<五感磨き遠足>お正月遊び遠足

2022年1月9日 / 未分類

連日の寒さが和らぎ、青空が広がる中、多摩川駅に続々と子ども達が集まってきます。
今日は身軽に沢山遊ぶため、多摩川駅の横に出来たせせらぎ館をみんなの基地にすることにしました。
部屋に入ると自分の分の椅子を準備して、全員がテキパキ荷物を置いて準備万端です。

《凧づくり》
集合後、さっそくせせらぎ公園に移動します。朝の公園は貸切状態で凧あげをするのにちょうど良さそうな広場も見つけました。
広場が混雑する前に大急ぎで自前の凧と羽子板づくりに取り掛かることにしました。
ポンキーを持ったら凄まじい集中力。それぞれが好きな場所で描き始めます。

今年の干支の虎、一富士二鷹三茄子、鯛、鏡餅などお正月らしさの溢れるものから、
お花、恐竜、昆虫、鳥、虹など皆それぞれ、思い思いの絵を描きました!

個性豊かな作品ができました!
そして、小学生と新1年生は
凧ひも結びに挑戦。

“この糸と糸を持ってこの指にかけて、、”

分かりづらくて最初は苦戦してる子が多かったのですが、慣れてきてしまえばお手のもの。
年中さん、年少さんなど年下の子たちの分も結んであげました!頼もしいですね!

《皆で楽しく凧あげ》
凧が完成したので、外に出て、いよいよ凧あげをします。公園の広場は一気に凧あげ会場になりました。凧あげをしてしばらくして、糸を表裏反対につけていたことに気がつきました。そんなハプニングもありましたが、自分たちで結べるようになったので、皆で協力してあっという間に全員分直し、凧あげ再開です。作る時は「どうやって飛ばすの?」との声があがっていましたが、外に行くと、風を上手く利用し、たくさん走って綺麗に揚げることができていました。慣れてくると、糸を長くして空高く揚げるなど、自分達で考えて楽しむ姿も見られました。

《羽根つき》
羽子板作りが終わると、いよいよ外に出て羽付きです。
始めは羽根を飛ばすのに苦労していましたが、たくさん練習して、とても高く遠くに飛ばせるようになりました。羽根の飛ぶ距離を競っている子供たちもいれば、2人で協力して何回ラリーを続けることができるかに挑戦している子供たちもいました。また、チームを組んでミニゲームも行っており、その様子はとても白熱していて、子供たちの全力で楽しんでいる姿が印象に残っています。お正月の伝統行事を体験し、とてもいい思い出となりました!

《屋上までお散歩》
凧あげの後はいそべっちのお家の屋上までお散歩をしました。
土や枯れ葉など自然と触れ合いながら元気に歩いていました。また、小学生や新一年生が年少組と手を繋いで歩くなど、お姉さんお兄さんらしい様子が見られました。屋上では、みんなで富士山を見ながら集合写真を撮りました。「富士山までダッシュだ!」と元気溢れる子どもたちでした。

《多摩川河川敷散策》
羽子板を存分に楽しんだ後は多摩川の土手まで歩いて遊びに行きました。
途中の歩行者天国では普段歩くことのできない車道に大興奮。みんな駆け足で走り、あっという間に河川敷に到着です。

《1人でやってみることの大切さ》
広場を目指して川沿いをどんどん進みます。
途中には、急斜面の土手がありみんなで登ります。年少さんにとっては自分の身長と同じ位の大きさのブロックで、登るのも一苦労。1つずつ手と足を上手に使いよじ登っていきます。いつもはみんなのことを見上げている子どもたちも視界が変わり、大きな声で下にいるお友だちに声をかけました。喜んでいるのも束の間、高いところまで登った分、降りる時には登りにはなかった恐怖心が芽生え、脚がすくんでしまいます。しかし、固まってても仕方ないことは良く分かっているので、どうやったら降りられるのか自分なりに考えて、一生懸命降りました。
無事に降り終わった子どもたちの表情は達成感で満たされており、何事も自分の力でやってみることの大切さを感じることができました。

《全力で駆け回る》
広場では、みんなで鬼ごっこをしました。ふえ鬼や、かわり鬼と沢山走ったら次は河川敷探検です。河川敷では川に向かって石をどこまで遠くに飛ばせるか競いました。野球が大好きな新一年生のお友だちのフォームを真似ながら何度も挑戦。コツを掴むと徐々に距離が伸びていきます。「何度も練習すれば、できるようになる」という感覚を遊びの中からつかんでいきます。 
沢山走っても疲れ知らずの子どもたちは、帰り道も元気に走って帰りました。

《お正月ならではのお絵描きとおやつ》
そして、最後にお絵描きをしてみんなでおやつを食べました。
お絵描きでは、しおりに描かれた無地の凧を素敵な凧にしてから、隣に凧あげしている自分を描きました。そしてもう一枚、絵馬の中には今年頑張りたいことの絵を描きました。凧には富士山や虎などお正月ならではの絵を描いていました。絵馬にはスポーツや勉強、趣味などそれぞれが思い思いに今年頑張りたいことを描いていました。今年の子どもたちの成長が楽しみです。
最後にみんなで円になって大黒堂の七福神の人形焼とあゆ焼きを食べました。多摩川ならではのお菓子を美味しそうに頬張り、1日の疲れも吹っ飛んだようです。

《アルバム》
2022.1.9の写真はこちらです。お子様との会話の種にお使いください。
アルバムはこちらから⇒K&R お正月遊び遠足 20220109
閲覧期限:1月15日

<こひつじかい>お正月の締めくくり

2022年1月9日 / 未分類

《お正月の締めくくり》
人日の節句である1月7日に恒例行事ともなっている七草粥をお正月の締めくくりとして、子どもたちと作りました。
雪道の中、寒さに負けず元気いっぱいの子どもたちが集合しました。

《春の七草ってなんだろう》
まずは七草を一つずつよく観察し、込められている意味も学びます。
「芹、薺、御形、繁縷、仏の座、菘、蘿蔔」とみんなで声に出しながら一つひとつ絵を描いていきます。
普段から小さなことにも興味を持つ子どもたちは今日もたくさんの発見をしていきます。子どもたちからは「緑の色が全部違う!」「根っこは何本あるかな。数えてみよう!」「よく見ると葉っぱに小さな毛が生えてる」「1本の茎から葉が全部出ているね」と次々に声があがります。
子どもたちは、絵を描きながらお野菜についての学びも深めます。七草を普段食べる機会が少ないからこそ、1つのお野菜からの学びも大きいです。薺の別名はペンペン草、仏様のお席みたいだから仏の座、菘はカブの葉のこと、蘿蔔は大根のこと、などと毎年参加している子どもたちは、込められている意味などさらにプラスαの知識を、そして初めて参加する子どもたちは初めて知ったことを声に出し学んでいく姿が見られました。

《お料理を通しての学び》
食材だけでなく、使用する調理器具も観察して絵を描いていきます。
土鍋ひとつとっても、土鍋は何からできているのか、土をどのようにしたら固くなるのか、なぜ蓋に小さな穴が空いているのかなど、子どもたちからはたくさんの質問の声があがりました。沢山のお友だちと一緒に行うお料理は、お友だちの発言から自分にはなかった新たな気づきや疑問を知ることのできる機会にもつながります。子どもたちにとってお料理は単に「作って、楽しい!おいしい!」のではなく、思考の連続、学びの場であり、五感を通して得た知識の吸収力はとても早く改めて食育の重要性実感させられました。

《微塵切りもお手のもの》
お絵描きが終わると、いよいよお粥作りの始まりです。子どもたちは七草を細かく切る作業を行いました。
お野菜によって、包丁で切る時の音が異なることに気がついたり、刻むことによって生じるお野菜の香りを楽しみました。
もちろん幅広い年齢層で同じことを行うため作業スピードに差が生じることもありますが、年上の子たちが手伝ったり、教えることにより沢山あったお野菜をあっという間に切り終えることができました。
微塵切りに奮闘している間に、お粥の準備も行います。子どもたちは「鰹節の香りがする〜」とさすが。鋭い嗅覚です。
お粥に、みんなで小さく微塵切りした七草を混ぜたら出来上がりです。

《一升分のお粥を完食》
今回は一升のお米を使ってお粥を作りました。出来立て熱々のお粥をまずはそのままいただきます。
「お正月に食べ過ぎて負担のかかった胃を休める為に七草粥を食べる」と七草粥を食べる意味を分かってはいるものの、あまりの美味しさに子どもたちからは次々に「おかわり〜!」の声があがります。二杯目からは、梅干しや、昆布、鰹節など好みの味付けをし、一升分のお米を使ったお粥をあっという間に完食しました。

《お絵描きクラスの描き初め》
美味しく頂いた七草粥の効果は抜群でお昼休みには半袖で元気に外遊びをし、午後は画用紙に七草のスケッチをしました。七草の色は「緑」でも、一人ひとりが作り出す緑の色は異なります。新1年生の子どもたちは自分の目で見た緑の色になるように上手く色を調節し混ぜており、この子どもたちの色の感じ方、そして表現力には驚きました。

《美味しく頂いた七草粥で力をつけて》
集中力を切らさずに、一日、五感を使って日本の伝統の文化を体験し、愉しむことができました。
昨年に引き続き、まだまだ予断を許せない状況ではありますが今週末から始まる五感磨き遠足やキャンプ、普段のお稽古や食育を通して子どもたちがより一層成長することを期待しています。今年も心身ともに健やかに過ごすことができますように。

《アルバム》
2022.1.7の写真はこちらです。お子様との会話の種にお使いください。
アルバムはこちらから⇒K&R 七草がゆ
閲覧期限:1月15日

<五感磨き遠足>2022年の予定

2022年1月7日 / 未分類

2022年の五感磨き遠足の予定はこちらからご覧ください。
遠足予定一覧
皆様のご参加をお待ちしております。

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