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<こひつじかい>ふもとっぱらキャンプ1日目

2021年8月17日 / 未分類

《元気に出発!》
今日から3日間、富士宮にあるふもとっぱらキャンプ場で年長さん&小学生のキャンプを開催します。
天気予報で言われる通り、線状降水帯の影響であいにくの雨でしたが、子ども達は元気に朝早くから集合しました。
他のキャンプとは違い、今回は約2時間の車の旅です。車内は早朝とは思えない賑やかさでわいわい楽しく過ごします。あっという間に休憩ポイントの駿河湾沼津に到着しました。
ちょうど雨も上がり、原っぱを見つけると鬼ごっこが始まります。もうキャンプ場についたのかと思うくらいでした。
途中にある農産物販売所に立ち寄り、朝採れた新鮮な野菜と果物を調達し、いよいよふもとっぱらに到着です。

《雨でも楽しく!①》
元々分校だった宿泊施設が貸し切り!広い部屋にたくさん積まれた畳と布団は子ども達にとって最高の遊び道具です。
持ってきた荷物の整理を早々と終わらせると畳で滑り台を作ったり、布団に潜り込んだり、あっという間に汗だくになって遊びました。
お昼の前には幼稚園生と1年生で協力をして畳のお家を建て建てました。はじめは自分のイメージをそれぞれが作ろうとしていましたが
声の掛け合い方がうまくなってくるとみんなの作業もスムーズになりました。
空が明るくなってきたので、全員でキャンプ場の探検に出かけることに。池にいる「ヌシ」に挨拶をして、とにかく広いキャンプ場の端っこを目指して突き進みました。
富士山が顔を出してくれるのを心待ちにしています。

《手作りランチ&ディナー》
お昼ご飯はジビエ肉を作ったホッドドッグを作りました。小学2年生チームがシェフとなり、進んでお仕事をしてくれたのでスムーズにできました。年上として周りを見ることができるようになってきたのかもしれません。また生落花生を調理して食べました。あまり手に入らないものだったため大人も初めて食べたのですがとてもおいしく病みつきになる味でした。

夜ご飯は養鶏場直売の丸鶏をダッヂオーブンで丸ごと焼きました。「こんなの初めて触る!!」と少し戸惑いながらも一生懸命塩コショウをすりこんで、下味をつけました。
中には玉葱、周りには斑尾でとれたじゃがいもも入れじっくり焼きました。他には飯盒炊飯にもチャレンジ。炊飯器のときにはない、香ばしい香り、おこげも味わうことが出来ました。沢山の命をいただいて、明日も元気に過ごしたいと思います。

《雨でも楽しく!②》
お昼ご飯のあとには、小雨の中、杉の森へ散策にいきました。鹿の足跡やクマの足跡を探しながら木々の間を抜けていきます。途中で真っ赤な美味しそうなキイチゴの実を見つけたので、両手いっぱいに摘んで帰りました。宿舎に戻ると、輪切りにされた木の断面を使ってどーんじゃんけんぽんを行いとても盛り上がりました。小学生対幼稚園生で戦ったのですが、見ているだけでもとても白熱した試合になりました。その合間には順番に書道にも挑戦!せっかくなので「ふじ」の2文字を書いてみました。
次は全員で長ーい紙に杉の森を作ります。自分が担当するスペースに隙間がないほど杉の木を描きました。個性豊かな木々が並び面白い作品が出来上がりました!
雨の中、限られた空間でも、盛りだくさんの1日になりました。

《身近なところから出来るSDGs》
「SDGs」日常生活の中に随分と浸透してきた言葉です。今回のキャンプは、まさに自然と共生する3日間。
大人も子どもも全員でどんなことが自分たちにできることかを考え、実践していきたいと思います。
出来るだけごみを出さないようにするためには?
もしかしたら子ども達の方がシンプルに、そして柔らかい知恵と感性で色々と取り組んでくれるかもしれません。
東京に戻ってからの日常にも、そして未来にも繋がる3日間になるように過ごしたいと思います。

《アルバム》
1日目の写真はこちらです。お子様との会話の種にお使いください。
アルバムはこちらから⇒K&R ふもとっぱらキャンプ1日目アルバム
閲覧期限:8月26日

<こひつじかい>夏の妙高生活ー後半②-

2021年8月1日 / 未分類

《夏の妙高生活最終日》
朝5時、木々の間から真っ赤な朝日が顔を出しました。強い日差しを目覚ましに子ども達もベッドから抜け出し、外へ出ました。東京に帰ったら、心地よい風の中のランニングはしばしお預けです。道順も覚えたので自分のペースでどんどん坂を駆け下りていきます。妙高山をバックに今日も縄跳びに挑戦してから、おまけでいもり池をぐるっと廻ってそのまま帰る4キロコースを走り切りました。最後の坂は、傾斜のきつさ、長さとも大人も途中で立ち止まりたくなるほどですが、足を動かし続ける姿に気持ちが強く逞しくなっているのを感じました。
ラジオ体操後は大掃除です。ベッドのシーツなども外し、少しでもウッキーのお仕事が楽になるようにとみんなで協力しました。はじめのうちは、雑巾がけが終わると、「雑巾どうする?」とそのままこちらに持ってきていたのが、洗面台に水をためて洗い、すすぎ、搾り、干すまでやって「雑巾がけ終わったよ」と声をかけてくれるようになりました。今まで「出来た、終わった」と思っていたゴールより、もう少し先に本当のゴールがあることが分かってきたのが様々な行動に表れてきました。
最後の朝食を美味しくいただいた後、絵日記を手に校長先生のお家の中で一番のお気に入りの場所を描きにいきました。それぞれがどこを気に入って描いたのか見るのが楽しみです。

《お土産を手に東京へ》
荷造りを終えたら、校長先生の車でお出かけです。考えてみると妙高へ来てから5日間、自分たちの足で行ける範囲だけで過ごしてきました。どこにも行かないとこれだけ時間に余裕が生まれ、自分たちのペースでシンプルに生活できるのだと実感しました。これは現代においてはとても贅沢な時間の使い方かもしれません。

道の駅「しなの」に連れて行っていただきました。採れたて野菜の直売所があり、ここでお土産を買うことにしました。沢山お料理をして、大好きになった信州の美味しいお野菜や名産品を選びました。きっとパパもママも喜ぶはず!と真剣な表情で品定めをしていました。お家の食卓に妙高で食べたものが並び、会話がはずめば嬉しいです。

お昼も道の駅でいただき、妙高高原のお隣「黒姫駅」まで送っていただきました。電車がくるギリギリまで駅横の広場でバッタやカエルをとって遊ぶ子ども達。彼らの目には大人の目線では見えていない世界が広がっているのだろうなと羨ましく感じました。
電車に乗るギリギリまで校長先生とウッキーに手を振り、お別れをして、かなり重たいお土産を大事に抱え東京へと向かいはじめました。

今新幹線の隣の座席に座る子ども達は、スケッチブックを広げ、この10日間の様々な出来事を思い出しながら、絵を描いています。隣同士にいながらもそれぞれが全く別の絵をとても楽しそうに描いているのは、この生活で何百回も訪れた「自分で考え、自分でやる」沢山の小さな経験の積み重ねが「自信」に少しずつ姿を変え始めているからかもしれません。
同じ生活をしていても、揃ってくるどころか、どんどん個性が強くなっていく7人のこれからが本当に楽しみです。
校長先生、ウッキー、忙しい中手伝いにきてくださった卒業生たち、サポートしてくださった皆様に心から感謝をしてこの妙高生活の締めくくりとしたいと思います。
本当にありがとうございました。

《アルバム》
後半の写真はこちらです。お子様との会話の種にお使いください。
アルバムはこちらから⇒K&R 妙高生活ー後半ー アルバム
閲覧期限:8月26日

<こひつじかい>夏の妙高生活-後半①ー

2021年8月1日 / 未分類

こんにちは!
大学生の カメラマン です!
今日も子どもたちの近況をお届けします!

天気は快晴。最高な形で朝を迎えます。妙高山の山頂も顔を出し、子どもたちも綺麗と興奮気味でした。

さて、今日もランニング、ラジオ体操から1日が始まりました。昨日あれだけ動いたのに、子どもたちはケロッとした顔で何事もなかったかのように走っていました。この子達の体力はほんとに無尽蔵なんだなと、少しその体力分けて欲しいなと、思うばかりでした。

ランニングから帰ってくると、お掃除にお稽古とまたバタバタ活動に励んでいきます。そして、お昼には、みんなでコロッケを作って食べました。自分たちで斑尾で収穫したじゃがいもは格別に美味しそうでした。自分で収穫したものを自分で食べる。大変な思いをした分、その喜びは大きく帰ってくる。
IKU LABOでも感じた農業の醍醐味を存分に楽しんでいたようでした。

午後からは再度ランニングでも訪れたいもり池に別ルートから探検に行きました。森の中をひたすらに進み、いろんな昆虫と触れ合い、いろんなことに気づいて、吸収している、そんな様子を受けました。見たことあるものでも、さらに新しい発見をしていたのには感服でしたし、そんなことにも気づけるのかというようなことに気づいている子もいて、驚きました。
いもり池に着いてからは、縄跳びの練習しました。ずっと練習してきた縄跳びですが、本当に素晴らしかったです。昨日は数十回しか飛べなかったのに、今日は数百回飛べるようになったり、中にはなんと1000回以上飛べるような子もいて全員が全員昨日を上回る記録を残しました。これもオリンピックで頑張っている選手たちを見て、自分ももっと頑張らなければというような気持ちになったのが良かったのかなと感じています。形はどうであれ、スポーツの力は偉大であり、子どもたちの毎日の成長ぶりに圧巻でした。

さて、まとめとして、今日は「昨日より今日はさらに前に」ということを子どもたちは体現しているなと感じました。どんなに些細なことであっても、できなかったことができるようになる、昨日よりもさらによくなるというのは、子どもにとっては成功体験であり、達成感に繋がっているのだなと思いました。年が上がっていくにつれ、この感覚は鈍感になりがちですが、これだけの体験をこの短期間で得られている子どもたちの成長はまだまだ序の口であり、これからもっと成長が楽しみです。

今回も最後までご精読いただきありがとうございました!

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