<五感磨き遠足>お正月遊びを楽しみました!

2023年1月8日 / 未分類

《思い思いの絵を書いて揚げる凧》

今日は多摩川駅に集合です。多摩川周辺でお正月遊びをするためです。まずは、多摩川駅からすぐのところにある「田園調布せせらぎ公園」に向かいます。公園の芝生広場に着くやいなや、レジャーシートを広げ、凧揚げをする凧に絵を書きました。凧にはお正月明けということもあり、おせち料理や鏡餅、また今年の干支であるウサギなど思い思いの絵を書きました。なかには本物かと目を疑うようなほど上手に鳥を書いて、凧が揚がったときに本当に鳥が空を飛んでいるのではないかと思うような絵もありました。絵を書き上げると凧に糸を繋げます。難しいところもありましたが、先生の説明をしっかりと聞いて挑戦しました。手順も多く、途中で分からなくなってしまっても周りに聞いて、みんなで協力して糸を繋げました。そうして、凧を糸に繋げると急いで凧揚げの準備をします。最初はあまり風が吹いておらず、また久しぶりの凧揚げということもあり、走っては失敗しまたやり直しては失敗し、となかなか上手く揚がりませんでした。でも、諦めずに挑戦していくうちにコツを掴み、段々と揚げられるようになりました。早く揚げられるようになった子が他の子に教えてあげたりしてみんなが揚げられるようになりました。そのときの芝生広場は、たくさんの凧が揚がり圧巻の光景でした。

《羽子板!何度もチャレンジ!》

凧揚げが終わると今度は羽子板です。
まずは羽子板に絵を描きます。それぞれが書きたい絵を羽子板の表裏どちらにも描いていきます。今年は卯年ということでうさぎの絵を描きます。また、初日の出の富士山などお正月にまつわるものを描く子も居ました。表も裏も描き終わった子は側面にも模様を描きます。みんながかきたい絵を上手に素早く描いたのであっという間に絵をかき終わりました。
絵を描き終えるとさっそく羽子板で遊びます。まずは2人で遊びます。向き会って下から羽根を羽子板で打ってラリーをします。最初はなかなかうまくいきません。空ぶったり、当たっても違う方向に飛んでしまったりとラリーが続きませんでした。しかし、失敗してもすぐにやり直して何度も何度もやり続けます。すると、だんだんコツを掴んできたのかラリーが続くようになってきました。やった!3回出来た!じゃあ次は5回を目指そう!たくさんラリーを繋げようと何度もチャレンジしようとしたおかげでみんながとても上手になりました。
一通り遊んだら今度は羽子板の上に羽根を乗せてリレーをします。さっそく男の子チームと女の子チームに分かれてスタートです。羽根が落ちないようにしながらも早歩きするのはなかなか大変です。途中羽根を落としてしまいますが、すぐに拾ってまた早歩きをします。コーンを回って次の人に渡すときも手は使わず羽子板で渡します。走っていない子たちは、応援をします。がんばれ〜!序盤は女の子チームが大きくリードします。しかし、男の子チームも負けじと追い上げてきます。両チームの応援が白熱します。応援を背にアンカーの子たちも頑張り同時にゴールしました。引き分けでリレーは終わりました。

《大きな公園を大冒険!》

羽子板での遊びを終えると今度は冒険に出かけます。冒険が始まるとともに思いっきり走り始めます。こっちに行こう!分岐点があるたびに先頭の人がみんなを引っ張っていきます。階段を上り下りしてると池を発見しました。池の中に石があり、みんなでそこに立つことにします。柵の下をうまくくぐり抜けて石に立ちます。その石から何か生き物は居ないかと探します。あ!鯉がいる!池には大きな鯉が居ました。他にも何か居ないかな?あたりを見渡しますが、他には何も見つかりませんでした。
池の探索が終わると今度は川辺を探索します。その川は東京の名湧水57選に選ばれている川でした。すると、葉っぱで川の流れが堰き止められているところがあったので、木の枝で葉っぱをどけてあげます。
川辺の探索が終わると元の位置に戻ってきて、お昼ご飯の時間となりました。
凧揚げや羽子板、冒険とたくさん動いたおかげなのかあっという間にお昼ご飯を食べ終わりました。

《誰が一番高く揚げれるかな?》

探検の後は多摩川に出発です。子ども達の手にかかれば移動もアスレチックに早変わりです。みんなで階段ではなく坂を下ったり、多摩川が見えると、子ども達は堤防の石段を一生懸命登っていきました。高いところまで登り、「登れたよ!」と元気に報告してくれました。その後は多摩川の広場までみんなで競争しました。
広場に着いた後は再び凧揚げをしました。途中で風が吹いていない時もありましたが、子ども達は元気に走って高いところまで揚げていました。凧の紐が絡まないように自分達で凧揚げの場所を工夫する姿や、紐が絡んでしまっても、子ども同士が率先して紐を解く姿など、遊びにおいても周りの子と協力する様子が見られました。

凧揚げを楽しんでいるとおやつの時間になりました。広場を走り回って子ども達はお腹がペコペコです。持ってきたお菓子を美味しそうに食べていました。お菓子を交換したり、英語の書かれたお菓子から何の形をしているか想像したりとおやつの時間を楽しそうに過ごしていました。
おやつでお腹を満たした後は再び探検に行きました。昼食後とは違うコースを探検し、子ども達も疲れ知らずの様子で楽しんでいました。
楽しんでいるとすぐに帰りの時間となりました。一日中遊んで流石に疲れたかと思いましたが、さようならをした後も元気そうに凧や羽子板で遊んでいる子もいました。凧揚げや羽子板など、日頃中々遊ぶ機会がないため、今日は貴重な経験をすることができました。

《アルバム》

2023.1.8の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R お正月遊び遠足 20230108
閲覧期限:2023年1月15日

<食育・和のサペレ>七草粥を作りました!

2023年1月7日 / 未分類

人日の節句に、一年の無病息災を祈る七草粥をみんなでいただき、お正月の締めくくりをしました。

《春の七草って何だろう?!まずは観察してみよう!》

 沢山体を動かした公園からの帰り道も、七草を唱えながら帰ってきた子どもたちはやる気十分。
春の七草を一つずつじっくりと見て、香って、触って、観察することから始めます。「芹・薺・御形・繁縷・仏の座・菘・蘿蔔 これぞ七草」言葉での知識はあっても、どれが芹なのか、どんな意味が込められているのかまではなかなか学ぶ機会はありません。
春の七草は真冬の大地に根を下ろし、寒さにもめげずに育ちます。そう知った子どもたちは「だから根っこが太いんだ!」「長いんだ!」と納得した様子で根っこを描き始めました。
 昨年は、見て写すことに必死だった子どもが、去年の七草粥作りの思い出話をしたり、知識を交えながら話す様子が伺えました。また、「仏さまが落ち着いて座っていらっしゃる」という意味がある仏の座を描く際は、先日の初詣遠足で見た鎌倉の大仏を思い出しながら描いている子もいました。
 食材だけでなく、お粥を作るのに必要な「羽釜」や「土鍋」もスケッチします。何からできているのか、なんで蓋に穴が空いているのかなど興味津々。穴に指を入れてみたり、覗いてみたりといろいろな方法で観察しました。

《七草なずな ストトントン!!》
 続いて、待ちに待ったお粥作りです。
本来は一月六日の夜、七草粥の準備の際に歌われる「七草の歌 (七草囃子)」をみんなで歌いながら作りました。
七草囃子は地域で歌詞が異なるそうですが、今回は東京で歌われているお囃子を歌ってみました。

「七草なずな 唐土の鳥が 日本の土地に 渡らぬ先に 七草なずな ストトントン」

まずは、耳から聞いたお囃子を、声に出してみます。最初はブツブツと聞こえた言葉を口にしていましたが、意味を理解していくうちに徐々に全員の声が揃ってきました。

 一生懸命七草を刻んでいるお友達のそばで、お友達が歌いながら応援します。その様子をInstagram (@wanosapere) 〈和のサペレハイライト〉にアップしておりますので、是非ご覧ください。
遠足で収穫した大根も使用し、微塵切りにしていきます。小さなお友達も、初めて参加するお友達も歌に合わせて一生懸命刻みました。お友達の応援も力になり、あっという間にみじん切りを終え、お粥と混ぜたら完成です。

《一升分のお粥をいただきます 》
 今回は「鰹節、昆布、鶏」の3種類のお出汁で一升分のお粥を作り、味比べを愉しみました。
普段のお料理から、昆布をふき、お出汁を取るとことから始めている為、子どもたちも何のお出汁を使っているのか、興味津々です。お鍋の蓋を開けた瞬間にフワッと広がる湯気に顔を近づけ「良い香り〜」っとニコニコ笑顔。香りにそそられてお腹もぐ〜っと減ってきます。
卯年にちなんでウサギのコースターとお箸置きも作り、とても華やかな食卓をみんなで囲み、早速出来立ての七草粥をいただきます。
 お腹を空かせた子どもたちは、一瞬でペロリと完食。次々に「おかわり!」の声が上がります。
お出汁そのものの味を感じながら、それぞれ好みの具材を乗せてオリジナルなお粥を最後まで楽しみました。

 七草粥でお正月のお料理で疲れた胃を休められたでしょうか。
今年一年もコロナ・病気に負けず、お稽古だけでなく遠足やキャンプ、食育を通して子どもたちが健やかに成長することができますように。

《アルバム》

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<五感磨き遠足>2023年始動!初詣に鎌倉へ行ってきました!

2023年1月6日 / 未分類

《2023年初遠足!いざ、鎌倉!》
新年明けましておめでとうございます。
2023年も沢山の気づきと学びの日々を過ごせるように願いを込めて、今年最初の遠足は鎌倉へ初詣遠足に行ってきました。
初詣遠足の開催は3年ぶりです。
いざ、鎌倉に向けて出発!今日は電車を使って田園調布から鎌倉に向かいます。まずは、田園調布駅から横浜駅まで東横線に乗ります。久しぶりの電車での遠足ということもあり、みんな目を輝かせながら電車に揺られました。みんなでワイワイ、そうしている内に、あっという間に横浜駅に着きました。次は横浜駅から鎌倉駅に向かいます。東横線から横須賀線に乗り換える間に少し時間があったので、ホームでお正月の言葉遊びをしました。ランダムに並べられたひらがなたちからお正月に関する言葉を探します。みんなで、今年のお正月のおせち料理に何を食べたかを話し合いながら仲良く遊びました。横須賀線に乗ってからも、「あの言葉どこにあったかな?」と話していると、あっという間に鎌倉駅に着きました。

《鶴岡八幡宮での初詣》
ここからは歩いて鶴岡八幡宮に向かいます。駅から八幡宮に向けて石畳の一本道があり、そこをずっと行きます。八幡宮に向かうまでは、石畳に使われている石と石の間の線は踏んではいけないというルールのもとで楽しみながらスタスタと歩を進めました。すると、あっという間に八幡宮に到着しました。八幡宮についてからも、なが〜い階段をみんなで声を掛け合いながら登り、みんなでそろって初詣をしました。「頭がよくなりますように」や「健康で過ごせますように」とみんなそれぞれ思い思いのお願い事をしました。そして、写真を撮るときには「はいチーズ!」という合図ではなく、「(大仏の頭はー?)はい坊主!」という合図で写真を撮りました。この合図はこの後もみんなで写真を撮るときにはずっと使われました。初詣、写真撮影を終え、再びなが〜い階段を降りると「自祓」という自分でお祓いをするところを見つけました。そこには直径2メートル以上の大きいしめ縄のようなものがあり、そこを八の字に歩いて通るというものでした。そうと分かれば、みんなで一列に並び、みんなで「自祓」をしました。みんな初めての経験でしたが、終わってみると、心がスカッとしたような気がしました。「自祓」が終わり後ろを振り返ると、初詣をした八幡宮が綺麗に一望できました。そこで、すかさずリュックサックからポンキーを取り出し、八幡宮の絵を書きました。八幡宮に使われている色鮮やかな赤い色や、「迎春」の文字までもしっかりと再現することができました。最後に「破魔矢」をいただいて鶴岡八幡宮を後にしました。これからはバスに乗って高徳院の大仏様へと向かいます。

《鎌倉大仏!お絵描きコンテスト!》
鶴ヶ丘八幡宮で初詣を終えたら鎌倉の大仏を見に行きます。バスを降りて少し歩くと大きな大仏が見えて来ました。大仏のもとで写真を撮ったらさっそく大仏の絵のコンテストの始まりです。頭の飾りは何個あるかな?手はどのように組んでいるかな?と目の前の大きな大仏をよく見て描いていきます。細かいところまで丁寧に描きます。みんなが本物そっくりでダイナミックな大仏を描くことが出来ました。大仏に観光しに来た他の方々もみんなの絵を見て驚きます。特に海外からの観光客の方々がとても興味深げで、描き上げるまで見守ってくださる方までいらっしゃいました。この子達の絵はなんて上手なの!思わず子どもたちの絵を写真で撮る方もいらっしゃいました。子ども達も言葉は分からずとも、言葉の雰囲気から何を言われているのかを感じ取っているようでポンキーを持つ手がどんどん進みました!

絵を描き終わったら今度はお線香を立てて煙を浴びます。煙がどの方向に出ているかを見定めて手で煙を自分の方に持ってきます。なかには頭が良くなりますようにと願いを込める子もいました。
あっという間に時間が過ぎて、海に行く時間となりました。すると、なんと上手な大仏の絵を描いたお礼に大仏様から交通安全のお守りをいただきました。

《冷たい!冬の海で遊びましょう!》
大仏を後にして海に向かいます。海に向かって住宅街を歩いていると、突然綺麗な海が見えてきました。海が見えた途端、みんなで一斉に海に向かって走り始めます。よっぽど海が好きなのかものすごいスピードで海に向かい、あっという間に砂浜に到着しました。
今日は小寒、海にいってもまさか入るつもりでいるとは微塵も考えていなかった我々の予想は大外れ、子ども達は海で遊ぶ気満々であっという間に靴と靴下を脱いで海へ走り出しました。
冷たい!素足で入るからこそ冬の海の冷たさを足全体に感じます。それでもすぐに慣れて気にすることなく遊び始めました。波が来るよ!と言いながら押し寄せてくる波を思いっきり飛び越えます。貝殻があるよ!今度は綺麗な貝殻を集めます。他にはタオルを濡らして遊ぶ子もいました。この日は肌寒い冬の日でさらにズボンがずぶ濡れの子もいましたが、
気がつけばみんなが半袖になって思いっきり遊んでいました。
一通り遊び終えるとお昼ご飯の時間となりました。このあと何をしようか?とお昼ご飯の後に何をするかを話しながら食べます。思いっきり遊んでよっぽどお腹が空いたのかみんなあっという間に食べ終わりました。

《砂浜お絵描き!砂浜トレーニング!》
ご飯を食べ終えたらまた遊び始めます。まずは砂浜にお絵描きをすることにしました。お絵描きがしやすそうな棒を取ってきて、絵を描きます。自分が得意な絵を描く子もいれば、お正月にまつわる食べ物を書いて欲しいという要望に応えてだてまきの絵を描く子もいました。
お絵描きが終わると今度は延々と続く砂浜が途切れるところまで走ることにしました。砂浜なのでとても走りにくくトレーニングになります。走り始めはみんな思いっきり走り始めます。しかし、一見すると近く見えるゴールもなかなか近づいてこず、さらに砂浜に足が取られるため、だんだん疲れてきて走るペースも落ちてきます。それでも諦めずに走り続けます。走っていると海に繋がる川が姿を現しました。その川幅は広いため、飛び越えることが難しそうでした。なんとか飛び越えられるところはないかと探しますが、なかなかありません。渡ることを諦める子も居ましたが、諦めない子も居ました。その子たちは、波が引いたところで少し通れそうなところがあることを発見しました。波の引くタイミングを見て素早く渡ります。少し濡れてしまいましたが、渡ることに成功しました。川を渡った子達は、また走り始めます。先頭は、最年少のK君でした。周りの子達が疲れ始めて弱音を吐いているなか、K君はずっと走り続けます。そんなK君の姿を見て周りの子も感化されたのか、もう一度ギアを上げて走ります。みんなが一生懸命走っているとゴールが見えてきてやっとのことでゴールに到着しました。ゴールに到着したら今度はまた来た道を帰る必要がありましたが、今度はみんな弱音を吐かずにあっという間に元の位置に戻って来ました。戻って来たところで帰る時間となり、片付けをして出発です。

《いろいろな電車に乗りながら田園調布へ》
帰りは行きとは違った帰り方で田園調布に向かいます。まずは、長谷駅から江ノ島駅まで江ノ島電鉄に乗ります。車内から見えるオーシャンビューを楽しみました。また反対方面に向かう電車に向かって、すれ違いざまに手を振ったりもしました。そして、江ノ島駅に着くと、そこから大船駅までは湘南モノレールに乗りました。これは、上からぶら下がっているタイプのモノレールでどんな仕組みなのだろう?と、みんなで話し合いながら空中散歩を楽しみました。そして、大船駅に着くと湘南新宿ラインに乗りかえて、横浜駅に向かいます。湘南新宿ラインはとても空いていて、みんなで席に座れました。しかし、今日の疲れもあってか、みんな重たそうな瞼でしたが、元気を振り絞ってなんとか頑張りました。そして、横浜駅から最後は東横線に乗るのですが、今日は高徳院の大仏様のところで交通安全のおまもりをいただきました。それも相まって、新小学一年生を中心に「かばんを前に持ってきて抱っこするようにして持ったほうがいいのかな」とか「次こっちの扉が開くけど、降りる人のために一回降りたほうがいいのかな」など、交通マナーをみんなで一緒に考えながら田園調布駅に帰ってきました。

《アルバム》

2023.1.6の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R 初詣遠足 20230106
閲覧期限:2023年1月12日

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