<こひつじかい>斑尾キャンプ 年長特訓1日目

2017年8月10日

朝 6:00過ぎの東京駅。みんなを今日から始まるキャンプをゆっくりお出迎えするためにリミちゃんと二人で到着すると、銀の鈴には、先客が。元気一杯に、ワクワク姿でお出迎え。次々に意気揚々と集合した子どもたちは、銀の鈴の横で折り紙をおりながら、集合時間を待っていました。今年は、食習慣と生活習慣をしっかりと身につけたいので、リーダーになるべく年長さんが先発隊として、斑尾に乗り込みます。


お母様方とともに団結式をし、ホームに上がると、次々に来る連結した新幹線や二階建ての新幹線をみながら、自分たちの新幹線を待ちます。いつもなら腹ごしらえをしてからのキャンプスタートですが、今日はお母様の愛情たっぷりのお弁当を持ち、車内の朝食から、みんなでキャンプをスタートさせます。
しばし頑張る子供達へ、きっと色々な思いを込め、朝早くから一工夫を加えて作られたのでしょう。
乗車してから、すぐに朝ごはんタイム。お母様方は、これから繰り広げられる子供達のハードな時間、想像をすることができるのでしょうか?早く食べられる、食べやすいお弁当も大切ですが、きちんと食べなければ、体力も、気力も湧きません。もうベビーでは、ありません。毎回のお食事が、血となり肉となり!そんな食生活を考えてほしいです。
お弁当を食べ終わり、持ってきた本を読んだり、また折り紙をして過ごしていると、あっという間に飯山駅に到着。
お迎えの大型バスに乗り、斑尾高原に向かいます。初参加も多い年長さん。きっとドキドキの緊張もあるのか、なかなか元気はつらつとはいきません。りんご畑、山の景色などを見ながらホテルに着くと、りさ先生とウッキーがお出迎え。ほっとしたのか、記念写真の時には、ニコニコになりました。前乗りをして準備してくださっている大広間に向かい、荷物の整理をしたらすぐにホテル探検。


今年のキャンプのテーマは、森の虫たちのパーティ❗️
休む暇なくお部屋を緑でいっぱいにするように、早速みんなで力を合わせ、大きな木を作ります。
先生たちと競争で、あっという間に3本の木が立ちました。
木を作ったら、まずお部屋の前に広がるコロボックルの森で、自分たちも森の仲間になるべく、ウェルカムランチをいただきます。
地元で採れた食材ばかり、美味しい空気を思いっきり感じながら、青々とした芝生でいただくお食事は、食欲も沸いてきます。森を走ってからもりもり食べてね〜❗️と言うより早く、みんなお気に入りの場所を見つけ、楽しくいただきました。

新幹線で折ったセミを一本の木にたくさん貼り、セミの木ができました。
たくさん折ってきたコマの折り紙は、ストローの茎を付け、お花にして飾ります。
お部屋に木やお花が増えてきたので、次は虫。まず、あおむしの絵を模写します。
それから、輪つなぎのあおむしや葉っぱの穴からのぞいているじゃばら折りのあおむしなど、どんどん作ります。
午後からは、今朝見た新幹線の絵。絵の具を使って描きます。
楽しそうなお友達も、新幹線と一緒に描きました。


そして、森の妖精作りをします。それぞれが自分の妖精をキャンプの準備でおうちで考えてきました。それをもとに、おはながみや布、ポンポンや葉っぱなど、お部屋中に広げた沢山の材料を好きに使って、手にはめられる人形を作っていきます。
かまきりを元にしたり、ちょうちょやクワガタを元にしたり、カラフルな本当に可愛い妖精たちが10体生まれました。最初は、少々難しそうに取り組んでいた子供達でしたが、たくさんの材料に埋もれているうちに、あたかも妖精になったかのように、色々試行錯誤、工夫して作り上げます。まるで夢の世界で作業をしているよう。指示されたことをきちんとやることが得意な年長さんにとって、この自由な課題はかなり難しいですが、やってみて、時間をかけてみると楽しみも覚えてきたようです。


初日から盛り沢山の工作とお絵かきの後は、縄跳びタイムで体を動かします。毎日の日課は、必ずやります。
高原での1日は、とても有意義な時間が流れます。ペーパーもして、隙間時間を見つけては、お庭を走り回り、ダンケをしたり、木でできたブランコに乗ったり、休む暇なく動き回ります。大きな温泉、そして星空が見える露天風呂に入り、今日1日の疲れをとり、1日目は終了しました。まだ年長さんだけなので、大広間でも走りまわれるほど。そんな中にフカフカのお布団が敷かれていて、ぐっすりお休みタイム。森の妖精たち、素敵な夢が見られますように。

磯邊季里 @ 2017年08月10日 13:58 コメント: (0)

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