<こひつじかい>2018年12月の予定

2018年11月28日 / 未分類

こひつじかいの2018年12月のご案内を致します。
皆さまのご参加をお待ちしております。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。

≪遠足≫
★みかん狩り遠足<好評にて終了いたしました。>
日時:12月2日(日) 8:00〜16:00
 対象:年少以上
定員:20名
場所:神奈川県大磯市
詳細はこちら⇒みかん狩り遠足のご案内

<子育てセミナー>想像力を育てる

2018年9月21日 / 未分類

9月10日(月)玉川テラスで行われた子育てセミナーは「想像力を育てる〜正解を求めない親の姿勢こそが鍵!〜」がテーマでした。
「想像力を育てる」とはよく言いますが、一体「想像力」とは何でしょうか? 例えば、「アメ」という単語一つとっても「雨」や「飴」など人によって解釈は様々。(話は逸れますが、標準語のアクセントが失われつつある昨今。是非丁寧で正しい言葉でお子様へ語りかけて下さい。)同じように「想像」という言葉だけを聞くと「創造」を思い浮かべる方もいれば何か空想的なイメージを持つ方もいるでしょう。今回は、色々なことを好奇心旺盛に考えられる、見たことものないものを形として表せる、そんな能力を子供たちが身に付けられるようになる方法についてお話しします。

「学習の本質は、正解をすることではなく、出来ないことを出来るようにしていくその過程にある」

受験など決まったゴールがあると、目に見える成果を追い求めがちですが、MITのピーター・センゲ教授は正解することよりも、チェレンジすることにこそ意味があると言っています。幼児期には特に、集団生活を送るための準備、そして失敗を乗り越える力を育むことが重要です。親が手取り足取り子どもに教えるのではなく、自分で考えること、体験すること、そして失敗することによる学びは絶大です。何事も難しく考えすぎずに、昔ながらの知恵を見直し、子どもが主体的に何かに取り組み、ワクワクした気持ちになるような環境を与えましょう。

想像力を鍛えるために必要な3つのポイント。

想像することは人特有の行動で、想像力豊かに過ごすことは、その人の人生を実り多いものにします。とはいえ、なかなか想像力が湧かずに困っている人が多いことも事実です。想像力を鍛えるために必要なことは、
1. アウトプット
2. 自然の中での遊び
3. 反復学習(インプット)
この3つです。まず大事なのは、自分の内側にあるものをアウトプットすること。そして自然の中で五感を磨くこと、そして何度も一つのことを繰り返し出来ないことを出来るようにすること。読書や観賞によって得た知識を、いかに活かすかは、自分の引き出しをきちんと整理出来ているかにも関係します。

夢を叶える魔法の言葉「もし……」

「もし」という副詞使って文章を作らなければならないとしたら、どんな文章になりますか?「もし地震が起きたら、逃げ遅れるかもしれない」「もし試験に落ちたらどうしよう」etc. 「もし」を使うとネガティブなイメージを思い浮かべてしまう人もいるかもしれません。しかし、ここでポジティブな方向に発想を転換させることが重要です。「もし地震が起きても、逃げられる」「もし試験があっても、十分準備したから大丈夫」。このようにプラスに考えることで、膨らんできた幻想や想像を感じているときの高揚感&興奮を出来るだけ持続させましょう。そうすれば、夢がまた一歩近づくと思います。

これから訪れる変化の時代には、想像力は、必須です。子ども時代に日々の学びをとおして、養うことで、力強く、そして楽しく人生を生き抜ける人材育ててほしいなと思います。

<こひつじかい>コンクールで賞をいただきました

2018年9月18日 / 未分類

子どもたちが自分の感じたこと、伝えたいことを表現するツールとして、こひつじかいでは絵をたくさん描きます。上手い下手というものさしで判断するのではなく、その子がその時に見えているもの、その時にしか描けない絵こそ、味わいがあり、唯一無二の宝物だと思います。

ここ数年は、バンコクの阿部恭子先生をはじめ、絵を描く環境をより身近に感じさせてくださる方たちのおかげで、絵で表現することが好きな子たちが増えてきました。
せっかくなので、一生懸命描いた作品を色々な方に見ていただこう!と、タイミングやテーマが合うコンクールがあるときには、応募してみるというチャレンジもしています。

この夏休み中にも、これまで出してきた絵が賞をいただいたという嬉しい報告がいくつもありました。

「誰かにプレゼントしたいお花の絵」を描いた「花と笑顔」こども絵画コンクール
東北キャンプで見た色鮮やかな草花を描いたり、おじいちゃまおばあちゃまへ見せてあげたい絵を描いたりしました。

絵本を読んでの感想画を描いた「夾竹桃物語~忘れていてごめんね~」コンクール
東京で暮らしていると、身近に感じることは難しいけれども、日本人としていつまでも受け継がれるべき出来事を学ぶきっかけにもなりました。

箱根登山電車「夏休みこども絵日記コンテスト」
去年の箱根遠足で子どもたちが見たもの感じたことを絵に描き、お話ししてお父様お母様に伝えました。

百貨店に展示されたり、飛行機の機内誌に掲載されたり、平和祈念式典にご招待いただいたり、自分の絵が飾られた電車が走ったり、、どれもお金では手に入れることが出来ない本当に貴重な経験です。子どもたちが自分で感じ考えたことを表現した結果、それを見た人に気持ちが伝わり、様々な形で返ってきたプレゼント。彼らの中に財産として蓄えられていくことでしょう。

そして最後にもう一人、こひつじかいの卒業生の亜優お姉さん。現在アメリカの大学に通っていますが、夏休みで日本に戻っている間は遠足やキャンプ、お稽古などもお手伝いに来てくださって、子どもたちも大好きなお姉さんです。9月の新学期が無事に始まったという報告とともに、「コンテストに出していた絵で賞をとったよ!」と写真を送ってくれました。
おじいちゃま、おばあちゃまを描いた3枚の絵。まるで写真のように描かれた絵は、息をのむほどですが、何より彼女がおじいちゃま、おばあちゃまのことを想って一筆一筆丁寧に描いたことが心に伝わってきました。子どもたちにとって、身近に「すごい!」と心から憧れられる存在がいてくれることは本当にありがたいことですし、何事にも全力で打ち込む彼女のまっすぐな姿勢にわれわれ大人も学ばせてもらうことが山ほどあります。

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