カテゴリー「遠足」の記事

<五感磨き遠足>茶摘み遠足にいってきました

2022年5月16日 / 五感磨き, 遠足

《茶畑へ向けて出発》
待ちに待った茶摘み遠足の日がやってきました。天候は、曇りでしたが、心地よい気温でした。

みんなが集合すると、わさびや茶園へ向けて出発です。電車を3回乗り継ぎます。電車のなかでは、去年お茶摘みをした子は初めての子に夏も近づく八十八夜〜と茶摘みの歌を歌って教えてあげます。他には、アルプス一万尺をする子もいれば、ジャンケンをして遊ぶ子もいました。電車を乗り継いだあとはバスに乗って最寄りのバス停まで向かいます。なぞなぞをだして遊ぶ子や自分の学校のことをたくさん話してくれる子がいました。
久しぶりに公共交通機関を沢山使っての移動ということもあり、電車とバスの間も子ども達はとても楽しそうにしていました。

最寄りのバス停で降りると、お茶摘み遠足恒例の茶畑までの山登りです。大人でも登るのが大変な坂をスタスタと登っていきます。どんなに疲れても弱音を吐かず、登るのをやめることはありません。日々の遠足やお稽古でたくさん歩いてるおかげです。あっという間にわさびや園に到着しました。

《お茶摘み開始》
到着するとすぐにお茶摘みスタートです。
今回お茶摘みでは、1人ではなく2人ひと組でお友達と協力しながら教えて頂いた新芽の特徴を元にみんなで一生懸命探しながらお茶摘みを行いました。
配られたカゴ一杯に新芽を入れるべく、ペアで目を凝らし協力しながら摘んでいきます。
時間が経つにつれみんな目が慣れてきて驚くようなペースで新芽を探してカゴに入れることができるようになりました。
お茶摘みの時間が後少しになると、みんなさらに目を凝らしながらお茶摘みをし、終わる頃にはどこのペアもカゴいっぱいの新芽を収穫出来ました。

《念願の流しそうめん》
お茶摘みを終えると、みんなで輪になってお弁当を食べます。おかずだけなので、皆んなあっという間に食べ終えてしまい、早く流しそうめんやりたい!と、一層そうめんを食べたい気持ちが高まっていました。
全員食べ終えたら、順番に流しそうめんをします。
始めはそうめんを掬えなくても、何度もトライしていく中でコツをつかみ、子どもたち皆んながお箸をつかって上手に食べます。
おいしいお水だからたくさん食べられちゃう!と嬉しそうにお箸を構える子どもたち。そうめんを掬う手が止まりません。食べっぷりの良さは、そうめんを新たに補充しなければならないほどです。

山で採れた竹と川のおいしい水を使った流しそうめんをお腹いっぱいに食べることができ、とても幸せなお昼ご飯の時間となりました。

《出会いがいっぱい》
大自然の中での茶摘みはお茶を摘むだけではなく、多くの生き物や植物とも出会えます。
畑の長葱にはネギ坊主が出来ていたり、竹林に一歩足を踏み入れれば、原木栽培の椎茸がずらりと並んでいたり、流しそうめんをしているところの上ではわさびがびっしりと育っています。
そしてその美味しいわさびを狙うサワガニがいたり、綺麗な水を求めてクロアゲハやハグロトンボ、イトトンボなどの虫たちも集まってきます。
まだまだ春が残っていて、川辺はまるでお花畑のようです。
目に映るたくさんの自然をどんどん絵に描いていきました。

《自然の遊び場》
そうめんを食べ終わると、川に入って川遊びをします。サンダルを脱ぎ、裸足になります。準備が出来たら、川に足を入れます。冷たい!と思わず川の水の冷たさに驚きました。それでもすぐに川の水温に慣れ、遊び始めます。石がゴツゴツしていて、足ツボみたいでしたが、おかまいなしです。裸足だからこそ泥の感触や石の硬さを感じられます。この泥気持ちいいよとか、この石硬いよとか感じたことをすぐに口に出します。裸足でたくさんの自然を感じることができました。

川遊びが終わるとたくさんお世話になったお茶園の方々にご挨拶をして出発です。帰りは山下りです。時間ギリギリまで遊んだので、行き以上にスタスタと歩いていきました。無事バスに間に合い、行きと同じようにバスと電車で帰りました。電車のなかでは、みんなぐっすり寝てしばし休憩です。でも降りる駅が近づくと、全員ちゃんと起きて、自分で荷物を持ち、足取りもしっかりと最後まで帰ってきました。

今日はお天気にとても恵まれました。心地よい気温で、時々太陽も顔をだしていました。そんななか、都会ではできないとても貴重な体験が出来ました。このような貴重な機会を準備してくださったお茶園の方々には感謝でいっぱいです。

《アルバム》
2022.5.15の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R お茶摘み遠足 20220515
閲覧期限:5月22日

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《五感磨き遠足》春探し遠足に行ってきました。

2022年4月10日 / 五感磨き, 遠足

気持ちの良い快晴のなかみんなが集合して、夢見ヶ崎動物公園に向けて出発です。
年長さん、小学生グループと年少さん年中さんグループに分かれて向かいます。

《たくさんの春を発見~年長・小学生チーム~》
年長さん、小学生グループは、春の花を探しながら歩いて向かいます。
去年の遠足の時に作った特製図鑑を片手に自分が見つけた花の名前を調べます。すぐに人に聞くのではなく、自分で調べて自分で解決することができました。河川敷には、モンシロチョウやモンキチョウも気持ちよさそうに飛んでいます。
途中大きな大根を見つけました。早速始まったのは、毎年恒例の大根収穫です。太い茎を見つけて、大きなカブのようにみんなで繋がって「うんとこしょ、どっこいしょ」と抜きました。引き抜いて出てきたのは、とても大きな大根でした。みんなの力で引き抜いた大根はみんなで交代しながら持っていきます。
今日は、とても日差しが強く暑い日でしたが、水浴びをしてる犬も横目に、スタスタと歩きます。誰一人弱音を吐かず、あっという間に夢見ヶ崎動物公園に到着しました。

《たくさんの春を発見~年少・年中チーム~》
年中さん、年少さんグループも負けていません。年少組さんは電車で夢見が先動物園まで向かいます。
発車して間も無く「丸子橋だ!」と気付きます。
多摩川駅から元住吉駅までなので、すぐに着きました。

駅からバス停まで歩いて向かいます。お店の提灯を見つけては「黄色、赤、黄色、赤!」と2色の交互の並びをたどって歩きました。ドラッグストアを通りかかるときには表に出ているトイレットペーパーやおむつなど、自分が知ってるものが目に入ってきて、あ!と声に出していました。

道端にはたんぽぽを見つけます。
そばに綿毛も見つけたので吹き飛ばそうとしますが、種はなかなか離れず、子どもたちの中には「若いととばないよ」と物知りさんもいました。
昨年のこの遠足のときに作ったお花図鑑を見ながら、目の前のお花の名前を唱えてみます。

バスに乗っていても、窓から見えるたんぽぽに向かって「たんぽぽさんまた見えた」と見つけますが、バスは走り続け「たんぽぽさんさようなら〜」と通り過ぎます。

多摩川をずっと歩いてきたチームも、電車とバスを乗り継いできたチームも、道中で沢山の春を見つけながら動物園に到着し合流しました。
急に夏がやってきたかのような陽射しに汗だくの子どもたちは、もうお腹がぺこぺこなので早めのお昼ご飯にすることにしました。
どんな動物がいるのかななどと話しながら、すごい勢いで食べ終わりました。
お昼ご飯を食べ終わると、少し遊んで、いよいよ動物を見に行きます。

《動物園内の目に映るものを描く》
マーコール、フラミンゴ、ペンギン、亀、などをゆっくり、じっくり、観察し、スケッチを描きます。
マーコールを見た子どもたちは「いちばん大きいのが偉いのかな」とツノの大きさ・形や、髭の長さを見比べます。
足はどうなっているかな?、シマウマの縞模様はどうなっているかな?など事細かに観察してスケッチします。
フラミンゴは片足で立っているイメージが強いですが、見にいったときには丁度お昼寝タイムだったのかほとんどの子が丸くなって寝ていました。さらに唯一起きている一羽も二本足で立っています。これまでに見たり知っていることも正しいですが、今目の前に広がっている光景もまた本物です。知識のフィルターに邪魔されない素直な絵は、きっとあの瞬間にしか描けない唯一無二の作品になったでしょう。

途中、ペットのフサオマキザルのモンタくんに出会いました。普段は触れ合えないサルにみんな興味深々です。さっそくスケッチをします。手の長さはどのくらいかな?顔の大きさはどのくらいかな?などに注意しながら描いていきます。とても小さなモンタくんを上手に描けたら、一緒に写真を撮ってお別れです。普段間近では触れ合えないサルと触れ合えたとても貴重な体験でした。その後、山羊達の橋渡りや、オオタカなども見ました。

《遊ぶ遊ぶ遊ぶ!》
動物園を一通り見終わると、公園に出ます。
子どもたちはここでもいっぱい遊びます。
遊具を迷路のように使いながら鬼ごっこをしていました。
おやつを食べたら、最後のひと遊びです。
子どもたちの人気はやはり木のトンネルと螺旋階段でした。
木登り鬼ごっこなどその場で遊びを思いつき、いろいろなルールを作って自分たちで楽しい時間を過ごします。
あっという間に帰る時間です。
太陽をいっぱい浴びで、朝から夕方まで遊び、くたくたなことと思いますが、まだへっちゃらという子どもたち、疲れていても泣いたりすることなく楽しく最後まで元気に走る子どもたちは強く元気いっぱいだと感じました。
陽気な春の心地よいお天気のもと、年度のはじめにお友だちと一緒にエネルギッシュな良い時間を過ごせたことと思います。

《アルバム》
2022.4.10の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R 春探し遠足 20220410
閲覧期限:4月16日

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<五感磨き遠足>卒業遠足に行ってきました

2022年3月6日 / 五感磨き, 遠足

《朝の探検 山道を抜けたら栗畑》
啓蟄の青空にくっきりと浮かびあがった富士山を目にしながら、新一年生、年長さんが集合。卒業遠足の始まりです。
開園前は元気に朝の探検タイム。公園の周りを散策します。竹藪を走り抜けた先には栗畑がありました。栗は木から落ちてしまいましたが、イガイガの栗をそーっと持ち上げ栗集めをしたり、お花を探しながら体を温めます。

《1番乗り!まずはスリル満点の水辺ゾーン》
存分に朝の空気を吸い、ウォーミングアップを済ませたので、直ぐに遊びを開始!広大な横浜つくし野コースには、自然の木や縄を使って作られた難易度様々な50個のアスレチックがあるので、越えても越えてもアスレチックの連続。子どもたちもワクワク!軽い足取りでズンズン進んでいきます。
さっそく水辺ゾーンから挑戦です。
「たらいわたり」では、水面すれすれの樽に乗り込み、縄をたぐり寄せて向かいの岸を目指します。樽の中に水が入ってきても、樽から落ちそうになっても最後まで諦めません。
水辺ゾーンのアスレチックは落ちたら池の中。落ちたら水浸しという分かりやすい状況は、楽しそうな反面、ドキドキハラハラのチャレンジです。必要なのは周りからの励ましの言葉ではなく、自分なりに心を決める時間。どのくらいの時間が必要かはそれぞれなので、時間にも空間にも余裕がある貸し切り状態の朝一が最高です。50分後には大混雑でした。早起きは三文の徳とはこのことですね!

《大人も子どもも一生懸命だから楽しい》
池のアスレチックを堪能した後は、山の中のアスレチックへと出発です。
グラグラ揺れる丸太の上を移動したり、ロープに捕まり空中を滑り降りたり、身体よりも太い丸太を抱えてよじ登り、全身を使いながらグングンと進んでいきます。
子どもたちに大人も混じり、一緒に挑戦しましたが、想像以上の高さの滑り台や、足場の安定しない丸太にスリルを感じます。しかし、それ以上に子どもと一緒にアスレチックをクリアできる喜び、そして達成感を分かち合うことができました。

《失敗してもめげずに挑戦!》
はじめは足をすくむようなアドベンチャーにも自分の力で挑戦します。繰り返して繰り返して、身体で感覚を掴んでいきます。どんなに上手くいかず、強張る顔で歯を食いしばりながらも、最初の一歩を踏み出すのを決めるのも自分です。誰も教えてあげられない学びを自ら克服し、全身泥だらけになるまで頑張って達成したあとの顔には笑顔が溢れていました。成功し、自信に満ち溢れた子どもたちは、その嬉しさからもう一回、そしてもう一回と何度も遊びました。

《ポカポカ陽気の中みんなでお昼ご飯》
あっという間にお昼の時間です。たくさん動いたのでお腹もぺこぺこ。戻って来たらすぐにお昼ごはんの準備もあっという間に行う新一年生の姿はさすがです。そして、相当お腹が空いていたのでしょう。今までの遠足の中でも1番早いスピードでペロリとお弁当を完食です。

お昼ごはんが終わると食休みも兼ねてお絵描きタイムです。午前中を振り返り、遊んで楽しかったことを描いていきます。沢山のアスレチックがあり、各々中身の濃い時間を過ごしたので描く絵もそれぞれ。一生懸命登って滑った滑り台の絵を描く子がいれば、自分が池に落ちる瞬間を描く子も。そして、ハムスターのように回転できる遊具で遊んでいるところを描く子もいました。

お絵描きを終えると、アスレチックマップとスコアカードを照らし合わせ、午前中遊んだ遊具に印をつけます。
文字は読めなくても、他の人に頼るのではなく、地図とスコアカードを使いながら丸を付け、自分が遊んだ遊具を探していきます。

《アスレチック全制覇へ!》
午後は残りのアスレチックを攻略しにいきます。グラグラ、ゆらゆら揺れる綱渡りも、真っ直ぐ目線を定めバランスをとりながら進んでいきます。
途中、助けをかりながらも15個のアスレチックを全員クリアすることができました。
3時のおやつに、焼きたてフワフワのメロンパンをいただきました。がんばった後にみんなで食べるメロンパンは格別ですね。

《フリーフォールに全員挑戦》
一休みしたら、ラストスパート!最後はトムソーヤ冒険の森で自由時間です。待ちに待った滑り台、その名もフリーフォール。ほぼ直角な滑り台は、楽しさもある反面、その角度から恐怖心を抱き、座ってみたものの手すりから手を離すことが難しい子もいます。しかし、今回は見事、全員滑ることができました!!昨年、恐怖心が勝り一歩を踏み出せなかった子どもたちもが、何度も楽しみながら滑ったり、年長さんの隣に座り一緒に滑る優しい姿も見られました。この1年間の成長を感じた瞬間でした。

《閉園まで遊び尽くす》
公園内に蛍の光の音楽が流れます。閉園の時間です。楽しい時間は一瞬ですね。子どもたちは、ほんとうに1日遊び続けました。普段の遠足では小さい学年のお世話など周りにも気を配る子どもたちですが、今日は1日自分のことに集中し、果敢にチャレンジをし続けました。
誰一人、途中で辞めたり泣き出したりすることなくみんなで頑張りました。特に、今回新一年生が見せた、ひたむきに前へ進む姿、そして何としてでもやり切る姿は年長さんに大きな影響を与えただけでなく、春からの新しい生活に向けての大きな一歩につながると感じています。

《アルバム》
2022.3.6の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R 卒業遠足 20220306
閲覧期限:3月12日

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