カテゴリー「未分類」の記事

<こひつじかい>2018年7月の予定

2018年6月8日 / 未分類

こひつじかいの2018年7月のご案内を致します。
皆さまのご参加をお待ちしております。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。

≪遠足≫
★無人島探検遠足≪好評にて終了いたしました。≫
日時:7月19日(木) 7:50〜17:00 
対象:年中以上
定員:20名
場所:無人島 猿島
詳細はこちら⇒無人島遠足のご案内

≪キャンプ≫
★第12回サマーキャンプin斑尾高原≪好評にて終了いたしました。≫
日 程 :7月24日(火)~7月28日(土)
宿泊先 :斑尾高原ホテル
所在地 :〒389-2257 長野県飯山市斑尾高原
交通手段:JR東日本(東京~飯山)北陸新幹線+バス 
引率員 :磯邊 季里 他
※キャンプの詳細はこちら⇒斑尾キャンプのご案内

<バンコク滞在レポート>子供たちと考える原爆と平和、海外での子育てについて

2018年6月6日 / 未分類

今回は、先日訪れたタイでの活動についてお話したいと思います。

—夾竹桃物語「わすれていてごめんね」
8月6日、午前8時6分。日本人であれば、今から73年前のこの日に一体何が起こったのか知っているはずです。原爆ドームや平和記念資料館、追悼式etc. 犠牲になった方々を悼む機会は多くあっても、「動物たち」の存在に心を傾けることは少ないでしょう。

緒形俊平著「夾竹桃物語−わすれていてごめんね」は人間だけでなく、動物や植物などこの地球上に存在する生き物にも尊い命があるということを描いた絵本です。この物語をタイで活躍する画家の阿部恭子先生が、子どもたちにも分かりやすいカラフルなタッチの紙芝居で制作。幼稚園年長〜中学生までの児童を対象に、読み聞かせと、絵画のワークショップを行いました。

集まったのはバンコク在住の24人の子どもたち。この紙芝居を観賞して、それぞれが感じたことを感想画として描きます。七色の虹や、青々と生茂る木、ウサギや鳥といったか可愛らしい動物たち……。悲しい歴史を理解し、希望を持って未来へと向かう子どもたちの決意がそれぞれの作品に表れていたように感じます。

話を聞いて、絵を描くことで、歴史の全てを理解できなくても、きっと彼らの潜在意識に何かが残る。そんな小さな「平和の種」を蒔くことができました。

—恭子先生のアトリエで、子育てセミナー。海外ならではの強みを活かして。
上記のイベント前日には、バンコク在住のお母様方を対象にセミナーも行いました。テーマは「遊ぶ」ということについて。「遊び」とは一体どんなことでしょうか? お母様ご自身は、どんな「遊び」をして育ちましたか? おままごとや折紙、「あんたがたどこさ」、あっち向いてホイetc.、昔ながらの伝統的な遊びの経験はきっと誰にもあることでしょう。

しかし、近年の子どもたちは室内でゲームや、お稽古事のはしごで、この「遊び」をする時間がありません。色々なことをつまみ食いするのではなく、「遊び」を通しての気付き、そして閃きを得ることを大切にして欲しいと思います。(ケンパ遊びは体操教室で習うものではありません!)

そして、海外ならではの人との出会いとつながりについて。東京にいれば、同じようなコミュニティと環境の中で生活してしまいがちですが、一歩日本から出れば多様な人々と出会うことになります。是非その多様性を活かして、お互いに刺激し合ってください。それによってご家庭での教育の幅もグンと広がるはずです。

—9人の子どもたちとのお稽古。
予定になかったのですが、ホテルの部屋でキンダーから年中までのお子様たちとお稽古をしました。日本のバードウィーク(5月10日〜16日)にちなんで鳥の工作をしたり、パターンブロックを利用したりなど、子どもたちが楽しく遊ぶことを覚えるお稽古になったと思います。(タイの幼稚園では、子どもだけでなかなかハサミを使わせてもらうことができないので、少々苦戦する姿も見られましたが……)海外在住の場合は、工作で使うハサミといった道具類を、日本で購入していくことをお勧めします。

また、タイのみならず交通渋滞の著しい地域に居住していると、時間にルーズになりがちです。でも、遅れることが当たり前になってはいけません。子どもたちに一旦そのクセがついてしまうと、日本に帰って来てもなかなか直すことができません。良いところは多いに取り入れて、マイナスになることは身につけないように気をつけましょう。

—パタヤの市場で発見した珍しい魚貝類や果物
最後にタラート(=市場)で見つけた新鮮な食材の数々です。同じカニやエビでも、普段日本で目にするものとは色や形状が全然違っていたり、見たことのないようなフルーツもたくさん陳列されていました。


現地で撮影した写真を見ながら、日本にいるお教室の子どもたちも早速模写。それぞれ特徴をしっかりと捉え、大変上出来です。

日本、タイ、そのほかどこの国にいても、できることは無限大です。まずはその国を楽しむことこと。それを一番に考えて欲しいと思います。

<子育てセミナー>「夢中になって遊ぶ!」

2018年5月22日 / 未分類

 5月14日月曜日に玉川テラスで子育てセミナーを行いました。

今回のテーマは遊びについてで、副題に「遊んで五感を磨き、社会性を育ませる」を挙げました。度々取り上げてきたテーマです。それだけ、子ども達にとって遊ぶことがとても重要なのです。子どもの遊びについてはいくらでもお話しできるほど、子ども達の成長に様々に関わり、どんなご家庭でも身近なものであると言えるでしょう。お稽古場に来ている子ども達は普段からよく遊んでいて、とても楽しそうな表情をしています。何か道具がなくても自分達で遊びを生み出すことが出来ています。そんな子どもなら当たり前のようなことも実際には危ういのが今の世の中で、だからこそセミナーでお話ししたいと思っています。
 本題に入る前に、いつものようにお母様方に「セミナー後にご自身がどうなっていたいか?」について書いていただきました。今回はじめてお越しになった方もいらっしゃるので、ここは丁寧にお伝えしたい点です。自分で書く機会が減った今の生活、その弊害や書くことで得られることなど・・・。いつもお話ししていることですが、今回はそれに加え、ある小学校の授業で一人一台のiPadを使用し始めたことについて、親としてどのような準備をしていくべきかについても触れました。
 
 さて、本題です。子ども達との日常生活のなかでどんなふうに遊んでいるか、お母様方に思い出していただきました。そもそも「遊ぶ」って、どんなことでしょう?改めて考えてみる時間が、子育てセミナーの鍵とも言えます。
 日本には、昔から伝わってきたすばらしい遊びがたくさんあります。手先の器用さや集中力を養うものとして近年見直されてきてる遊びは、伝統的な遊びに多く見られ、折り紙や塗り絵、けん玉、お手玉などがすぐに思い出されます。 
 こうした様々な昔ながらの日本の遊びには、小学校受験で求められる要素が詰まっていると言えます。子ども時代に経験しておくべき事柄の多くがこういった遊びで得られるからこそ、「遊びは子どもの仕事」と言われてきたのかもしれません。ただしなんとなくではなく、真剣に本気で遊ぶことが肝要です。そこに関わる大人も、もちろん。
 遊びというテーマだけにではなく、子育ての悩みのほとんどにかかわってくるのが「良い子育てとは何か?」という問いだと思います。日頃必死に子育てをしてるからこそ、ときどき改めて思い返してみなければ曖昧になってしまうものかもしれません。今の世の中には多様な考え方があること、これをしっかりと頭に入れることが大きなヒントです。 
 セミナーの途中でお母様方に、子どもの頃にどんな遊びをしていたのかを聞いてみました。自然の中で遊んだり、お人形遊びをしていたり・・・お答えになるどのお母様も、とても楽しそうな様子だったことが印象的でした。子ども達がいつか大人になり自分の子ども時代を振り返ったときにも、同じように楽しそうな表情だと良いですね!そして子ども達と一緒になって遊べる時期は、実はそう長くはない・・・そんなことも時々ふと思い出せば、お母様方の背中をそっと押してもらえる気持ちになることでしょう。

▲TOPへ戻る