カテゴリー「キャンプ」の記事

<五感磨き>スキーキャンプ最終日

2022年3月28日 / キャンプ, スキー

《真っ白の朝》
空は雲に覆われていましたが、子どもたちは朝早くからロッジで元気に遊び、ラジオ体操をして目を覚まします。
今日のスキーは午前中だけなので、限られた時間の中でもたくさん滑れるように、朝ごはんをいつもより手早く食べます。
食堂の窓から見えるゲレンデは真っ白で、少し先の視界も霧で遮られてしまう景色に子どもたちは驚いていました。

《4日間の集大成》
昨日は全リフトがストップしてしまうほど雨風がひどかったので、今日が検定の日です。
風が心配でしたが、滑ることができました。
検定に向けて足慣らしをしたら、いよいよ検定が始まりました。

最初は小学生のグループの検定です。八の字でターンをします。コーチからは手を広げてターンをすることを意識して滑るようアドバイスされました。検定が始まると1人ずつ滑っていきます。滑っていない子はがんばれ〜と滑っている子を応援していました。みんなコーチからのアドバイスを意識しながら滑りました。みんなが滑り終わると校長先生からのお言葉です。お褒めの言葉をいただきつつも今後に向けての課題として大きくターンをすることを意識するようアドバイスをいただきました。

次は年長さん、年中さんグループの検定です。八の字で真っ直ぐ滑ってコーチの手前で止まります。校長先生からは、手を大きく広げて滑ること、コーチの手前でしっかりと止まることを意識するようアドバイスをいただきました。このグループでも、1人が滑っているときはみんなで応援します。最初は全く滑れず、止まることも出来なかった子も上手に滑って止まることが出来ました。校長先生からもお褒めの言葉をいただきました。

検定が終わると自由に滑る時間です。このキャンプの集大成となる最後の滑りです。検定で校長先生から頂いたアドバイスを意識しながら滑りました。スキーの着脱も滑るのも全く出来なかった子も今では一人で何事もできます。何事も人に頼るのではなく自分の力でやることが上達が早くなるコツだとわかりました。

1番下のクラスの子たちも、リフトに乗っている間にも「はやくすべりたい」と楽しんでいる様子でした。
初日にスキーを履くことから始めた子たちも、リフトに乗ってお山からすいすい一人で滑り、一人で止まることができるまで上達していました。ただ真っ直ぐ滑るだけではなく、前に滑る人についていきながら自然にターンもできていました。
体の大きさに捉われない立派な滑りを見せてくれました。

気温が高く大雨で重たかった昨日の雪と比べると、今日はとても滑りやすい雪だったので、子どもたちにとっても心地よいスキーだったと思います。濃霧で数メートル先も見えなくなってしまうゲレンデは、滑っていて緊張感があると同時に、雲の中にいるような幻想的な世界でもあったようです。

《ありがとう!また来年!》
ロッジに戻ると、みんなで食べる最後のお昼ごはんです。
みんな笑顔で、たくさんおかわりをしていました。
お昼ごはんを終えたら、ロッジの方々にお礼をしました。
キャンプの自由時間を使い、子どもたちみんなで作ったプレゼントを、たくさんのありがとうを込めて渡しました。

帰りも、車内でおともだちと存分に楽しみます。なかには電車や新幹線が好きな子もいるので、
4日間全力で動き、くたくたの身体でも元気いっぱいの子どもたちです。

コロナ禍で多くのことが制限されるなか、おともだちと過ごし、のびのびと体を動かし、自然に触れながらスキーを楽しむことができた4日間は子どもたちにとって心躍るイベントだったと思います。
楽しそうにはしゃぐ子どもたちを見ていると、ただ目の前にある「必要」ばかりをこなすだけでは得られない大切なことがたくさんあると気付かされます。

《アルバム》
2022.3.27の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R ski camp 20220327
閲覧期限:4月4日

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<五感磨き>スキーキャンプ第3日

2022年3月27日 / キャンプ, スキー

3日目が始まりました!朝起きると、厚い雲に覆われ、窓が風でガタガタと揺れていました。まずはお部屋でラジオ体操です。今日のスキーに向けて体を温めます。

《変わりやすい山の天気》
午前中のレッスンでは、ゴーゴーと風が吹き、リフトが揺れるような天候でしたが子どもたちは滑る気満々でした。最初は1人で出来なかった板の装着も今ではスムーズにできるようになりました。年長さんがメインのチームでは今日も「スキーの基礎」となる、ボーゲンを徹底して練習です。コーチの「だるまさんが転んだ〜」の合図でピタッと止まる練習を沢山しました。雨で雪が重たくなり、止まりにくかったのにも関わらず、ピタッとみんなで止まれるようになりました。「板が思うように動かない」と悪戦苦闘していた子も少しずつ板の上に乗り操れるようになりました。コーチに頼るのではなく自分の力で一生懸命滑ることによりすごい早さで上達していきました。
午前中のスキーが終わるとお昼ご飯を食べ、午後に備えます。
しかし、午後は風がさらに強くなりスキーができなくなりました。代わりにお土産を買いに行きました。自分の使える金額の中でお買い物をします。自分のお金で自分の好きなものを買えるけれど、自分が欲しいものをカゴに入れていくと予算オーバーしてしまいます。もう一回考え直しです。そこには家族のことを想う姿がみられました。できる限りお釣りが少なくなるように考え、お会計をします。お釣りが1円だけの子もいました。妙高高原オリジナルなものを購入していた子もいました。これからも、見る度にここでの思い出を思い出すことでしょう。

《いつでもどこでもやれることは沢山》
お土産を買い終わったらお風呂に入り、しばし自由時間です。外で遊べない分、中でできることを思いっきりやります。ボウリングをやる子もいればカルタをする子もいました。
その後、二つのグループに分かれてそれぞれ活動しました。
小学生グループは、恭子先生からの課題で自分が好きな動物で図鑑を作ります。自分なりの動物を作ってその絵を描いていきます。重さや大きさなどを1匹ずつ細かく設定し、1匹1匹に名前を付けます。
幼稚園生グループは、カード遊びをします。三つに分かれた動物の絵カードを一つに繋げて動物の絵にします。しっぽがない、体がないと言いながらも、1匹の動物が出来上がるように自力で探します。全て探し終わると動物園が完成しました。次は、動物のカードでしりとりをしました。最後の文字が何か考えながら素早く探します。しりとりで繋げていくときれいな一つの円になりました。

最後はトランプで七並べをしてお勉強の時間は終わりです。
ひと段落したのでおやつの時間にしました。おやつはカステラとパイでした。絵本を見ながら美味しくいただきました。
おやつの時間が終わり最後にもうひと遊びしたら、夜ご飯の時間になりました。夜ご飯を美味しくいただき、お勉強をしたら寝る時間となりました。
今日は、天候の影響でスキーは午前中だけしか出来ませんでしたが、午後はスキーが出来ない代わりに室内で何ができるか考えながら思いっきりしました。明日は最終日です。いよいよ検定があります。最初は全く滑れなかった子も今ではスイスイと滑れるようになりました。明日は良い天気でスキーが出来るように祈りながら寝ていることでしょう。

《アルバム》
2022.3.26の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R ski camp 20220326
閲覧期限:4月3日

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<五感磨き>スキーキャンプ第2日

2022年3月26日 / キャンプ, スキー

《朝の澄んだ空気は最高!》

今日のお天気は晴れ!太陽が昇り、朝日の光で元気よく目を覚ます子どもたち。2日目の始まりです!

例年はお部屋でラジオ体操をしていますが、子ども達の案により今朝はお外でラジオ体操をしました。
自然に囲まれ、朝の澄み切った空気の中で行うラジオ体操は気持ち良く最高です。
身体を温めた後はロッジの周りを探検です。雪うさぎの足跡を見つけた子どもたちは足跡を追っていきます。何メートルにもなる雪の壁の上を慎重に歩いていきました。

《スキーの楽しさを感じる》

朝から陽の光を浴び、美味しくご飯を頂いたら、スキー教室です。
まずはお世話になるコーチにご挨拶。今日は全員最初からリフトに乗り、その後はチームごとに滑ります。
昨日からリフトを待ち遠しにしていた子どもたちはリフトめがけて進んでいきます。
リフトから降りると、昨日よりも子どもたちにはかなり急に感じる斜面が見えてきました。昨日までのなだらかな斜面とは異なり、滑る体勢をとることも、止まることも容易ではありません。
しかし、コーチの「後ろを開く!」という声かけ通りに少しずつ滑っていきます。最初は自力で止まれず、腰が引け、顔が曇ってしまった子どもたちも、何回も何回も繰り返すことで、下に着く頃にはコツを掴んできたようです。コーチに一人ひとりフォームを見てもらう時間もありましたが、コーチも驚きの成長ぶり。今回のキャンプでは、随所で自力で何とかしようとする姿が見られます。
そして、「スキー楽しかった人ー?」というコーチの問いかけにみんな満面の笑みで手を挙げ「はーい!」とお返事をし、スキーの楽しさを感じることができたようです。
上級生のチームとも合流しお昼ご飯をいただきます。

《午後のスキー教室》

小学生グループは二つのリフトを乗り継いで山の頂上まで行きました。頂上まで上がるといい景色が望めました。子供たちは「早く滑ろう!」「先に滑ってもいい?」と積極的にスキーを楽しんでいました。
1番前を滑る先生を一生懸命に追いかけゲレンデを駆け抜けました。今回リフトに初めて乗る子も乗り方に慣れてきたようで、お兄さんお姉さんとペアになり上手に乗ることができました。
年少さん年中さんはスキー場が終わる17時まで貸切のゲレンデでパトロールのバイクに見守られながら最後まで頑張りました。グループ分けでは上手な班に移動する子がいるなど、着実に上達していることがわかります。
スキー板やゼッケンの片付けも自分でやります。スキーが上達するだけでなく、自分が使ったものは自分で片付ける力をつけることができています。

《全力で楽しむ》

スキー教室が終わってもロッジラーには子供たちの元気な声が聞こえてきます。入浴や自由時間には友達とお喋りをしたり人形で遊んだり楽しく過ごしました。
一日スキーを頑張ったので子供達の中には、食事中や勉強中に力尽きて寝てしまう子もいました。
今日は日差しが強く喉が乾くような天候の中で、子供たちは一日ゲレンデに出て活動しましたが滑り終わると楽しかったと口を揃えます。
好奇心旺盛で元気いっぱいの子供たちが明日はどんな成長をしてどんな発見をするか楽しみにしていたいです。

《アルバム》
2022.3.25の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R ski camp 20220325
閲覧期限:4月2日

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