<こひつじかい>スキーキャンプ2日目

2017年3月27日

早朝にもかかわらずロッジ・ラー内には子供たちの甲高い声と走り回る音が響きます。私たちもその音で目を覚まし、2日目の朝を迎えました。1階に降り朝食を食べ終わると、すぐにゲレンデに出てスキーレッスンへとむかいます。
   
 子供たちは昨日よりも慣れた手つきでヘルメット、ゴーグルや板を装着し、準備し終えると早速班ごとに出発です。初日は初心者コースを滑っていた子供たちも、2日目は1本目から難易度の高いコースにチャレンジしました。班のコーチにも慣れたのか、リフト上やちょっとした休憩時間で会話が弾んでいました。今回のスキースクールで初めてスキー板を履いた子供たちも、なんと2日目が終わる頃には中級者コースを滑っていました。

 中級者コースはかなり距離が長く、場所によっては急な斜面もあるコースで、その上達ぶりにコーチや上級生たちも驚いていました。滑りながら自分が1番だと自慢し合っている姿は微笑ましかったです。またチャレンジ精神からか、あえて凸凹道を滑る子もいました。最初はただまっすぐ滑ってスピードを出しているだけだった子も、スキーの楽しさに気づいたのか、技術が上達したのか、途中からはコーチの滑るとおりにターンをしていました。その反面、列を乱したり、コーチの話をきいていなかったりする子が時折見受けられ、コーチに注意されていました。

 夕方、滑り終えた子供たちはロッジ・ラーの前で雪遊びをしました。ほとんどの子は雪合戦をして行い、チームに分かれて戦いました。雪合戦が白熱する中でも、顔には当てない、人が通る時は中断する、などのルールをしっかり守れていました。
 雪遊びが終わると、ロッジ・ラーに入り、お風呂と1時間ほどの自由時間の後、待ちに待った夜ご飯です。1日滑ったことによる疲れからか、食べながら寝てしまう子も数人いました。食べ方や偏食を注意されながらも、みんな頑張って食べていました。早く食べ終わる子と遅くまでかかる子がはっきりと分かれ、それによってその後の自由時間と勉強時間の長さに違いがでました。
 はじめは「今日は12時まで起きているんだ」などと張り切っていた子供たちも、いざ就寝時間になるとすぐに眠りにつき、2日目が終わりました。

磯邊季里 @ 2017年03月27日 13:04 コメント: (0)

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