっこをしました。途中でおやつ休憩を挟みつつも、ひたすら走り続けました。等々力渓谷との温度差もあり、とても暑かったですが、全員で全力で楽しむことができました。
夏休み最後の良い思い出となりました!

《アルバム》
2022.8.25の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R 夏探検遠足 20220825
閲覧期限:8月31日

<五感磨き遠足>斑尾キャンプ最終日

2022年7月31日 / 未分類

キャンプ最終日。
あっという間の5日間、お天気も随分と味方をしてくれたおかげでやりたいことは全て出来ました。
今朝はついに年少さんまで、お部屋に起こしに行く前に全ての身支度を自分で済ませてニコニコとしていました!
5日間で、自分で出来るようになったと自信をもって思えることが大なり小なりあればこのキャンプは大成功といえるでしょう。

《巻物完成!》
キャンプのしおりをずらーっと並べて、巻物の仕上げをしました。
他の作業のすきま時間を使って作っていたので、進捗は人によってバラバラ。そこで自分の分が終わっている人は手伝ってあげます。
部屋中に紙が並んでいるので、移動するときは気をつけなければいけません。
跨げそうでも、お友達のを踏んでしまわないように遠回りをしていきます。どの道を通れば行きたい場所にいけるか、考えて動く様子はまるで迷路をしているようでした。

《昔から学ぶ》
キャンプ最終日は日本昔話の世界へ行きました。かやぶき屋根の古民家でお昼ご飯をいただきます。
昔の家から、今の生活につながる学びが沢山あります。 
生活様式が変化しても、マナーはそのままということがよくありますが、もとを知らないと子ども達にとっては分かりにくいこともしばしばです。                                                                                                                                                                                                                                                  例えば、玄関で靴を脱いだら下に足をつかずに上がってねと日頃から子ども達に伝えています。
「靴下が汚れるから」と言っても、あまりイメージが沸いていなさそうでしたが、
実際の土間は一瞬でも足をつけば、靴下は真っ黒に。その分かりやすさに全員きちんと上がれていました。
敷居をまたぐというのも同様です。段差のない部屋の中とは違って、子どもの足だと大きく跨ぐ必要があるのでとっても分かりやすく
皆一生懸命足をのばして出入りしていました。

《自分の言葉で伝える》
毎年このキャンプが開催できるのは、ホテルの方々のご協力のおかげに他なりません。
いつでも優しく丁寧に声を掛けてくださり、見守ってくださる皆さんの温かさに子ども達も安心して過ごすことが出来たことでしょう。
そしてこちらが御礼をいうと必ず、
「こちらこそ子ども達の声に元気をもらっています、ありがとうございます」
「毎年子ども達に会えるのを楽しみにしているんです」
と気持ちのいいお言葉をいただけます。
子ども達にも定型文ではなく、自分の気持ちを素直に相手に伝えられるようになってほしいと願っています。
そしてそのためには、まずは我々が等身大に飾らず率直に言葉に出来るように心がけたいものです。

《アルバム》
2022.7.29の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R 斑尾キャンプ 20220729
閲覧期限:8月6日

<五感磨き遠足>斑尾キャンプ4日目

2022年7月29日 / 未分類

キャンプも終盤に差しかかった今朝もランニングから始まります。参加は義務ではないものの、自然の光で目を覚ました子どもたちが次々に集まってきます。
今日5歳の誕生日を迎えたBくんも初参加です!キャンプ生活での成長に加え、誕生日を迎えるにあたり彼の心の中での変化があったのでしょう。自ら起き、身支度を整えスタート地点に立つ姿は、昨日よりも逞しく見えました。
大人でもなかなかハードな道のりが続くため、顔が真っ赤になり、息がきれ、心臓もバクバク。足を止めたくなる瞬間が何度も訪れ、自分との戦いが続きます。しかし、少しでも記録を更新できるようにと懸命に前へ進み、誰一人としてかけることなく完走できました。この、やりきった!という感情は頑張ったからこそ体験できるものです。この達成感を忘れないでほしいと願います。

《修行あるのみ!》
今年のテーマが「忍者」ということで、しおりを巻物に変身させてみました。しおりを一枚ずつ繋げ、綺麗に貼る作業や、巻物を巻く作業も昨日に続き指の修行です。修行あるのみ。ひたすら繋げていくと、キャンプでの思い出や沢山の修行、日々の生活の記録、頑張ったことなどを思い出せる、自分だけの巻物の完成です。

《ゲレンデ散策》
今日はお天気の神様も味方につけています。スキー場へ行き、麓までみんなで降り、貸切ゲレンデで遊び尽くしました!
急斜面を全速力で駆け降りる子もいれば、寝転がりクルクルと回りながら降りる子、好きなスタイルでどんどん降りていきます。そして、長い距離降りてきたということは、もちろん登らなければ帰れません。そんな大変な登り道も昨日大盛り上がりだったフリスビーで遊びながら登れば、最高の遊び場です!空に舞うフリスビーを追いかけ、集めては、追いかけを繰り返しているとあっという間に山頂です。一見大変そうなことでも、方法次第でいくらでも楽しめるのだと感じた時間でした。

《絵の修行》
今まで描いた絵の仕上げも行いました。きゅうり畑で描いたきゅうりの絵や、採りたてをいただいたとうもろこしの絵にも絵の具で色をつけていきます。色鮮やかになった一人一人の絵を繋げていくと、立派なきゅうりのトンネルとトウモロコシ畑の出来上がりです。お部屋の中が一気に明るくなりました。

大きな布の絵は、キャンプの前から少しずつ時間をかけて描き進めていました。
自分よりも大きな布に絵を描く機会はなかなかない為、容易なことではありません。周りをよくみなければ、絵の具をこぼしたり踏んでしまい、お友達の絵を汚してしまいますし、何よりも普段よりも大きく絵を描くということ自体、子どもたちにとっては思うようにいかないことも多かったようです。しかし自然に囲まれた斑尾高原ホテルのお庭にはバッタもいますし、カブトムシもカエルも、大きな木もあり、直接じっくりと見ながら描くことができる最高の環境です!
りんごの木を思い出しながら描いた子。毎日たくさん捕まえたバッタや大切に育てたカブトムシを描く子。このキャンプでの思い出を大きな一枚の布にたくさん詰め込みました。この絵を見るたびに、みんなで輪になってご飯を食べたり沢山遊んだ斑尾キャンプのことを思い出すことでしょう。

《アルバム》
2022.7.28の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R 斑尾キャンプ 20220728
閲覧期限:8月3日

▲TOPへ戻る