<こひつじかい>2021年8月の予定
2021年8月21日 / 未分類
こひつじかいの2021年8月のご案内を致します。
皆さまのご参加をお待ちしております。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
★夏探検遠足 《好評にて終了致しました》
日時:8月26日(木)7:00~14:00
詳細はこちら⇒夏探検遠足お知らせ
皆様のご参加をお待ちしております。
2021年8月21日 / 未分類
こひつじかいの2021年8月のご案内を致します。
皆さまのご参加をお待ちしております。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
★夏探検遠足 《好評にて終了致しました》
日時:8月26日(木)7:00~14:00
詳細はこちら⇒夏探検遠足お知らせ
皆様のご参加をお待ちしております。
2021年8月19日 / 未分類
《最後のあさ》
朝5時、夜中の荒れた雨風をよそに熟睡した子ども達の部屋からは楽しそうなおしゃべりが聞こえ始めました。
少し耳をすませていると「今は何時かな?」「暗いからまだ夜中なんじゃない?朝になったらもうちょっと明るくなるよ」と会話がはじまりました。
部屋には時計がないので、自分たちの感覚とカーテンの隙間から見える外の様子を頼りに繰り広げる推理合戦を聞いていると
彼らなりに色々とアンテナを張り巡らせ、答えを導くために持っている知識を繋げようとしていること、またどの子にもその力があるということが伝わってきました。
結局は目が覚めれば朝!ということで5分もしないうちに次々廊下に顔をのぞかせました。
昨日まで「どーんじゃんけんぽん」のコースとして大活躍だった丸太にお絵描きをしたり、うちわのお絵描きを仕上げたり、手作りプラネタリウムを完成させたり、それぞれが今自分のやることを考えて頭と手先を働かせていました。カメラマンのとしくんに出来上がった作品たちと一緒に写真をたくさん撮ってもらいました。
そうこうしているとお腹が空いてきました。
「ご飯まだー?」
「ここはレストランじゃないから食べるためには作るんじゃなかった?」
「そうだった!作りに行ってきていい?」
そういうと大急ぎで炊事場に走っていきました。
最後の朝ごはんは卵料理も色々です。子ども達自身で目玉焼きやスクランブルエッグを作りました。1日目は料理ははじめてで、卵も上手く割れなかった子が目玉焼きも上手に作っていました。スクランブルエッグには、昨晩作った手作りバターを混ぜこみ、甘くていい香りに仕上がりました。




《感謝をこめて》
美味しいごはんを食べたあとは、帰り支度をしながら3日間たくさん遊んでお世話になった宿を綺麗にお掃除しました。テント、炊事場、お部屋と廊下と片づけるものも山ほど。晴れと雨ではかかる手間にかなりの差があること、「天気に恵まれる」の言葉の意味を身をもって知りました。
子ども達の担当はお部屋と廊下です。秘密基地にしたりすべり台にした畳は元あった場所にみんなで運び、お絵描きや工作で使った机も汚れを拭いて畳みます。床は気づかないうちに木くずや葉っぱが散らばっていたので、ほうきを掛けてから一列に並んで雑巾がけレースをしました。
年長さんが妙高生活で磨いた腕前を存分に発揮し、床が見違えるほどピカピカになりました。


ひと仕事終えた休憩におやつタイムです。いつも素敵な写真を撮ってくださるAさんからいただいた鮮やかなオレンジ色をした夕張メロンがお皿に山盛りです。手や顔、服を甘い果汁でベタベタにしながら頬張りました。その場に一緒にいなくても、沢山の方が、色々な形で支えてくださっていることにもまた感謝です。


《最後の最後に!》
今後の雨雲の流れを考え、予定を変更し少し早めに出発することにしました。
全員でリュックサックリレーをして車に詰め込んでいると空が明るくなってきました。
「雨がやんだ!!!」と全員の目が輝きました。出発前の最終チェックをしている間、子ども達はキャンプ場の方までいって最後のひと遊びが出来ました。
車に乗り込み、さあ出発!のタイミングで雲と雲の隙間から本当に一瞬でしたが青空も見ることが出来ました。
これもまた「天気に恵まれる」、青空を心からありがたく感じた瞬間でした。
次来るときはみんなで絶対に富士山をみようね!とキャンプ場にお別れをしました。


《3日間を通して》
日に日に悪くなる天気予報を見ながら、いったいどこまでできるのか、色々と準備はしながらも想像しきれない部分も多い中始まったふもとっぱらキャンプ。
終わって振り返ると、どうやってこれだけのことをやったんだっけ?と思ってしまうほど中身の詰まった3日間でした。
キャンプの達人お二方をはじめ、贅沢な空間を使わせてくださったふもとっぱらキャンプ場の皆様、子ども達の無限の体力に悲鳴をあげながらも一緒に遊び、自分の好きなこと・得意なことを子ども達にも伝えてくれた大学生たち、信じて送り出してくださった保護者の皆様、そしてこちらの疲れを吹き飛ばすほど、どこまででも広がる可能性を見せてくれる子ども達に感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。
《アルバム》
3日目の写真はこちらです。お子様との会話の種にお使いください。
アルバムはこちらから⇒K&R ふもとっぱらキャンプ3日目アルバム
閲覧期限:8月25日
2021年8月18日 / 未分類
《気持ちのいい朝》
ふもとっぱらキャンプの2日目が始まりました。
今日も相変わらずの雨のスタートでしたが、子どもたちはパワフルに活動を始めました。
小雨の降る中でしたが、せっかくなので外に出て、早朝の澄んだ空気を感じながらラジオ体操をしました。
それからキャンプ場に探検に行きました。止まっているトラクターのそばに行って、タイヤと背比べをしたり、積んである丸太の数を予想してみたり
スイカ割りで使うのにちょうど良い木材を探しながらキャンプ場を1周しました。宿に戻る途中でミヤマクワガタのメスも発見しました。
それが終わると朝ご飯です。「おなかがすいたー!」の大号令と共に炊事場に向かいました。今日の朝ごはんは富士で採れた新鮮な卵を使って、2種類の卵かけご飯を作りました。まずはウズラの卵からです。鶏卵に比べて小さいうえに殻は硬めなため、力の入れ加減がいつものようにはいかず、何人かは自分の顔目掛けて卵を飛ばしていました。ご飯をお替りすると今度は鶏卵です。黄身が大きく、鮮やかなオレンジ色、その卵の美味しさを存分に感じているようでした。デザートには旬の桃をいただきました。あまりの美味しさに果汁一滴も残さず、お皿があっという間に空っぽになりました。
部屋に戻る前に、もう一仕事、お昼のカレーの仕込みです。夏野菜をたっぷり切って、昨日の丸鶏のうま味たっぷりのダッヂオーブンに足していきます。
弱火でじっくりコトコト。お昼が楽しみです。




《雨ならでは》
少し雨脚が強くなってきたところで、新しい遊びが生まれました。落ちてくる雨水を誰が一番早くコップ一杯に溜められるか!
屋根をつたって落ちてくる雨水、どこが沢山落ちてきそうか想像力を働かせてやってみます。
そのうち、じゃあ他の入れ物だったらどうかな?満タンになるのにかかる時間を計ってみよう、溜まった雨水をリレーするなど
次から次へと遊びが発展していきます。「雨水」普段の生活では注目しないもの、むしろ出来るだけ避けるものの中にもこんなに楽しいことがあると気づかされます。
これも雨のキャンプならではの経験です。
《大作がいっぱい》
お絵描きでは長さ約10mの紙にふもとっぱらの針葉樹林をみんなで描きました。完成品はすごい迫力でキャンプ場の方もその大作ぶりに驚いていました。その他に、丸太を薄く切ったものにも絵の具でお絵描きに挑戦。まずは年輪を数えて何歳の木だったのかを知るとともに木も大切な命であることを再確認しました。下書きが出来ないので、絵の具一発勝負でしたが、とても素敵なものに仕上がりました。
そのあとは、満天の星空を見れない代わりに、世界に一つのプラネタリウムを作りました。星の博士に作り方を教えてもらいながら、一心不乱に紙を切って、星の光が通る穴を開けていました。今日はパーツを揃えるところまでで、明日最後の仕上げをします。お家で家族みんなで星空を眺められたら素敵ですね!


《美味しく腹ごしらえ》
お昼ご飯は、昨日のチキンをカレーに大変身させて食べました。朝仕込んだダッヂオーブンの中はホロホロで柔らかい鶏肉と溶けるくらい柔らかくなった夏野菜のいい香り。いつもと違ったカレーに満足していたようでした。そして、お昼のデザートは大玉スイカ。みんなでスイカ割りをしました。朝見つけた木材がぴったりだったのか、みんなの力で少しずつ割れ始めたスイカは、全員がやったところで見事に真っ二つになりました。きれいに半分に割れたスイカに大興奮しながら、一口食べて、その甘さに驚いていました。食べながら、みんなでタネ飛ばし競争をして、距離を更新するごとに歓声をあげて喜んでいました。


《牧場におでかけ》
午後からは馬飼野牧場に行きました。入ってすぐに出迎えてくれたのは元気いっぱいのポニーです。子ども達を歓迎するかのようにジャンプしたり、転がったりと感情豊かな動きに目を奪われました。次に子牛のところに行きました。ちょうど搾乳をしているところを目の前で見学しました。毎日13Lもお乳がでる、お乳が出るためにはお母さんにならないといけないので、3歳だけど赤ちゃんを産んだことがあるなど色々な秘密を教えていただきました。ひつじの小屋に行くと、赤ちゃんひつじやお父さんひつじに会えました。角が4本の子もいる!など新しい発見もありました。木々の間にはハンモックやハイジのブランコなどがあったので、丈夫な木々の間でしばし遊びました。そうしているうちに雨も上がり、雲が動いてきたので一気に牧場のてっぺんまで行くと、雲が風に流されて、だんだん視界が開けてきて、富士山の裾野を見ることが出来ました。明日は少しでもいいのでてっぺんまで見れることを祈っています。最後は芝生をゴロゴロと転がったり、駆け下りたりして馬飼野牧場を思い切り楽しみました。動物たちを前に大喜びして撫でに行く子もいれば、少し怖がって後ろから眺めているこもいたり、あの動物は何?と聞いて知識を得ようとする姿が見られたりと色んな子供たちの表情が見えました。一瞬一瞬、少しずつ学んだり、気づいたりしながら、成長しているなと感じました。




《待ちに待ったテント》
さて、帰ってからは4つのチームに分かれて活動をしました。手作りバター作り、ジビエバーガーの準備、BBQの準備、宿題などのやるべきことを順番に行います。バター作りのためにテントに向かいます。本当はテントで寝たかったですが、今回は断念。次の機会へのお楽しみです。向かう途中、イノシシの糞があるのは、昨日も近くまできた証拠だと教えていただくと、少し緊張が走りました。雨でも濡れないように作っていただいたテントの中で一生懸命生クリームを振って、バターを作りました。みんなで交代交代で協力して全部で4つのバターを仕上げ、出来立てのクリーミーなバターに舌鼓を打っていました。一方のBBQの準備では、みんなでハンバーガーを作るために、レタス、トマトを切ったり、硬いカボチャやジャガイモを綺麗に切ったりしました。みんな考えて動いているようでその手際の良さには目を見張るものがありました。いよいよBBQが始まりました。今回作るハンバーガーはジビエのパテを使ったハンバーガーで、各々好きな具材を入れて作っていきました。具材に入れたトマトは、一生懸命育ててきた桃太郎です。キャンプ前日まで広尾で立派に育ってくれたのを収穫してきました。種を植えるところから、水やり、支柱たて、脇芽取りなど大切に大切にしてきたトマトの味は格別でした。また、とうもろこしなど夏野菜を焼いたり、焼きおにぎりなども作り、モリモリ食べていました。最高の夜ご飯を堪能したようです。



1日の最後には星の博士手作りのプラネタリウムの鑑賞会をしました。子供たちの知らない星の世界の魅力を存分に感じて、美しいプラネタリウムを見ながら、眠りにつきました。
今日また充実した1日になったようです。
いよいよ明日は最終日、明日も元気いっぱい頑張っていきます。
《アルバム》
2日目の写真はこちらです。お子様との会話の種にお使いください。
アルバムはこちらから⇒K&R ふもとっぱらキャンプ2日目アルバム
閲覧期限:8月24日