【K&R】桃の節句をお祝いしました

2025年3月4日

彩り豊かなひな祭り御膳をつくりました!

まずはじめはお米の準備。
2合をカップで計るところから始めます。みんなで力を合わせてカップにお米を入れて計っていましたが、お米がぱらぱらと下に散らばってしまいました。早速ちょっとした事件が起きてしまいましたが、みんなが拾うのを手伝ってくれたので、すぐに片付けることができました。落ちてしまったのも全て拾い、洗ってから炊きます。

次はわかめを水に戻します。固いわかめを水の入ったボウルにいれてしばらくすると柔らかくなるので、その変化を楽しみました。わかめをボウルから取り出してみると、一つに繋がっていて、カーテンやのれんのようにひらひらと大きなものでした。カーテンみたいだね!と楽しそうに広げて見せてくれたのが印象的でした。普段からわかめは食べていて見たことはあっても、カーテンのようになっているわかめは珍しかったと思います。
他にも、真っ黒だったれんこんをたわしで洗ってもらいました。ボウルを抑える係と、れんこんを持ってる係、たわしで洗う係に分かれて順番に洗ってくれました。自分がたわしでずっと洗いたかったのをぐっと我慢してお友達に順番を譲ってくれる優しい子がいました。みんなの協力のおかげで、泥だらけだったれんこんがとても綺麗になりました。

錦糸卵用に卵を1人1個割ってもらいました。黄身は割れてしまったものが多かったですが、殻はほとんど入らず、みんな上手に割ることができました。お家でも普段から卵割りのお手伝いをしている子もいるようで、得意気に見せてくれました。さらに、1人1つでは足りなかったようで、余っている卵を見つけて、もう1個割りたい!と積極的にお料理をしてくれました。

ちらし寿司用のしいたけやかんぴょう、菜の花、お麩を一口サイズに切っていきます。包丁の扱いには細心の注意を払い、包丁を行ったり来たりザクザク動かしながらもスムーズに作業を進めることが出来ました。煮たかんぴょうやしいたけが、良い香りがしたので、味見をしてみることに。一口食べてみたら、私の好きな味だ!と気に入ってくれて、包丁の手を止めて、一生懸命味見をしました。私は要らない!と言っていた子にも少しだけ食べてみて!と言い味見してもらうと、やっぱり美味しい!と笑顔になりました。後でみんなで食べる分がなくなってしまわないよう、味見を一旦やめて、お料理を再開することにしました。

次は、はまぐりをお鍋のお風呂に入れてあげます。貝の柄が一つずつ違う柄をしているので、自分の好きな柄を選びます。黒い部分が多いものや、しましまになっているもの、白と黒のグラデーションになっているものなど、同じ柄は一つもないので、選ぶ貝によって個性が垣間見えます。お風呂の中ではまぐりのお口が開くのをみんなで待って見守りました。

ご飯が炊けたので、桶に移して酢を入れます。うちわでぱたぱた仰いで熱を冷ましました。湯気がもくもくとみんなのお顔にも湯気がのぼってきました。みんなで食べる美味しいご飯が出来上がったしるしです。

テーブルに、お盆、箸などを配置して食べる準備をします。待ちに待ったご飯の時間です。自分たちで作って用意をしたわかめとはまぐり入りのお汁やちらし寿司を並べて、元気よくいただきます!
みんなのお気に入りは、お汁でした。お汁を飲み終わり、まだちらし寿司を食べていないのに、すぐにお汁のおかわりが欲しい!と言ってくれました。お汁を2杯、3杯おかわりしてもお茶碗がぴかぴかになるまで完食してくれました。ちらし寿司も、みんなが好きな卵や甘い桜でんぶなども、あっという間に食べてしまいました。

今日は、3月3日でひな祭りです。子ども達が健やかに育つよう願います。今日、積極的にお料理をしてたくさんご飯を食べたみんなは、健やかでエネルギッシュな素敵なお姉さんお兄さんになってくれると思います。

2025.3.3の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20250303「雛祭り御膳 」

磯邊季里 @ 2025年03月04日 10:59 コメント: (0)

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